2020年04月09日

時計の針が進んだら

この数週間会社には行かず、オケにも行かず、うちの近所だけの生活になってしまいましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか?なんかいろんなことが難しいなあと感じることが増えたような気がして、ネット会議でたまに見る同僚の顔も悩ましい感じにみえてしまう。そんな中行われた小学校の入学式も先生方の工夫で効率よく、短時間で行われました。先週から学童保育だけはスタートしていて、子どもたちは元気いっぱい。お家遊びもだんだん上手になってきて、ブロック、お絵かき、しりとり、自作の迷路、などなどあらゆる興味を何でも遊びにする力には驚かされてしまうことばかりです。先日も私が読んでいた本のカバーにしていた遊園地のチラシを見て、それを模写し始め、これ、何の本?と尋ねられ、私はうまく答えられずシドロモドロ。その本というのが、最近私がお気に入りの哲学者が書いた本で、その一節に、世界の時計が巻き戻りつつあり、19世紀のような風潮になっているようだ、というような言葉があり、ふとチャイコフスキーが生きた1800年代後半のロシアと重なるのかなあ、と想像していました。その当時のロシアは社会主義運動が盛んになりつつあり、社会が自国ファーストな考え方に傾く中、音楽でも自国の色を強く反映したメロディーを書く作曲家が出始めた頃で、チャイコフスキーのシンフォニーもその代表的名曲として解説本によく出てきますよね。特に5番の冒頭は、曲を書く直前に親友の死を経験したことから、「神の摂理の不可解な定め」(宿命?)がテーマになっているという説が主流になっているみたい。私はなぜかこの曲の3楽章が大好きで、理由はわからないのですが、高校生のときに勝手に空想のメリーゴーランドという題名をつけてカセットテープに何回もダビングして聞いていたのを覚えています。自分を現実から開放してくれる夢の世界が本当にそこにあるような気がする、私にとっては麻薬でした。
今はうちの近所だけでほぼ現実逃避の引きこもり状態ですが、いろんなことを何でもかんでも吸い込んで、溜め込んでおくしかないのかな、と諦めています。でも、パンパンになるまで溜め込めばいつかはワッと吐き出すときが来る。そのときにまたみんなで集まっていい音が出せればいいなあと空想しながら、難しいことからちょっと顔をそむけて、それでもまたきちんと前を向いて歩いていきたいですね。

弥益 洋
posted by 八幡市民オーケストラ at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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