2017年11月26日

ラフマニノフ紹介

次回の演奏会のメイン曲として、ラフマニノフの「シンフォニック.ダンス」を演奏します。実は、私はこれまでラフマニノフの曲を演奏をしたことがありません。初挑戦です。しかし流石、有名作曲家だけであって、今まで読んだ(見た)幾つかの物語の題材されていることを思い出しつつ、有名どころを書き連ねてみました。
よければラフマニノフの布教(?!)にお使いください。また曲を知ってる方には、よりおすすめできる、楽しめる作品ですのでぜひ見てみて下さい。


中山七里 おやすみラフマニノフ
ピアノ協奏曲第2番
前奏曲嬰ハ短調「鐘」
ラフマニノフを題材とした物語として、やはりこれが一番最初に来るのではないでしょうか。タイトルからは想像できないまさかのミステリー小説です。音楽大学内で起こったストラディバリウスの密室盗難やグランドピアノの破壊事件、そこに関する思惑などなど。この作者の予想の付かないラストにいつも驚かされます。

恩田陸 蜂蜜と遠雷
練習曲集 音の絵
ピアノ協奏曲2番、3番
書いといてなんですが、実はまだ読めてません。(図書館派なので人気の本はなかなか回ってこず…)ピアノコンクールの話、らしいです。が、元々売れっ子作家の恩田陸さんの作品の中でも傑作と言われている物なので、読むのが楽しみです。

新川直司 四月は君の嘘
クライスラー作曲 愛の悲しみ、ラフマニノフ編曲
こちらはラフマニノフによる編曲です。元々はバイオリンとピアノの曲なのですが、ラフマニノフがピアノソロ用に編曲した物が使用されていました。ピアニストの主人公にとって、母親との思い出の曲として取り上げられていました。編曲にもラフマニノフらしさが滲み出ている気がします。
バイオリニストのヒロインとピアニストの主人公が織りなす青春物語です。エンディングがもう最初の頃から見えてるのに、それでもエンディングは泣いてしまう表現が素敵な作品です。

二ノ宮知子 のだめカンタービレ
ピアノ協奏曲第2番
やっぱりピアノ協奏曲の2番は色々な所で取り上げられる有名曲ですよね。のだめと千秋がピアノで連弾したり、ミルフィーと千秋のコンサートで使用されていました。

フィギュアスケートについて
浅田真央選手のソチ五輪でのピアノ協奏曲2番は名演でしたし、バンクーバー五輪では鐘を使用していましたね。ピアノ協奏曲第二番は高橋選手や村主選手、伊藤みどり選手も使用していたとの事、フィギュア界に於いても、大人気曲の一つとなっているのですね。また、別の曲でしたら羽生選手が昔、パガニーニ主題による狂詩曲を使用しています。
フィギュアスケートでは、ラフマニノフが使われる機会は多いみたいですね。どれも名演なのでフィギュア好きはぜひ見てみて下さい。

そういや村上春樹ってめっちゃクラシック出してくるけど、ラフマニノフについてはどうなんかなと思って調べてみるました。
残念ながら登場は一文だけ、セルゲイ・ラフマニノフみたいな深刻な顔をした〜という比喩表現に使われていただけでした。残念。

書いてて思ったのですが、ピアノ協奏曲2番の使用がやっぱりダントツに取り上げている作品が多いですよね。
残念ながら「シンフォニック.ダンス」が使われている作品は見つけられなかったのですが、この曲中にも、どこかオーケストラがピアノらしく聞こえるところが幾つかある気がします。これからどのように、曲ができあがっていくのか楽しみです。
ぜひ完成を聞きに次回第52回演奏会にいらしてください。


本を読みたい人
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年11月11日

第50回記念演奏会を終えて

少々日が経ってしまいましたが、さる10月22日、第50回となる定期演奏会を終えました。台風が近づく荒天の中でしたが、大勢のお客様にご来聴いただき、演奏会途中で携帯の緊急速報メールが鳴ったりもしていたようですが、最後まで(いろんな意味で)無事に演奏をすることができました。指揮は中井章徳さん、第33回定演ではじめて客演をお願いして以来今回で5回目の共演です。

