2016年11月18日

世代交代

 4年ぶりにトレーナーを拝命しました。久しぶりに指揮台から眺める八幡オケの様子は4年前とは明らかに違いがありました。全体にレベルが向上していること、特に弦楽器の充実ぶりがあらためて実感できました。弦楽器は、多少入れ替わりがあるにしろ、若い人が増えて年齢バランスが良くなって、技術的にも安定しているように感じます。とりわけバイオリンがしっかりしているのはアマチュアオケとしてはありがたいことですね。こちらからお願いすることに対する反応の良さ、対応力は以前とは比べ物になりません。これはひとえにA氏はじめとするこれまでのトレーナー陣の努力のおかげかと思います。また外部トレーナーの招聘を積極的に行うなど運営の施策が効を奏しているものと思います。
 一方管楽器も益々円熟して、レベルの高さは維持しているようですが、同時に平均年齢の高さも維持していますね。15年間付き合っていただいている某指揮者をして「15年間あんまり変わらんなあ」と言わしめた光景であります。仕事や学業の諸々の事情があるにせよ、残念ながら若い人が定着していないというのが現実です。ベテランの管楽器奏者が揃っているということはそれだけ経験も深く技術的にも高いものを習得しているということなのでそれは決して悪いことではありませんが、例えば私ぐらい歳をとると、だんだん舌が思うように動かなくなり、指との連携がうまくいかない状態に陥り、そう遠くない時期に破たんをきたすことになるでしょう。体力的にもだんだん辛いことになってゆきます。そうなると、管楽器は弦楽器と違って一人ずつ自分の楽譜を持っており、個人の状態がそのままオケの出来不出来に反映されることもあるため、パートとして責任を全うできなくなり、周囲にも迷惑をかけるという事態に陥ります。このままですと5年後、10年後の管楽器の状況が心配です。今話題の「オケ老人」の集まりになってしまうかも・・・。
 今のうちに若い人の勧誘を積極的に行い、できるだけ早く主要なポストについてもらって将来の八幡オケを支えてもらうという、世代交代のアクションを強化しないといけないのではないでしょうか。またこれは各パートに任せずオケ全体のプログラムとしての取り組みが必要かもしれません。
以上一番心配の種になりそうな年寄りの感想でした。

ともあれ、まずは演奏会を乗り切りましょう!!

​​​​
​​​​​​​​谷(Fg)
posted by 八幡市民オーケストラ at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年11月11日

オーボエ奏者は禿げる?

私はアラフォーのオーボエ吹きです。オーボエを始めた二十ウン年前は、家系的にそうでもないこともあって全く気にしていなかったことが、この歳になって徐々に気になるようになってきました。それは・・・ずばり「オーボエ奏者は禿げる」という噂です。特に前頭部が危ないと聞きます。あまり言いたくはないのですが、私自身の実感としても、前頭部は少しずつ白髪が目につくようになってきました。

この噂、では本当なのでしょうか?私はこれまでこう思っていました。ネットが発達しておらず、今ほど頻繁に有名ソリストや外国のオーケストラの来日公演などが行われていなかった昔に、一部の超有名奏者の姿形だけがオーボエ奏者の代表的イメージとなり、噂につながっただけではないのか、と。そこでちょっと調べてみることにしました。

やり方としては、Googleで「オーボエ奏者」を検索した場合に、「ウェブで人気」として帯で表示される数々の有名オーボエ奏者のうち、「男性」「私より上の年齢」「画像検索で現在(もしくは晩年)の写真と、昔の写真が見つかる」という条件を満たす奏者をピックアップして調査対象としました。またこれだけでは日本人奏者が少ないので、上の条件を満たす代表的日本人奏者5名も調査対象に加えました。

さてその調査結果ですが、次のようになりました。
・現在(もしくは晩年)、前頭部に髪の毛がない 6名
・現在(もしくは晩年)、前頭部の髪の毛がかなり薄い 3名
・現在(もしくは晩年)、前頭部の髪の毛に問題はなさそう 9名

結果、半々といったところでしょうか。しかし自分で指摘するのも何ですが、この調査結果には問題があります。前頭部に髪の毛がないとした6名には、今も昔も、もともと髪の毛のない奏者、亡く子も黙るH氏や現代オーボエ界を席巻するL氏などが含まれてしまっているからです。昔はしっかり髪の毛があって、現在は前頭部の髪の毛を失ってしまったことがはっきり分かったのは、パリ管創設期のメンバーで現在も一線級で演奏活動を続けるB氏くらいのものでした。

では個別の奏者をもう少し見ていきましょう。Bフィル定年後も精力的に活動を続けるS氏は昔も今もしっかりした髪の毛をお持ちのようです。現在のBフィルを支えるM氏やK氏はどうでしょう?おふたりとも、もともとおでこが広いのか、そう変わってはいないように思えます(K氏は現在は髪をかなり短く刈られているので昔と今とで印象はだいぶ違います)。

次は日本人奏者に目を向けてみましょう。日本を代表するオーボエ奏者であったM氏、割とふさふさのイメージでしたが近年はかなり寂しい感じになられたようです。某国営放送オケ首席で近年は指揮活動も熱心に行われているM氏はきれいな白髪を保たれています。ボストンのW氏は昔も今も黒々とされているようです。私の好きな奏者のひとりであるベルリンのW氏は、かなり薄くなられてしまっています。私と年齢の近い、関西出身のF氏は前髪でごまかされているようにも見えますが・・・?

以上、私の独断と偏見に充ち満ちた調査結果とコメントをお送りしましたが、結局は人による、というのが本当のところのようです。私なら、KW氏のような美音とテクニックが手に入るなら、髪の毛を犠牲にすることは全く厭いませんが、現実はそうはいかないですからね。オーボエと育毛、いずれも精進の必要があるようです。

アラフォーヲーボエ吹き
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記