よければラフマニノフの布教(?!)にお使いください。また曲を知ってる方には、よりおすすめできる、楽しめる作品ですのでぜひ見てみて下さい。
中山七里 おやすみラフマニノフ
ピアノ協奏曲第2番
前奏曲嬰ハ短調「鐘」
ラフマニノフを題材とした物語として、やはりこれが一番最初に来るのではないでしょうか。タイトルからは想像できないまさかのミステリー小説です。音楽大学内で起こったストラディバリウスの密室盗難やグランドピアノの破壊事件、そこに関する思惑などなど。この作者の予想の付かないラストにいつも驚かされます。
恩田陸 蜂蜜と遠雷
練習曲集 音の絵
ピアノ協奏曲2番、3番
書いといてなんですが、実はまだ読めてません。(図書館派なので人気の本はなかなか回ってこず…)ピアノコンクールの話、らしいです。が、元々売れっ子作家の恩田陸さんの作品の中でも傑作と言われている物なので、読むのが楽しみです。
新川直司 四月は君の嘘
クライスラー作曲 愛の悲しみ、ラフマニノフ編曲
こちらはラフマニノフによる編曲です。元々はバイオリンとピアノの曲なのですが、ラフマニノフがピアノソロ用に編曲した物が使用されていました。ピアニストの主人公にとって、母親との思い出の曲として取り上げられていました。編曲にもラフマニノフらしさが滲み出ている気がします。
バイオリニストのヒロインとピアニストの主人公が織りなす青春物語です。エンディングがもう最初の頃から見えてるのに、それでもエンディングは泣いてしまう表現が素敵な作品です。
二ノ宮知子 のだめカンタービレ
ピアノ協奏曲第2番
やっぱりピアノ協奏曲の2番は色々な所で取り上げられる有名曲ですよね。のだめと千秋がピアノで連弾したり、ミルフィーと千秋のコンサートで使用されていました。
フィギュアスケートについて
浅田真央選手のソチ五輪でのピアノ協奏曲2番は名演でしたし、バンクーバー五輪では鐘を使用していましたね。ピアノ協奏曲第二番は高橋選手や村主選手、伊藤みどり選手も使用していたとの事、フィギュア界に於いても、大人気曲の一つとなっているのですね。また、別の曲でしたら羽生選手が昔、パガニーニ主題による狂詩曲を使用しています。
フィギュアスケートでは、ラフマニノフが使われる機会は多いみたいですね。どれも名演なのでフィギュア好きはぜひ見てみて下さい。
そういや村上春樹ってめっちゃクラシック出してくるけど、ラフマニノフについてはどうなんかなと思って調べてみるました。
残念ながら登場は一文だけ、セルゲイ・ラフマニノフみたいな深刻な顔をした〜という比喩表現に使われていただけでした。残念。
書いてて思ったのですが、ピアノ協奏曲2番の使用がやっぱりダントツに取り上げている作品が多いですよね。
残念ながら「シンフォニック.ダンス」が使われている作品は見つけられなかったのですが、この曲中にも、どこかオーケストラがピアノらしく聞こえるところが幾つかある気がします。これからどのように、曲ができあがっていくのか楽しみです。
ぜひ完成を聞きに次回第52回演奏会にいらしてください。
本を読みたい人