2025年12月31日

アンサンブル


 アンサンブル(ensemble)を検索すると「フランス語で、集団、物などのひとそろい、音楽用語では2人以上が同時に演奏すること」
との事でした。また、演奏のバランスや息の合った様子を「アンサンブルが良い」という表現もあります。

 八幡市民オーケストラは普段はオーケストラでの演奏が主体ですが、年に一度アンサンブル発表会を行なっています。
秋の定期演奏会が終わったらあちこちでアンサンブルの相談が始まり、例年10〜15(ぐらい?)の団体が参加します。弦楽四重奏、木管五重奏、金管アンサンブル、パート単位でのアンサンブルなど多岐にわたり、曲目もクラシックだけでなくポップスやジブリなど様々です。

 アンサンブル大好きな私としては楽しみなイベントですが、弦楽器の人間にとって自分の音が丸裸〜なプレッシャーにいかに打ち勝つか。。管打楽器の方々、尊敬します。

 次回の室内学発表会は1/10(土)を予定しています。入場無料ですので皆さまのご来場をお待ちしています。

  2026年1月10日(土)
  13時開演
  八幡文化センター 小ホール

次回は何をしようかな〜 Va
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2025年12月07日

譜めくり考

先週11月30日に無事に第64回定期演奏会を終えることができました。運営委員の一人として団内外の皆さんのご協力に感謝いたします。と挨拶を終えたところで、やっぱり奏者としての目線で一度取り上げたかった、日常的な演奏の動作について書くことにします。

譜めくり。ここでは、楽譜をめくることを指します。
まず、譜めくりしなければならない状況を整理しましょう。
暗譜せずに楽譜を見ながら演奏する状況で、見開きで終わらない長さの曲において、譜めくりが必要となってくると考えられます。

1、2ページで終わる曲の場合、譜めくりは要りません。譜めくりをしなければならないのは3ページ以上の譜面であることが多いでしょう。
譜めくりを避けようとして長〜く貼り付けたり、縮小して1ページに何枚か分を納めることもありますが、譜面台からの落下や、音符がゴマ粒サイズだったり、あるいは次のページが上下左右斜めどう進むのか見失う、など別の危険があります。事故って、めくった方が良かったかも、、、というケースもあるので注意が必要です。
暗譜が得意な方にとっては、譜めくりの方が大変なこともあるようです。「めくるの嫌だから覚えちゃった」というのは時々聞きます。嫌味かと思っていましたが本当のようです。とはいうものの、ソロではなく、オーケストラ曲などアンサンブルの必要な作品の楽器奏者は楽譜を見ながら、というのが基本ですので、ある程度の長さを持った曲に取り組む場合は、譜めくりがあると覚悟しておくことをおすすめします。

さて、次に譜めくりがどのようになされるか分析してみましょう。
オーケストラという私たちの活動実態に合わせるとともに、筆者の経験を材料とするため、ここからはオーケストラの弦楽器における譜めくりを取り上げます。

譜面をめくる順番は

1.右ページの最後の段の小節に音符がある場合
1-1演奏を中断する。
1-2弓を右手から左手に持ち替える。
1-3プルト表の奏者の演奏の妨げにならないよう控えめに、しかし確実に右ページの右下約二センチ角をつまむ。その際正しく1枚だけつまむことに留意する。
1-4進行する音楽の流れに紛れ込むよう細心の注意を払いながらめくる。
1-5自身の演奏を再開する。「プルト裏奏者はそのように演奏するように初めから楽譜に書いてありました」というような顔をしているのが望ましい。

2.めくるページの最後数小節に休符がある場合
2-1楽器を下ろし、ネックを持つ左手で弓を併せ持つ。
2-2休みの小節のカウントが正しいかを確認する。
2-3自分に確信が持てなくてもプルト表奏者の顔色をさりげなく窺い、数を間違えていなさそうであればそこでめくる。この確認作業は、あとで入りを間違えた際に責任を転嫁するために非常に重要である。めくる際の注意は1-3、1-4と同様。
2-4あらゆる場合においても、決して周囲に動揺を悟られないようにする。
2-5プルト表奏者が楽器を構えたら分かっていたとばかりに楽器を構え、平然と弾き始める。

