2018年09月01日

離れて初めて気付いた大切さ

八幡オケに入団してから約5ヶ月が経ちました。経験豊かな団員の皆さんとの演奏は本当に楽しく、毎週土曜日の夜は、私にとって特別な時間になりました。八幡オケのお陰で人生が豊かになり、「フルートを続けてきてよかった」と、心から思います。

フルートとの出会いは小学2年生の頃でした。暇さえあればリコーダーをピーヒョロピーヒョロ鳴らしている私を見て、「そんなに笛が好きなら」と、両親がフルートを与えてくれました。しかし、いざ始めてみると、酸欠になるわ肩は痛いわで練習が全く捗らず、レッスンではフルートを振り回してチャンバラごっこを始める始末。ついに優しい先生の堪忍袋の緒が切れて、ガムテープで手首をグルグル巻きにされてしまうほどでした…。それでも、友達からの「フルート習ってるのー!?すごーい!」という言葉が嬉しくて、なんとなくレッスンに通い続けました。

中学に入り、人気漫画「ワンピース」に登場する剣士ゾロに憧れて「剣道部に入りたい!」と意気込んだのですが、友達に連れられて吹奏楽部へ。楽器決めの際、顧問の先生から「フルート習ってるんかー、じゃあフルートパートやなー、体格的にはトロンボーンとか吹いてほしいねんけどなー」と、ブツブツ言われながら、フルートパートへ。

高校に入り、世界的オーボエ奏者宮本文昭さんの甘美な音色に憧れて「オーボエを吹きたい!」と意気込んだのですが、すでに仮入部中のオーボエ希望者がいたため、先輩に勧められるがまま、フルートパートへ。

こうして約10年間、のらりくらりと続けてきたフルートでしたが、別れは突然やって来ました。

大学に入り、オーケストラのフルートパートが定員オーバーだったこともあり、「弦楽器を弾きたい!」と意気込んでヴィオラパートへ。ヴィオラパートの皆さんは優しくておおらかで素敵な方ばかりでした。数ヶ月経ち、ヴィオラの魅力に気付き始めた頃、ふと「このままフルートをやめていいの?」という疑問が湧いてきました。思い返すと、嬉しい時も悲しい時も、いつも傍にフルートがありました。知らぬ間に、フルートは私の生活の大切な一部になっていたのです。この時初めて、自分の意志で「フルートを吹きたい!」と思い、勇気を出して他大学のオーケストラの門を叩き、その後フルートに没頭しました。

この、他大学のオーケストラでお世話になった先輩が、八幡オケを紹介してくださり、今があります。あの時フルートと離れていなければ、八幡オケの皆さんにも出会えていなかったかも知れないと思うと、ゾッとします。これからもフルートを大切にし、フルートを通じて広がっていく世界を楽しみたいです。

フルートの新米団員
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記