ホルンUです。
思い返せば、かれこれ50年ほどホルンと付き合っていることになります。
飽きずに続けてきましたが、ここ最近は「あと何年吹ける?」という気持ちが強いです。
既に還暦を超え、演奏とは関係ない日常での諸々の身体機能の減退に気付く今日この頃、実際のところ、いつまで続けられるものでしょうか。
最近めっきり便利になったスマホに意見を求めてみます。
管楽器なので、いわゆる循環器機能は重要です。
だいたい75歳くらいで底になる(それ以後はあまり変わらない)とスマホが言ってます。
ところが、世のアマチュア奏者には70超えても普通にホルンを吹いておられるレジェンドな先達がそこそこ居らっしゃるので、まあ個人差はあるにせよこれ(循環器)は辞める辞めないの目安にはならなさそうです。
聴覚はどうでしょうか。
高音域は蝸牛の入口側で感知するので機能減退しやすい、更には外耳道共鳴との関連で4千ヘルツ周辺が障害されやすい、とスマホが言ってます。
まあそうなんでしょうが、オーケストラや吹奏楽団体で演奏する時って、聞こえるかどうかよりも、いかにして周りの騒音(笑)から己の耳を守るかのほうが重要な気がします。
こないだのショスタコービチ交響曲は耳栓して吹きました。⇐本当
個人的には、耳栓さえあれば、まだまだ演奏を続けられそうな気がします。
なんかヘンですが・・
※ 一応真面目な話を。いわゆる「聞こえる」音と、「骨伝導」音とのせめぎあいに慣れる必要があります。
さて、スポーツの世界ではインナーマッスルとアウターマッスルとか、早筋と遅筋というような区別がある、とスマホが言ってます。
金管楽器は自分の唇を使って発音しますが、唇自体は筋肉ではありません。
当然ながら周りの筋肉を活用して唇を支えることになるので、顔の表面に近いところにある筋肉の衰えは影響が大きいように思います。
おそらくいわゆるアウターマッスルなんでしょうね。
イメージが湧かない人はマンガ「進撃の巨人」を読んでみてください。
ところが、職業演奏家先生からは、しばしばインナーマッスルと演奏の関連性についてお話を聞きます。
管楽器は日常生活ではまずやらないレベルで大きく息を吸ったり吐いたりを繰り返します。
この作業にインナーマッスルがかなり関わっているそうで、練習前にしっかりケアすべきなんだそうです。
しかしながら急にやると、ギックリしたりするので要注意ですね。生兵法は怪我のもとです。
それこそそんなことで演奏活動ができなくなるのは残念だろうと思いますし。
ところで、金管楽器の音色・音質を決める要因は、奏者の唇、歯並び、口腔内の形、気管などその人固有の身体的なものが大きい、とスマホが言ってます。
人間の身体は加齢によってかなり変化するらしいので、唇の柔らかさが減退すれば音色・音質が硬く、もしくは粗くなるかもしれません。
更に言えば、滑舌が悪くなると明瞭なアタック(発音)は難しくなってくるでしょう。
前歯ではないとしても、歯が抜けるとマウスピースに掛かる圧力バランスが変わるので、発音ひいては演奏全般に影響が出るのは仕方のないことだと思います。
まあそんなこんなで、自分の感覚(出したい音)と現実(出ている音)との差が自分の精神的閾値を超えたときに「引き際になったか」と悟るのだろうと想像しています。
といいつつ、加齢もそんな悪いことばかりではありません。
歳を重ねて味わい深い演奏ができるようになるという側面も、あると思う(あって欲しい)のです。
インテンポで演奏しているつもりだったのに、録音聴いたら周りより半拍遅かったとか、ハモってるつもりだったけど、楽譜にない微分音を出していたというようなカラオケな事態になっても、「それが味わいじゃよ」としらばっくれることができるなら、まだまだ大丈夫ですね。
え?それは年齢に関係ないんじゃないかって・・
ホルンU