2018年10月13日

世界のビール八幡オケ52回定期編

演奏会直前なので、打ち上げの練習を兼ねてビールのはなし。
今回のプログラムは、バルトーク、ドヴォルザーク、ベートーヴェンを取り上げるのですが、せっかくなので、彼らの曲にどんなビールが合うのかを考えてみました。

ベートーヴェンとお酒ということであれば、ベートーヴェンの死因が肝硬変だったらしいとか、ベートーヴェンが安い赤ワインばかり飲んでいたので粗悪な甘味料に含まれていた鉛のせいで健康が害されたらしいとか、死ぬ間際にわりに良い白ワインが届いたもののもう呑めなくて悔しかったらしいとか、なんかそんな話ばかり聞き覚えがあるのですが、あんまり演奏も美味しくなりそうにない話題なので、旨いビールを探しましょう。ボンには「ボンシュ」という地ビールもあるらしいのですが、うーん、どっちかというとウイーンの居酒屋の方が8番の気分?というわけで、こんなのを。「サミクラウス(サンタクロース)」という、度数は高いけれど熟成の薫りが味わえるビール。
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聴力の障害の本当の辛さは孤独である、と聞いたことがあります。ベートーヴェンという人、ただでさえちょっと難儀なところがあったようですから、コミュニケーションに不自由が生じてからはどんなにきついことだったでしょう。それなのに、8番のシンフォニーを弾いていると、それでも美しいものを肯定できる愉しみを感じます。3楽章の冒頭なんか、ジョッキを傾けながら、の感じが出るといいですよね。

さて続いてドヴォルザークの「アメリカ組曲」。
アメリカに渡ったドヴォルザークが、そこで得た新鮮な感動を音に描き出した作品ですが、といっても「バドワイザー」じゃ雰囲気でないし。ここは、新大陸でもボヘミアからの入植者の村を訪問して故郷を懐かしんでいたドヴォルザークに合わせ、チェコといえば!の「ピルスナー・ウルケル」。
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私たちの知っているビールらしいビール、ピルスナービールの元祖です。綺麗な水と豊富なホップに恵まれたチェコならではのこのビール、知識なく飲んでも「これがビール!!」って思うところは、初めて聞いた人にも「これがクラシック音楽よね♪」と思ってもらえるドヴォルザークの曲にぴったりです。黄金に色付いた麦畑の上を渡る風と清涼な水を湛えたヴルタヴァ(モルダウ)川、たわわに実るホップに思いを馳せながら演奏する、というのはいかがでしょう。

メインのオケコンですが。。。困ったことに、バルトークは食生活全般にストイックな人物だったようで、家人が「あらお酒が無いわ」とこぼしたら、「蛇口をひねれば水が出るじゃないか」と言ったとかいう、酒飲みには嬉しくない逸話が。しかし、呑む楽しみがなくては何のための細かい音符でしょう。そこでハンガリーのビール、と思ったんですけど知らない。ビールの本にも載ってなくて、やっぱりワインの国なのかなぁ、と頑張って検索したら、こんなのが。「トーマス・メナー」、1701年にこの名前の人が作ったビール(現在は復刻版)だそうです。
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復刻版というのも、父祖の歌を20世紀の声で歌うこの曲に向いている感じ。もうひとつ、この曲は、田舎の楽しい旋律をシンプルに並べた組曲ではなく、協奏曲として書かれています。ということは、健康飲料を飲んで英気を養わねば、オケと丁々発止のやり取りはできません。木管楽器が思わず答えてしまうような弦楽器の音を湖の向こうに届けるには、ウーロン茶など飲んでお茶を濁している場合ではないのです。落涙必至の旋律ですが、酔っ払う前に各セクション心して闘いましょう。これで緊密なアンサンブルも乗り切れるはず。5楽章も任せてください。
Vnばば
posted by 八幡市民オーケストラ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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