この順番通りにすれば誰でも楽譜がめくれるようになります。
こうして安心して譜めくりできるようになっても、日々の演奏の中で私たちは恐ろしい譜めくりに遭遇することがあります。心の備えのために、そのいくつかを知っておくことは役に立つかもしれません。
極端に速い曲調で、しかもめくる前も後も音符がぎっしりである。
→諦めが肝心ではある。とはいうものの、楽器を下ろしてしまい明らかに弾く気がないのがバレるのはよろしくない。この場合、弓は右手に持ったまま、めくる動作を大げさに素早く行うと、弾いてない範囲が多くても見栄えがする。
どこかのセクションが美しく弾いていたり、下手をすると誰かのソロの裏。非常に精神的負荷が大きいうえ、まかり間違ってめくりによってソロの邪魔をすると、恨みを買う。
→めくりの動作自体が伴奏になるように心がけるとうまく行くこともある。
ゲネラルパウゼの前後。
→もしうっかりしていてめくり遅れてGPの小節を迎えてしまったら、入るのが遅れても良いからオーケストラの音が出てからめくる。あとで表奏者に謝らなくてはならない事案。また1プルトがこれをやってはいけない。

このような恐怖体験を積むことで、神経が太くなり、いつでも涼しい顔で演奏できるようになるかと言えばそうでもありませんが、この考察が私たちオーケストラ奏者の楽しい譜めくりライフの一助となるよう願っています。


運営委員であることをいつも忘れているB
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2025年11月29日

スコアを読む


今回はトレーナーの担当ということで、久しぶりに順番が回ってきました。

さて、トレーナーのお仕事は、日々の練習を楽しく有意義なものにすること。そのためには、それなりに曲を勉強しなければならず、実際トレーナーをするようになってからは、担当曲のスコアはそこそこきちんと読むようにしています。ということで、今回はスコアをどう読んでいるかについて書こうと思います。なお、スコア・リーディングをきちんと勉強したことがあるわけではないので、かなり我流のお話です。

まずは曲の構造を確認します。ソナタ形式なら、提示部がここまでで、展開部があって、再現部がここから、とか、第1主題がこれで、第2主題がこれで、とか。解説付きのスコアなら書いてくれているので、単なる確認といったところです。

次の作業は、大まかに言って二つあって、一つは楽器の役割分担の確認、もう一つはフレーズを把握することです。楽器の役割分担については、主旋律、副旋律の担当はどの楽器か、同じ音型をやっているのはどの楽器たちか、といったことを見ます。知ってる曲ならば、この作業はスコアの模様(音型パターン)を眺めるだけで、あまり頭を使わずにすませることができます。その後は、楽器間の受け渡しとか、バランスとかを詳しく見ていきます。

フレーズについては、どこからどこまでが一つのフレーズで、そのフレーズの一番大事な音はどれかということを考えます。ただし、全曲にわたって詳しく見るわけではなく、まずは主題など大事で目立つ箇所を見ます。それと、意識して演奏した方がよさそうなモチーフをチェックします。フレーズを見ているときは、最も音楽を考えている気分になります。また、フレーズの抑揚を細かに見ようとすることは、楽譜を読めるようになる早道だと自分では感じています。

これらに加えて、本来ならば和声進行を理解することも、スコアを読む基本作業の一つだとは思いますが、残念ながら自分の手には余るし、そこまで時間をかけられないので、聞き覚えに頼っています。ただ、フレーズの把握ともかかわりますが、カデンツ(フレーズの句読点にあたる箇所)だけはなるべく和音も見るようにしています。

