2022年12月14日

宿命

 ずっと前から続いてきたコロナ感染対策ですが、ついに屋外でのマスク着用は原則不要となりました。しかし、いざ外に出てみるとマスクを着けている人の方が多いように感じます。私個人としてはマスクは着けていない方が楽で良いのですが、これから冬の寒さも厳しくなりますし、コロナウイルスだけでなくインフルエンザ等の感染にも気をつけて過ごしたいものです。

 さて、今日は楽器の持ち運びについての話題を書こうかと思います。中学・高校で吹奏楽部に所属されていた方ならご存じの通り、管楽器メーカー純正の楽器ケースの多くは昔、背負うためのバンドがついていなかったため手で持ち運ぶしかなく、しかも重いものが多かったように思います。ところが最近は純正ケースも背負えたり、繊維素材の軽いものも増えてきました。楽で良いです。私も、メーカー純正のものではありませんが、プラスチック製の背負える楽器ケースを気に入って使っています。楽器を背負っての移動は楽で、手で持ち運ぶよりも疲れません。

 とはいえ、それでも楽器の持ち運び中に面倒に感じることが多くあります。自転車も自動車も持っていない私には、移動手段は徒歩か公共交通機関しかありません(タクシーは高いから嫌だ)。歩いて移動するときは、30分でも1時間でも歩くのですが、背負える楽器ケースを使っていてもさすがに疲れます。電車に乗っても、車種によっては席にケースが入らないことがあり、ずっと立ちっぱなし。バスに乗っても、混んでいるときは端の方でつま先立ち。飛行機には手荷物として持ち込めず、もう一席確保するか預けるか(私の楽器は空輸中にベルが二箇所凹みました)…。飲み会のときは楽器を置くためのスペースが必要で、そもそも楽器以外にも荷物が多いと単純につらいです。もっと楽にならないものでしょうか…?

 例えば電車に乗るときは、楽器ケースを置いて座れる車種に、ターミナルから乗って確実に座れるようにする等の細かい工夫はでき、それで肉体的な負担も軽減されるのですが、比較的短時間の移動ならその違いは些細なもので、そんなことをいちいち考えなきゃいけないのも面倒です。とすると、あまり深く考えず、現状の楽器持ち運び方法でも良いのでは?という気もします。いっそ楽器持ち運びに伴う面倒や苦痛を、そういうものだと一切合切受け入れてしまった方が楽になれるのでは…。むしろ運動になって良いのでは…。そんな風に自分を納得させながら楽器を持ち運ぶ今日このごろです。
Trb H.M.
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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