2020年12月27日

ベストナイン

最近、交響曲1から9番まで作曲家がかぶらないように選ぶというネタが、いろんな知り合いから投稿されてきています。
こういうのって、昔からいろいろあると思います。私も確か宇野功芳氏の本で見た記憶がありますし、他の音楽評論家の本にも会ったような気が…

で、なぜ今かはわからないですが、改めて考えてみるのも面白いので、現時点でのベストナインを選んでみました。

1 プロコフィエフ(古典)
2 マーラー(復活)
3 シューマン(ライン)
4 ブラームス
5 ベートーヴェン(運命)
6 チャイコフスキー(悲愴)
7 シベリウス
8 ブルックナー
9 シューベルト(グレート)
(10 ショスタコーヴィチ)

私の中では8のブルックナーは決まっていて、6の悲愴も入れときたい。
ブラームスは1〜4どれも良さそうなので押さえ。
ベートーヴェンもマーラーも融通がきくので後回し。
話題に登ることが多い9は候補が多くて迷いますが、ここしかないという感じでグレートにしました。
7はすんなりとシベリウスに。1や2でも考えましたが、やってみたい曲ということで。
プロコを入れたいと思って、でも5や7は強力な対抗がいるので1に入れてみました。
ここまできて、ユーティリティ選手を使っていって上のような結果になりました。
ショスタコさん入れたかったのですがどうも上手くハマらなかったので、番外の10番でお願いします。

またすぐ変わるでしょうが、たまに考えてみると面白いですね。
この中で、3、7、8は演奏したことありません(1は譜面がないのでね…)。いずれやってみたいものです。

では、健康に気をつけて、みなさま良いお年を。

Trb. K.H
posted by 八幡市民オーケストラ at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年12月13日

唐突ですが

ヨーロッパ鉄道クイズ、いってみましょー

Q1: 以下のドイツ発の国際列車名と運行区間の正しい組み合わせを選んでください。
(列車名は1995年当時)
EC5 ヴェルディ号
EC23 ヨハン・シュトラウス号
EC25 フランツ・リスト号
EC66 モーリス・ラベル号

ミュンヘン→パリ東
ドルトムント→ブダペスト東
ドルトムント→ミラノ中央
ケルン→ウィーン西

※行き先の国がヒントです

Q2: 以下の中から、特急列車の名前や愛称として採用されていないものを2つ選んでください。
@ さまよえるオランダ人(Fliegende Holländer)
A 空飛ぶスコットランド人(Flying Scotsman)
B 空飛ぶハンブルク人 (Fliegender Hamburger)
C パルジファル (Parsifal)
D ラインの黄金 (Rheingold)
E ジークフリート(Siegfried)

Q3: チェコ出身の作曲家ドヴォルザークはかなりキテる鉄道オタクとして一部界隈で有名ですが、以下のエピソードのうち、明らかに誤っているものを選んでください。
@ 「自分の機関車が持てるなら、作曲した曲を全て手放してもいい」といった。
A 娘の婚約者であった自分の弟子について、「あいつは機関車と炭水車の区別もつかないやつだから、結婚するのはやめろ」と娘に言った。
B 新大陸アメリカに渡ることについて、当初正直イヤイヤだったが、それでも行ったのはアメリカの鉄道を見たかったから。
C 蒸気機関車にインスパイアされて作曲したことがある
D 時間が許す限り毎日プラハ駅に出かけ、ウィーン行きの特急列車を眺めていた。時が変わって21世紀、同じ路線を走る最速達特急には「アントニン・ドヴォルザーク号」の名前がつけられた。
E ある時、「機関車の音がなんかおかしい」と訴え、実際にその機関車から故障が発見された。

見事全問正解された方には、J●B提供!A●Aで行く、ドイツ&中欧3カ国を巡る鉄道の旅0泊10日(うち車中泊9泊) にご招待! (ウソ

答えはこちらには書きませんが、興味があったら調べてみると面白いかもしれません。
ドヴォルザーク師匠は特に。

ちなみに、結婚を反対されていたドヴォ弟子は、のちにちゃんとドヴォ娘と結婚できました。そして作曲家になり、また弦楽四重奏団でセカンドヴァイオリンとして活躍したそうです。

というセカンドヴァイオリンからの投稿でした
posted by 八幡市民オーケストラ at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年12月11日

個人的2020年音楽生活総括

2020年も終わりに近づいたこのタイミングでブログ執筆のお話をいただきましたので、今年はどんな一年だったかなあ、と私生活を振り返ってみました。音楽の話題で考えると3つ、心に残っていることがありますのでご紹介します。個人的なうえに全然真面目な話ではなく恐縮ですが。

1 朝ドラにハマる。
今年の連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」は、作曲家・古関裕而さんをモデルにした音楽がテーマの物語でした。
幸福と挫折の繰り返しの中から音楽が生まれ、人生に寄り添っていく様子に共感して夢中になって見てしまいました。特に戦後、どん底で苦しみながらも曲を書き、立ち直っていく様は今年だからこそ余計に心にささるものがありました。歌い継がれている歌謡曲の尊さを再発見。

2 子供に付き合い、とにかく「鬼滅の刃」。
保育園生活最終年度の娘たち、楽しみにしていたメモリアルイベントがコロナ禍でことごとく中止に。そんな中、代わりに子供たちを楽しませてくれたのが「鬼滅」です。主題歌の子供たちへの影響は本当にすごくて、だれか一人歌いだすと次々と周囲が加わって合唱になります。発表会ができなくても、みんなと歌えて楽しいね、よかったね、という気持ちで私も元気をもらいました。子供たちの伴奏をするために、20年ぶりぐらいにピアノを練習しました。普段弾いているヴィオラとは違った筋肉と反射神経が鍛えられてよかったです(笑)。

3 ベートーヴェンイヤー
緊急事態宣言解除後、少しずつ再開された演奏会。いくつかの演奏会を聴きに行きましたが、全部メインがベートーヴェンの交響曲でした。その後自分が出演した八幡オケのメインもベートーヴェン。編成上の都合という演奏会も多かったのでしょうが、私にとって2020年演奏会復活の象徴はベートーヴェンでした。演奏会を聴きに行けたことも、演奏会に出演できたことも、今年は本当に特別なことでした。ありがとう、ベートーヴェン。生誕250周年だったというのも、何か運命的・・・。

今年の前半はほとんどオケ活動ができませんでしたが、私なりに音楽を楽しめた一年だったかなと思います。
でもやっぱり誰かと音を重ねていく楽しさは別格で、オケ練習再開後はずっとその幸せをかみしめています。この宝物のような時間がこれからもずっと続いていきますように。
                   
Va弾き2児の母(朝ドラ主演俳優の大ファン)
posted by 八幡市民オーケストラ at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記