最近こだわりをもっているのは、ダイナミックス(fとかpとか)とその変化(クレッシェンドやデクレシェンド)、アクセント記号(>とかsfとか)です。というのも、スコアを読むときには、作曲家がどういう表現をしたくて(してもらいたくて)こういう書き方をしたのかなあということを想像したいところですが、ダイナミックスなどの指定にはそれがわかりやすく現れているからです。また、演奏する側にとっても、ちょっと注意すれば(記号を見逃さなければ)できることなので、コスパがいい(?)ですよね。

もちろん初見大会までにきちんとスコアを読んで練習に臨んでいるわけではありません。毎週の練習の過程で、スコアを徐々に読み込んでいき、曲の理解を深めるようにしています。あと、客演指揮者の練習では、スコアの読み方についてなるほど!と感心することも多く、日々是勉強ですね。

スコアを読むことについては、ほかにも自分なりに意識していることがいくつかありますが、すでにけっこう長くなったので今回はこの辺にしておこうと思います。まあ、こんな話はのんびり飲みながらやりたいものですね。

次回は謝肉祭担当
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2025年11月01日

続・楽器を始めたきっかけ

ブログのネタに困り(笑)過去の自分の投稿を見ていたら、10年前!のこんなのが出てきました。

楽器を始めたきっかけ
http://yawata.sblo.jp/article/111569048.html

当時幼児〜小学校低学年だった我が家の三姉妹も、今や中学生〜大学生。
分かりやすく全員中学校で吹奏楽部に入りました(担当楽器はココではナイショにしておきます)。
吹奏楽部の常で第1希望の楽器になった子もそうでない子もいますが、すぐに馴染んでそれぞれ満喫。

ここまでは想像通り。
・・・高校もそのまま吹奏楽部で同じ楽器をするのかな、というのが、田舎出身で選択肢の少なかった母の想像だったのですが。

大学生
昔からオケの曲聴くの大好き。
なんと高校生でオケに入る機会に恵まれたのでそちらへ。あっさりと弦楽器に転向!
マイ楽器をお供に大学オケでも満喫中。

高校生
聴くのも好きだけど楽器を吹くのが好き。オケの曲はよくわからん(笑)。
高校でも楽器は続けたいけど吹奏楽部はハードそう・・・あ、こっちも楽しそう!で、
なんと同じ楽器でジャズ研に転向!

・・・どっちも吹奏楽部行かなかった。
いやぁ、いろんな選択肢があるもんですねぇ・・・

まだ今後(特に中高生は)楽器が変わるかもしれませんが、やはり学生のうちにじっくり集団で演奏にのめりこむ&楽器の技術を身に着ける機会は、社会人になってからも音楽を楽しむベースとして貴重だなぁ、と子どもたちを眺めながら思っています。

下二人にも大学生くらいになったらお供の楽器を買う心づもりを・・・何になるかな?


中低音ファミリーの母 あ
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2025年10月06日

息抜きにおすすめ

先月末、いつもお世話になっている圓満院での合宿を終えました
例年ですと合宿が終わると本番まで残すところ約1カ月、ギアを上げてラストスパートの時期ですが、今年は演奏会開催が11月末ということで例年より1カ月時間に余裕があります
この1カ月、メンバーは演奏精度を上げるべく個人練習に励まれることと思いますが、根を詰めると逆効果なこともあるので、そんなときに息抜き出来そうな八幡市内の場所を紹介します

