2015年11月29日

襟の穴

数年前のことである。
寒くなってきたので厚手のシャツを着ようとタンスから出してみると、なんと左の襟に1cmぐらいの大きな穴があいて中の芯が見えている。 良く見ると同じような穴の開いているシャツがいくつかある。虫が食ったにしては大きすぎるしなぁと思うが心当たりがない。仕方なく新しいシャツに替えた。
襟の穴 写真.jpg
次のシーズン、気が付けばまた同じような穴が開いている。それを繰り返して、安物だがお気に入りのシャツをいくつかだめにしてしまった。
ある日左の襟に今度は小さなほころびを発見。例の穴を思い出した。ピンときてトロンボーンを構えてみたところ、ほころびができたところにちょうどロータリーバルブが当たるではないか! 

レバーを引くことにより迂回管に切り替え、スライドをいっぱい伸ばさないと出ない音を伸ばさなくでも出すことができるこの便利な部品。私の楽器のロータリーバルブの周囲にはギザギザがついていて、ちょうどそこが襟に当たる。楽器を吹くと、体の動きで襟にやすりをかけているような具合になるのだろう。
練習熱心でいつも吹いているから、すぐに服に穴があいてしまうのかしら。いやいや、オケに着て行けるまともな服は限られているので、いつも同じ服ばかりにヤスリがかかりこんなことになるのかも。特にネルのシャツは引っ掛かりやすいようで、だいたいこれが犠牲になっている。こんな服着ていつもオケの練習に行っていたなんて。みんな思いやりがあるのか、いままで指摘されたことがない。そういえば家族からも。。。。
今の楽器を使い始めてもう20年弱経つのに、こんなことはここ数年。吹き方が変わったか、はたまた首回りが太ったか???

それはともかく、このままではどんどん服がだめになる。そこで思いついたのがヴァイオリンの人たちが楽器とあごの間にハンカチ(?)を入れているあの姿。
それ以来楽器を吹くときは左襟にハンカチをかぶせたりして、直接ギザギザが襟に当たらないようにしている。もちろん本番以外。
時々忘れて、いつのまにか穴が成長していたり、そのまま休憩中に歩き回ってハンカチを落としてしまったりいろいろ苦労している。他の楽器の人たちも何かしらこんな苦労があるのかしら。
宝くじさえ当たれば、これくらいなんでもないのに! そういえば年末ジャンボも発売されたし。


でも、買わないと当たらないですね、宝くじ。 (^^;
(ばすぽざうね)
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年11月14日

I live in Shiga, not Yawata.

今日は八幡市民オーケストラの団員の居住地域に関して話したいと思います。

やはり「八幡市民」と書いているので、
八幡市民の八幡市民による八幡市民のためのオーケストラ、とは思ってはいないでしょうか。

実は違います。

京都府内をはじめ、大阪、奈良、滋賀、兵庫、(なかには愛知や広島も!)様々なところから集まっています。
かくいう私も滋賀人です。We love Shiga, Yes!!

音楽をしたい、なんか集まってワチャワチャしたい!と思う方なら
誰でも八幡市民オーケストラへの門戸が開かれています!

そこのお姉さん、僕と八幡、しませんか?
(滋賀のフナムシ)
posted by 八幡市民オーケストラ at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年11月01日

第46回定期演奏会を終えて

運営委員長Uです。去る10月25日に第46回定期演奏会を無事終えることができました。当日は天候にも恵まれ、多数のお客様がお越しくださいました。この場を借りてお礼を申し上げます。
また、今回は客演指揮者に加えてソリストを二人お招きしました。勇んで作ってみたけど味がいまひとつの料理のような我々の演奏に、先生方は魔法の調味料を加えてくださいました。濃厚な音楽の時間を共有くださったことに感謝したいと思います。

さて、今回のプログラムは客演指揮の井村誠貴先生をして「3曲ともステーキ」と言わしめただけあって、とても食べ応えがありました。
まずはワーグナー。人の声の説得力というものを改めて感じました。ソリスト並河寿美さんが作り出す圧倒的な世界観に酔いながらの演奏は素晴らしい時間でした。楽器で音を出す時にしばしば「歌うように」という言い方をしますが、ステージ上で実際にソリストとご一緒してその濃厚な味わいにしびれました。われわれが器楽であれだけの表現力を発揮するのはなかなか難しいと思いますが、この経験を活かして「表現するとは?」という意識を持ち続けたいという思いを新たにしました。

次にバルトーク。われわれは数年前に彼のヴァイオリン協奏曲を演奏した経験がありますが、あいかわらずこの作曲家特有の不可思議な和声感に悩まされ、さらにソリスト河内仁志さんのメリハリの効いたテンポ設定に目が点になりました。初合わせでは疾走するソリストについていけず迷子が大量発生したりしましたが、終わってみれば大作曲家の遺作を若々しい感性で新しい味付けにする作業に立ち会えたことはたいへん興味深い体験でした。河内さんご本人はとてもシャイな方なのに演奏には確固たる芯があり、まったくブレませんでした。「意思を持って演奏する」ことを意識しなくてはという思いを新たにしました。

さらにシベリウス。拍頭を外した音が多用されていることによる不安定感に惑わされ、透明感が出ないまま粘ついた状態から脱却するのに難渋していました。これに対し井村先生からは音色、発音、更に音の終端処理などの素材の取り扱い方法や細かな味付けについて様々な示唆を頂戴しました。そうすると音楽が流れ始め、瑞々しく響くようになりました。かなり苦労しましたが、本番直前になんとかシベリウスっぽい響きがするようになったと思います。構造をしっかりさせる(縦を合わせる)ことはもちろん重要なのですが、「神は細部に宿る」ということを忘れてはならないという思いを新たにしました。

既に団員各位がそれぞれの感想をSNSやブログで投稿されていて、概ね「楽しかった」というものが多いのは運営側として嬉しいことです。個人的には「楽しかった」のその先に、今回のような体験を糧としてさらに高いところや深いところへ行ってみたい、それを表現したいという欲求を禁じ得ないというのが正直な感想です。まだまだ伸びしろがあると思います。

さて最後に、八幡市民オケの次回演奏会出演は年明け2016年1月31日の「やわた市民音楽祭」です。シベリウス「フィンランディア」、ベートーヴェン「運命」、平野一郎「八幡大縁起(はちまんだいえんぎ)」を演奏します。八幡大縁起は5年前に世界初演した管弦楽曲「八幡縁起」の拡大版で、百数十名の合唱団を加えて総勢二百名超で演奏する壮大な音楽絵巻きです。もちろんこれも世界初演!ご来場をお待ちしています。
(運営委員長U)
posted by 八幡市民オーケストラ at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記