第50回記念演奏会ということで、プログラムはかなり意欲的なものでした。1曲目はベートーヴェンの交響曲第1番。記念すべき第1回定演(1983年)で演奏した曲でもあります。両方とも出演した方がいらっしゃるのか、興味があるところです。さてベー1は、次のリヒャルトなどと比べれば、楽譜はかなりシンプルなのですが、それだけにわずかな音程のずれやリズムの乱れが致命傷になることもあり、私たちのようなアマオケにとっては演奏にかなり気を遣う曲です。中井さんのベー1は、古典的なドミナント→トニックの進行を明確にしつつ、その上でベートーヴェンが随所で試みている実験的(前衛的?)な仕掛けを細部にいたるまで忠実に再現しようとするもので、とても刺激的で楽しめました。本番、中で弾いている印象としては、推進力があり、かつ古典的なまとまりも感じられるいい演奏だったように思います。

休憩をはさんでメインは「英雄の生涯」。私たちにとってはかなりチャレンジングな選曲です。音楽関係の知り合いからも、「まじか!?」(まじです)、「ソロ弾くの?すごいねー」(弾ければね)、「これが弾ければたいがいのオケ曲は弾ける気になりますよ」(弾ければね)とたくさんの驚きと励ましのお言葉をいただきました。

個人的なことを書かせていただけば、ヴァイオリンのソロは噂通り(?)とんでもなく難しく、選曲の段階で打診されたときには安請け合いしたものの、いざさらい始めてみるとまあ大変。YouTubeで動画を探してはボウイングやフィンガリングを参考にしてあーでもないこーでもないと悩んだり、師匠にレッスンをお願いしていろんなアイディアやコツを教わったり、とにかく悪戦苦闘の連続でした。

ところで、こういうドソロはかなり緊張を強いられます(少なくとも私は)。ある意味では、技術的な問題の克服よりも、緊張対策の方が重要だと思うくらいです。特にイヤだったのは、最初に妻が登場する場面や、一番最後の部分など、他人が弾いている姿をみれば「気持ちよさそうに弾いててええなあ」と思うような箇所ばかり。本番で緊張しないようにするのは経験上無理だとわかっていたので、自分なりに細かな緊張対策をいろいろと試しました。そんなこんなで本番は、練習では一度もミスしたことのない箇所で大ミスをしたりもしましたが、大きな破綻もなく何とか乗り切ることができたかなと思います。

ヴァイオリン・ソロのことばかり書いてしまいましたが、オケ全体としても超難曲で、他にもホルンをはじめとして管楽器群に美味しいソロがあったり、超高音域のヴィオラなどありえないくらい難しい譜面ヅラだったり、にもかかわらず緻密なアンサンブルを要求されたり、とにかく大変な曲でした。さすがに無傷の勝利とはいきませんでしたが、難しい楽譜と格闘してよくここまで仕上げたものだと、互いの健闘を讃えあいたい気持ちです。

初見大会から5か月弱。この長い期間丁寧に練習をみていただいた中井マエストロ、トレーナーの先生方、団内トレーナーの皆様には、あらためて感謝。第50回の節目の演奏会として、オケとしても個人的にも達成感のあるいい演奏会になったと思います。

次の第51回定演は、2018年5月27日。プログラムは、ムソルグスキー/禿山の一夜(よく聴くリムスキー=コルサコフ版ではなく、オリジナル版)、玉井菜採さんをソリストに迎えてのチャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲、ラフマニノフ/シンフォニックダンス、です。その前にも、11月25日には親子コンサートと室内楽コンサート、来年2月11日には八幡市民音楽祭に出演します。私たちにとって普段の練習はやはり演奏会あってのもの、そして演奏会は何と言ってもお客様に聴いていただいてナンボです。これからもぜひ気楽に聴きにいらしてくださいませ。さらに、私たちと一緒に演奏しようという方、もちろん大歓迎です。

コンマスながた
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記