八幡市といえば石清水八幡宮や松花堂庭園、背割堤の桜並木を思い浮かべられるかたが多いと思いますので、今回はそれ以外の場所を紹介します

まずは聖地巡礼・ロケ地を3か所ほど
1つ目は最近有名になった映画「国宝」のロケ地「レストラン百花園」
石清水八幡宮駅から徒歩20分くらいなのでちょっと遠いかなぁ
映画内で登場人物が食べていたハンバーグやオムライスもいいですが、私のイチオシは半月弁当です
次は駅から近いところで「飛行神社」
連続テレビ小説「舞いあがれ」で主人公が航空学校受験のさいに両親から貰った合格祈願の御守りがここの御守りだったとか
そのお守りには「カラス型飛行機」があしらわれていて、そのカラス型飛行機の模型は八幡市文化センター大ホールロビーに展示されています
3つ目は上津屋橋、通称「流れ橋」
昔から時代劇のロケでよく使われていたのでご存知のかたも多いかも
この橋は356.5メートルの木造で増水時に橋板が流れる仕組みになっていて、欄干がないので時代劇の撮影にもってこいの景観です
映画「レジェンド&バタフライ」でも撮影が行われたそうです
石清水八幡宮駅からはかなり遠いので、駅前の観光協会でレンタルレクルするのがおすすめです(所要時間約30分)

続いて、市内の名所としていくつか紹介します
駅に近いところでは、神應寺、相槌神社、単伝庵
3か所とも駅から徒歩で10分くらい
神應寺は石清水八幡宮を開いた行教の創建と伝えられていて、寺の紋は豊臣と徳川の家紋がふたつ並ぶ珍しいものだそう
相槌神社は天下五剣のひとつ「童子切安綱」を造った伯耆安綱(ほうきやすつな)と稲荷大神が山の井の水を用い、名刀「髪切」「膝丸」を造った場所だそう
単伝庵は別名「らくがき寺」と呼ばれていて、境内にある大黒堂の白壁に願いを書く「らくがき祈願」で有名です
また400年前に刻まれたと伝わる良縁祈願・縁結びの比翼地蔵尊も祀られています

最後に石清水八幡宮駅から文化センター、文化センターから男山公民館までの道中にある名所を3つ紹介します
1つ目は善法律寺
足利義満の母・良子の菩提寺で良子が寄贈したモミジにちなんで「もみじ寺」とも呼ばれています。
11月にもみじライトアップが行われます
2つ目は正法寺
鎌倉時代に開かれ、室町時代には後奈良天皇の勅願寺となり、その後徳川家康の側室・お亀の方の菩提寺として栄えました
3つ目は八角堂
慶長12年(1607年)に豊臣秀頼が再建した八角形(隅切り角)の仏堂で、明治の神仏分離により現在地に移築されました
保存修理され、往年の彩色が蘇っています
男山公民館から徒歩15分くらいです

それぞれ簡単な紹介しかできませんでしたがいかがだったでしょうか
ぜひ、練習前に巡ってみてください


Trp N
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2025年09月14日

魂柱、倒れる。

みなさん、「魂柱が倒れたら大変なことになる、魂柱だけは絶対倒したらあかん…」…なんか子どもの時そう信じてたりしてませんでした?まあ子どもの時っていうかわたしの場合、この前までだったんですけど。それで結論だけいうと、まあご想像のとおり楽器には何も起こらなかったんですけど。

 3年ぶりに八幡オケに復帰することになって、ブラ2ということで張り切って弦を張り替えようとしたらなんか変なんですよ。なんとなーくの違和感。見た目?重さ?よくわからないけど、ん?なんだ?と思って楽器動かしたら、カラカラ…って音が。大事なことなんで2回言います、カラカラ…って音が。しかも結構綺麗な音が…。 

 「あ、あ、あ、あ?」ってカオナシみたいに口からあしか出なくなりながらf字孔を覗いたら、ないんですよね、魂柱が。なんかあれでした、魂柱のないチェロの中身って、心許ないというか、がらんどうで、ビジュアル的にも魂がない感じでしたわ…。思わずチェロを横にして、波の音を小豆を使って再現するみたいに傾けてみたら、カラカラカラカラ…って綺麗な音と共に転がる棒、もとい魂柱。

 そこで思い出すわけですよ、冒頭の一文を。大変なことがどういうことかわからないけど、ルパン三世の走りながら壊れていく車が脳裏をよぎります。魂柱で保たれていた均衡が崩れて崩壊するチェロ。慌ててベッドにチェロ横たえ、チェロからは距離をおいてしばし眺める…まあ何も起こらない。しかし口からは相変わらず「あ、あ、あ…」とカオナシです。

