一部の団員の方はご存知かもしれませんが、今回私はタンホイザー序曲のみ、聴き手として降り番となっております。そのため本番は演奏いたしません。
これまでトレーナーを担当した曲も含めて一貫して演奏に関与していましたが、やっているうちに心の中で引っかかるものがありました。トレーナーとして皆様の演奏を客観的に聴く必要があるのではないかと。
私が降り番になることで、コントラバスパートの皆様に大きな負担をかけてしまうことも考えました。しかし、私の団内におけるポジションはトレーナー中心にシフトしております。やはり外から演奏を聴くことは外せないと考え、この決断に至りました。
重たい話題になってしまいましたが、コロナ禍で演奏会を開催するのが難しいなか、ここまで来ることが出来ました。無事に本番を迎えることが出来るよう、願うばかりです。
橋本怜補