2018年11月10日

初見大会の魅力

来る11月10日は、八幡オケの初見大会があります。「初見大会」とは何かというと、一つの演奏会が終わって次の演奏会の練習が始まるときに、次回用の新しい曲を初めて合奏するときの練習をいいます。あ、他のオーケストラではそんな呼び方をしないかもしれませんが、少なくとも八幡オケではそのように呼んでいます。
最近は、初見大会より前に楽譜を配っていただけることも多くなりました。「初見」というのは、楽譜を初めて見て演奏することをいうので、事前に配られた場合は、厳密には「初見大会」ではないということになります。しかし初見ではとても演奏できないような曲が多いので、事前に準備できるのはありがたいです。
難度の高い曲は、初見大会で「通る」(途中で止まらずに最後まで演奏できる)のはなかなか困難です。なんとか通せるように、指揮を担当する団内トレーナーは、演奏前に、テンポの変わり目の箇所や、合わせるのが難しい箇所について振り方を説明してくれたりします。
練習を重ねるごとに、音量のバランスを整え、曲の進め方や歌い方をみんなでそろえていくのですが、初見大会の段階では、「とにかく音を出そう」という感じで音量のバランスが悪かったり、その曲の演奏経験がある人が前回演奏したときのノリやテンポを今回も再現しようとして指揮とずれてしまったり、弦楽器のボウイングがまだ定まっていなかったりして、人によって、パートによって、さまざまな歌い方があちこちに渦巻いているように感じます。そして残念ながら落ちる(音を出すべき箇所で、何らかの理由で音を出せていない状態)こともよくあります。それはまるで初見との闘いのようにも思います(そういえば「たいかい」と「たたかい」は似ている)。
でも、初見大会の場では、多少の「ヤンチャ」や失敗は許されるという空気があるような気がします。そのあたりが「闘い」とは違うところで、懐の深さがあります。また、演奏会本番のあとに練習が1〜2週休みになりますが、次の演奏会に向けて、また久しぶりに団員が結集する練習ということで、やはり「大会」という語がふさわしいようです。
次の演奏会で演奏する曲は、ブリテン/青少年のための管弦楽入門、プロコフィエフ/「ロメオとジュリエット」組曲より、ブラームス/交響曲第1番と、いずれ劣らぬ名曲ぞろいで、ドラマチックなプログラムです。(通すのは難しそうですが)楽しい初見大会となりますように。
Va ト音記号苦手だ
posted by 八幡市民オーケストラ at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記