 今すぐ崩壊するわけじゃないみたいですけどどうにもならないので、とりあえず靴下をはいて(冷え対策)、走って近くの楽器屋さんに向かいました。楽器屋さん、突然現れて「あ、あ、あ…」しか言わないカオナシに、「大丈夫、大丈夫、落ち着いて。どうしたん?」と。事情を話すと、すぐ直るから今から持っておいで、走らんでいいしなと、まさに天からの声!…走って来たのバレてるし。

 家に着く頃には人間に戻ってきたカオナシは、おふとんに埋もれるチェロを見て、「え、ちょっと弾いてみる?どんな音鳴んの?」と余裕の表情。しかし油断は禁物です、弾いたら均衡が崩れて崩壊するかも!と頭を振って好奇心を抑えました。勝って兜の緒を締めよです!なんか意味違う気もしますが、直るってわかった時点で勝った気分になったんでしょう。

 その後、楽器屋さんにすり足でチェロを持って行ったのですが(崩壊対策、振動を与えぬよう)、他にも不具合があり当日中にチェロが直らないことが発覚。ちょっと悲しくなってうるっときてしまい、楽器屋さんに慰められる始末。やだなあ、こんな情緒不安定な客。

 数日たって帰ってきたチェロを弾くと、なんということでしょう、前よりいい音になっているではないですか!もしかして長年使っているうちに魂柱の位置がずれていたのかも、怪我の功名とはまさにこのことではないしょうか!と喜んでしまい、あんなにパニクって悲しくなったり反省したりしていたはずなのに、喉元過ぎれば…の結末でした。

 ということで、みなさん、魂柱が倒れたら本人的には大変なことにはなるかもしれませんが、楽器は崩壊しませんよ、とわたし以外には周知なんだろう事実をお知らせして今回は終わらせていただきます。これからもよろしくお願いします。

最近カオナシになりがち
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2025年09月10日

いよいよ

先日、今期初めて中井先生をお迎えしての練習がありました。
どの指揮者の先生をお迎えする時も、初回の練習前はドキドキします(私だけ?)。
どんなテンポでされるんだろうとか、どんな指示だされるんだろうとか、ついていけるかなとか、グルグル考えてしまいます。
でも、始まってしまえば楽しいんですけどね。
先生の最初の一振りに、みんなの意識が集まる緊張感みたいなのも好きなんですけどね。
そんな複雑な心境で、毎回指揮者の先生方の練習日を迎えております。

この歳で新人になったVn>
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2025年07月27日

いつまで吹き続けられるのか

ホルンUです。
思い返せば、かれこれ50年ほどホルンと付き合っていることになります。
飽きずに続けてきましたが、ここ最近は「あと何年吹ける?」という気持ちが強いです。
既に還暦を超え、演奏とは関係ない日常での諸々の身体機能の減退に気付く今日この頃、実際のところ、いつまで続けられるものでしょうか。
最近めっきり便利になったスマホに意見を求めてみます。

管楽器なので、いわゆる循環器機能は重要です。
だいたい75歳くらいで底になる(それ以後はあまり変わらない)とスマホが言ってます。
ところが、世のアマチュア奏者には70超えても普通にホルンを吹いておられるレジェンドな先達がそこそこ居らっしゃるので、まあ個人差はあるにせよこれ(循環器)は辞める辞めないの目安にはならなさそうです。

