2019年05月28日

53回定期演奏会を終えて

五月晴れの中、無事第53回定期演奏会を終えることができました。
ご来場いただきましたお客様、
演奏会に関わっていただいた全ての皆様に御礼申し上げます。

今回の客演指揮者である後藤先生は
当団にお越しいただくのは初めてでした。
取り上げた曲がいわゆる有名曲ということもあり、
初回の指揮者合わせの際、練習会場に今までにない熱気と緊張感が漂っていました。

練習が始まれば、非常に穏やかに、そしてユーモアを交えながらご指導いただきました。
・和声が曲の中でどのように移り変わっていくか、
 そしてその点をどのようにお客様にアピールするか。
・スコアに書かれている全ての声部が聞こえるように演奏する。
 聞こえにくい場合はバランスを思い切って調整する。
・ホール内にどのように音楽が響くか、余響まで含めて音楽を作る。
といった点を強調されていたように思います。
特にブラームスについては、
「元号も変わったことだし新しいブラームスを演奏しましょう」と
おっしゃられていたことが印象的でした。

さて、今週から秋に開催する第54回定期演奏会の練習が始まります。
日程は10/20、指揮者に中井章徳先生、ソリストに上森祥平先生をお迎えし、
ニールセン 序曲「ヘリオス」
ドヴォルザーク チェロ協奏曲
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番
を演奏いたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
演奏委員その5
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2019年05月14日

コンマスのお仕事

定演まで1週間をきり、いよいよ最後の追い込みですね。今回はコンマスへのご指名ということで、私が担当させていただきます。

コンマスのお仕事といえば、チューニングをしたり、合図を出したり、ボウイングをきめたり、といったところでしょうか。いろんなウェブサイトを眺めていると、指揮者だけでは伝えきれない細かなニュアンスを演奏を通じて伝えるとか、指揮者とオケの橋渡しをするとか、難しいことがいろいろ書いてあって、いや大変なものだなあと思います。そういえば、団員からの信頼が大事、人格的にも優れていなければならない、などと書かれているのを見たこともあります。ハードル高いですね。

数あるコンマスのお仕事の中でも、舞台上のチューニングと並んで最もわかりやすいのは、コンマスソロでしょう。今回の定演では、ロメジュリにも意外とちょこちょことソロ(やソリ)がありますが、なんといってもブラ1。コンマスソロとしてはおそらく最も有名な曲で、ちょっと尻込みしてしまうのですが、個人的には今回初挑戦ということもあり、ボウイングもフィンガリングも試行錯誤をかなり繰り返しました。それぞれのフレーズをダウンから始めてみたりアップから始めてみたり、弓の配分や圧力を変えてみたり、音程を外すリスクがなるべく小さいフィンガリングを工夫したり、などなど。今回はプロオケ現役コンマスの後藤先生が指揮者ということで、いろいろと質問をしたり、アドバイスをいただいたりすることができてラッキーでした。こんなことを書いていると自分で自分にプレッシャーをかけているような気もしますが、よい演奏ができるようにがんばります。

ところでGWの最後に、後藤先生たちが主催する音楽講座があり、プロの奏者たちと一緒に室内楽という講座にエントリーしたところ、セカンドが後藤先生、ヴィオラが岩井さん、チェロが石田さん(大フィル)という豪華なメンバーとカルテットを弾く機会をいただきました。そのときに、また、他の方が同じようなレッスンを受けているのを聴講したときに一つ印象的だったのが、「よく見るなあ」ということでした。われわれも練習のときに、よく「指揮を見ろ」とか「コンマスを見ろ」とか言われますが、その際の「見る」は受動的なイメージがあるように思います。ところが室内楽講座のプロの方々は、もちろんお互いにどう弾くかを見るというのもありますが、それ以上に、眼でタイミングを合わせたり、アイコンタクトをとって微妙なニュアンスの変化を誘ったり促したり、とても能動的な意味合いで見ているように感じました。そしてそのことによってアンサンブルがとても生き生きとしたものになっている印象をもちました。もちろん室内楽の作法をオケでそのまま持ち込めるわけではありませんが、大いに刺激を受けた私は、先週末の練習では、いつもよりも意識的に周囲をキョロキョロ見渡しながら弾いてみた次第、指揮者を含めて周囲と積極的にアイコンタクトをとることも、コンマスのお仕事の一つとして身につけていきたいものです。

定演まであと数日、なんだかんだ言って一番大切なのは、当日元気に演奏できることですよね。私も風邪をひいたり、突然腰を痛めたりすることがないよう、好きなワインを飲みつつ体調管理につとめようと思います。打ち上げでは皆で美酒を楽しめますように。

コンマスの一人
posted by 八幡市民オーケストラ at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年05月01日

楽器を続けるということ

 私事ですが4月に転勤をしまして、楽器を続けるということの偉大さについて、考えることが多くなりました。
 八幡オケには、いろいろな立場の人がいます。大学生、新社会人になり立ての人、若手でバリバリお仕事をされている人。保育園〜小学校の子供さんを連れて参加されているお父さん、お母さん、もちろん、その方々はお仕事でも中心となって活躍されている世代なのだと思います。子供さんが中学生〜高校生になって、一緒に楽器を楽しんでおられる人、時折、八幡オケにも一緒に参加してくださることがあり、とても嬉しく感じます。楽器のほかにも、旅行、マラソン、ワイン、お料理など、いろいろな趣味を満喫しておられる方もいます。あるいはお孫さんがおられて、かわいらしいお写真を拝見したり、演奏会に来てくださったりすることもあります。それぞれにお住いの場所も様々で、単身赴任先からはるばる通っておられる方もいらっしゃいます。
 生活背景も、立場も、オケに費やすことのできる時間や労力、費用も、全く異なる大勢の人が、毎週集まって一緒に音を出し、半年ごとに大曲を仕上げていく、ということは、とてもすごいことなのだと思います。日常生活と並行してオケに通うことはそれぞれに難しさがあり、悩んだり、困ったりしながら、時には楽器をお休みする、やめるという選択肢を選ばざるを得ないこともあります。そんな中で長年オケを続けてこられた人生の先輩方を心から尊敬しますし、自分が今、オケの皆様にも、友人にも、職場の人にも、家族にも、たくさん助けてもらいながら、何とかオケを続けられていることは、本当にありがたいことだなあと感じます。これからぶつかる壁にも、じっくりと向き合っていきたいと思います。
 また八幡オケが、新卒の方、しばらくお休みされていた方や、やめてしまっていた方にも、オケを続けたり、復帰のきっかけになれば嬉しいです。5月の定期演奏会ではぜひ、オケの雰囲気を楽しんでください。団員一同、心よりお待ちしています。
ひよっこトロンボーン吹き
posted by 八幡市民オーケストラ at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記