1 朝ドラにハマる。
今年の連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」は、作曲家・古関裕而さんをモデルにした音楽がテーマの物語でした。
幸福と挫折の繰り返しの中から音楽が生まれ、人生に寄り添っていく様子に共感して夢中になって見てしまいました。特に戦後、どん底で苦しみながらも曲を書き、立ち直っていく様は今年だからこそ余計に心にささるものがありました。歌い継がれている歌謡曲の尊さを再発見。
2 子供に付き合い、とにかく「鬼滅の刃」。
保育園生活最終年度の娘たち、楽しみにしていたメモリアルイベントがコロナ禍でことごとく中止に。そんな中、代わりに子供たちを楽しませてくれたのが「鬼滅」です。主題歌の子供たちへの影響は本当にすごくて、だれか一人歌いだすと次々と周囲が加わって合唱になります。発表会ができなくても、みんなと歌えて楽しいね、よかったね、という気持ちで私も元気をもらいました。子供たちの伴奏をするために、20年ぶりぐらいにピアノを練習しました。普段弾いているヴィオラとは違った筋肉と反射神経が鍛えられてよかったです(笑)。
3 ベートーヴェンイヤー
緊急事態宣言解除後、少しずつ再開された演奏会。いくつかの演奏会を聴きに行きましたが、全部メインがベートーヴェンの交響曲でした。その後自分が出演した八幡オケのメインもベートーヴェン。編成上の都合という演奏会も多かったのでしょうが、私にとって2020年演奏会復活の象徴はベートーヴェンでした。演奏会を聴きに行けたことも、演奏会に出演できたことも、今年は本当に特別なことでした。ありがとう、ベートーヴェン。生誕250周年だったというのも、何か運命的・・・。
今年の前半はほとんどオケ活動ができませんでしたが、私なりに音楽を楽しめた一年だったかなと思います。
でもやっぱり誰かと音を重ねていく楽しさは別格で、オケ練習再開後はずっとその幸せをかみしめています。この宝物のような時間がこれからもずっと続いていきますように。
Va弾き2児の母(朝ドラ主演俳優の大ファン)