聴覚はどうでしょうか。
高音域は蝸牛の入口側で感知するので機能減退しやすい、更には外耳道共鳴との関連で4千ヘルツ周辺が障害されやすい、とスマホが言ってます。
まあそうなんでしょうが、オーケストラや吹奏楽団体で演奏する時って、聞こえるかどうかよりも、いかにして周りの騒音(笑)から己の耳を守るかのほうが重要な気がします。
こないだのショスタコービチ交響曲は耳栓して吹きました。⇐本当
個人的には、耳栓さえあれば、まだまだ演奏を続けられそうな気がします。
なんかヘンですが・・
※ 一応真面目な話を。いわゆる「聞こえる」音と、「骨伝導」音とのせめぎあいに慣れる必要があります。

さて、スポーツの世界ではインナーマッスルとアウターマッスルとか、早筋と遅筋というような区別がある、とスマホが言ってます。
金管楽器は自分の唇を使って発音しますが、唇自体は筋肉ではありません。
当然ながら周りの筋肉を活用して唇を支えることになるので、顔の表面に近いところにある筋肉の衰えは影響が大きいように思います。
おそらくいわゆるアウターマッスルなんでしょうね。
イメージが湧かない人はマンガ「進撃の巨人」を読んでみてください。
ところが、職業演奏家先生からは、しばしばインナーマッスルと演奏の関連性についてお話を聞きます。
管楽器は日常生活ではまずやらないレベルで大きく息を吸ったり吐いたりを繰り返します。
この作業にインナーマッスルがかなり関わっているそうで、練習前にしっかりケアすべきなんだそうです。
しかしながら急にやると、ギックリしたりするので要注意ですね。生兵法は怪我のもとです。
それこそそんなことで演奏活動ができなくなるのは残念だろうと思いますし。

ところで、金管楽器の音色・音質を決める要因は、奏者の唇、歯並び、口腔内の形、気管などその人固有の身体的なものが大きい、とスマホが言ってます。
人間の身体は加齢によってかなり変化するらしいので、唇の柔らかさが減退すれば音色・音質が硬く、もしくは粗くなるかもしれません。
更に言えば、滑舌が悪くなると明瞭なアタック(発音)は難しくなってくるでしょう。
前歯ではないとしても、歯が抜けるとマウスピースに掛かる圧力バランスが変わるので、発音ひいては演奏全般に影響が出るのは仕方のないことだと思います。
まあそんなこんなで、自分の感覚(出したい音)と現実(出ている音)との差が自分の精神的閾値を超えたときに「引き際になったか」と悟るのだろうと想像しています。

といいつつ、加齢もそんな悪いことばかりではありません。
歳を重ねて味わい深い演奏ができるようになるという側面も、あると思う(あって欲しい)のです。
インテンポで演奏しているつもりだったのに、録音聴いたら周りより半拍遅かったとか、ハモってるつもりだったけど、楽譜にない微分音を出していたというようなカラオケな事態になっても、「それが味わいじゃよ」としらばっくれることができるなら、まだまだ大丈夫ですね。
え?それは年齢に関係ないんじゃないかって・・

ホルンU
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2025年07月09日

改めて皆様へご挨拶

昨年よりこちらのオケにお邪魔させて頂き、まず率直に思ったのが皆様の音楽に対する真摯な姿勢を見て、自身ももっと頑張っていこうと思う事が出来て嬉しく思っています。

これからも自身が楽器を吹ける身体であり続ける限り、より上達出来る様に努めてまいります。

何より自分がもっとアンサンブルの曲もソロの曲も吹きたいけど、吹けない曲がいっぱい有り過ぎて、どこから手をつけたら良いか分からず、結局は基礎力の向上を追い続けるしかないのか、と思っています。(苦手を克服&出来る事をより昇華していくという両方が必要と思ってます)

もっとあーしたい、こーしたいと言う欲望を持ち続けられる限り上を目指していけると信じています。

その為に自身に日々小さな課題を与えて尚且つその目標に向かって期日を決めて達成していくのを繰り返していく、と言う反復なのかな?と。

皆様もお仕事やご家庭がある中での合間をぬっての練習でしょうから、学生の頃の様にいく訳がないと思います。

それでもこちらのオーケストラの皆様方はより良い音楽を目指してる姿勢が見てわかるので、本当に素敵な楽団だと思います。(前に居てた楽団が向上心を持って取り組んでおられる方が少なかったので)

