2022年09月03日

呼吸法?

管楽器奏者にとって呼吸に関する問題は常に付きまとう大きなテーマです。
私も中学からトランペットを始め今日に至るまで、いろいろなアドバイスを受けてきました。ある時はとにかく息をたくさん吸え、それをお腹を使ってハッ!ハッ!と言うように勢いよく吐き出せ。などといわれ、それを一生懸命練習したものです。
息をたくさん吸うとはどう言うことか?これは永遠のテーマかもしれません。
今スポーツクラブに通ってヨガなどのレッスンを受けています。ヨガではゆっくり自然にお腹を膨らませて息を吸い、それをさらにゆっくり吸気の3倍時間をかけて吐き出すと言うトレーニングです。息をゆっくり吐き出すことで心が落ち着き、いわゆる気の流れを意識するようになります。昔教わったように急激にたくさん吸おうとはしません。実際比べてみるとゆっくり自然に吸った方がたくさんの息が肺に入って行くように思います。また、吐くときにゆっくり吐くことで息の量やスピードがコントロールできるようになる気がします。吸うときは必ず鼻から吸うので鼻が詰まっているときは辛いのですが、最近鼻の通りも改善してきました。
また、別のレッスンではピラティスというものがあり、ここでは胸式呼吸を極めます。とにかく肋骨の間の筋肉を広げたくさんの息を吸えるようにします。これを口から細く長く吐き出していきます。このレッスンは主として体幹を鍛えるのを目的とします。体のいろいろな部分を鍛えるのですが、必ず呼吸に意識を向けます。ここでも吸うときは鼻からです。
良く管楽器奏者には腹式呼吸が必要と言われますが、実際には最初にお腹を膨らませるようにして横隔膜を上に上げ、さらに肋骨を横に広げ最後に肩を上に上げるようにすると効果的にたくさんの息が吸えるようです。(メイナードファーガソンはそのようにしていると聞きます)ただし、曲によっては短時間に息を吸わねばならない時があります。その場合には意識的にお腹を瞬間的にふくらませると良いみたいです。以前先生からレッスンを受けていたとき、重要なソロを吹くときやテンポが急に変わる時など次に演奏すべき速度に合わせて数小節前から息を取るように指導されました。
次に吐く息(呼気)ですが、ヨガではお腹を凹ませていくのですが、管楽器の場合は凹ませないで息を吐くことが大切だと教えられました。特に横隔膜の周辺を固定することで安定した息の流れが得られます。前述したメイナードは逆にお腹を凹ませてからしっかり固定させるようですが固定させることでは同じです。皆さんの中には学生時代、息を吐くときに前に細い紙を置きそれを安定して振るわせるよう先輩から教わった人もいるかもしれません。管楽器奏法ではアンブシュアがとても重要と言うことですが、実は口をすぼめ唇から細くしっかり安定した息が出ていくことが必要と思います。
Tpでは大きな音を出すことはそれほど労力を要しません。いかにp,pp,pppp…を音量は弱いけれど芯のある音で響かせることが至難の業です。よく指揮者の先生からホールの1番奥まで音を届けるようにと指示されますが、一流奏者ではpがいくつついていてもその音は遠くまで響かせることができるのです。
やはり管楽器奏者にとって呼吸は永遠の課題です。いろいろなことに取り組みながら少しでも理想にアプローチしていきたいと思っている今日この頃です。

体幹を鍛えることにチャレンジしているラッパ吹きH
posted by 八幡市民オーケストラ at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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