そういう環境に自身が居させてもらえる事に感謝です。

尚且つ、次回定期演奏会のメインがブラームスの2番となればです!(昨年まで在籍していた楽団でも吹きました、1stを。出来なかった事も多々あったのでリベンジしたく1stを志願しました) ローブラスセクションのアンサンブルの力量が上がれば、こちらの楽団はもっとより重厚なオーケストラになると信じています。

この間のショスタコーヴィッチでもローブラスセクションがもっと良かったら、もう1段階レベルが上がった演奏が出来ていたであろうと思っています。

自身の想いを色々とお伝えさせて頂きましたが、何よりも結果を残していける様に努めてまいります。

これからもどうぞよろしくお願い致します。


あれ、2階に何しに来たんやっけ?
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2025年06月18日

祖母からのメッセージ

先日、祖母が96年の生涯を閉じました。
 家族葬を営むにあたり、祖母の子どもである私の母とその弟が、式の最中に流す音楽を決めることになりました。そして、何を流すことに決まったのか母に聞けぬまま葬儀の時間を迎えました。
 流れた音楽は2曲で、まず1曲目は童謡の『みかんの花咲く丘』です。これは祖母が生前よく歌っていた曲で、葬儀で耳にすると、祖母が台所で料理をしながら鼻歌混じりにこの曲を口ずさんでいる姿が思い浮かび、懐かしく感じられました。
 そしてもう1曲が松山千春さんの『大空と大地の中で』です。この曲が流れた瞬間、祖母のイメージとは一切結び付かず、私の頭の中はハテナでいっぱいになりました。後日母に選曲理由を尋ねて初めて知ったのですが、実は祖母はこの曲が大好きだったそうです。その昔、音楽にあまり興味がなかった祖母が、カーステレオから流れるこの曲を耳にして、めずらしく「これは何ていう歌?いい歌やなぁ…」としみじみ言い、その後も折に触れてこの曲が好きだと口にしていたそうです。祖母は家族のために黙々と家事をする人で、私が家に遊びに行っても忙しく動いていることがほとんどで、そういえば、祖母とゆっくり好きな音楽の話なんてしたことがなかったと気付かされました。恥ずかしながら、私はこの曲のタイトルとサビのメロディくらいしか知らなかったので、この機会にじっくり聴いてみると、雄大なメロディと歌詞に心打たれました。
 徳島の山奥で生まれ育ち、戦争で最愛の兄を亡くし、ガスと電気のある都会の生活に憧れて単身兵庫に移り住み、若かりし日の祖父と出会い、激務の夫を支えながら、子育ても家事も仕事も全力で取り組み、孫にも惜しみない愛情を注いでくれた祖母。もしかしたら祖母は、この曲に自分自身の人生を重ねていたのかもしれません。そして、亡くなる前は寝たきりになり、ほとんど会話ができないままの別れになってしまいましたが、この曲を通して「力の限り生きなさい」と祖母が私の背中を押してくれているように感じました。
 これまで私は、葬儀で流す音楽は故人を偲ぶためのものという認識しかありませんでしたが、残された人たちに対する故人からのメッセージにもなりうるのだと知ることができました。改めて音楽の持つ力を思い知ったと同時に、いつかは訪れる自分の葬儀には何の音楽を流したいのか、深く考えるようにもなりました。
 さて、そんな祖母が生涯愛し続けた夫は、数ヶ月後に100歳を迎えます。祖母の作る栄養満点の食事を摂り続けたおかげか、祖母のいない日々に寂しさを感じながらも、元気に趣味の絵を描いたり歌を歌ったり人生を謳歌しています。祖父は11月の定期演奏会で取り上げる芥川也寸志さんと同学年です。少しの縁を感じながら、大切に演奏したいと思います。

フルートHK
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