2018年12月09日

八幡オケで初体験

この度、リレーブログのご指名を受け、書かせていただくこととなりました。琵琶湖のほとり在住のVn弾きです。
八幡オケに入団して2年目のひよっこ︎で、学生オケの経験もないので、皆さまのレベルについて行くのに一生懸命ですが、よろしくお願いいたします。
ヴァイオリン自体は親が教えていた関係で、気づいたら「弾かされて」いました。でも、子供の頃は大嫌いで、中学で辞めてしまい、以来20年以上遠ざかっていました。
嫌だったヴァイオリンに「再会」したのは、新聞で地元に新しくアマオケができたという記事を見たのがきっかけでした。
日曜午後、小学生の娘を連れて幽霊部員のように月1〜2回だけ参加しながら、ぼちぼちやり始めて、気づけば10年以上経ちます。あんなに嫌だったヴァイオリンでしたが、大人になって、コンクールの賞を狙うとか関係なく、団の人たちが純粋に音楽を演奏することを楽しんでいる姿を見て、ヴァイオリンを弾くことが楽しいと感じるようになりました。
ただ、ぼちぼち参加、、、でしたので、八幡オケの第50回演奏会にお誘いをいただいて「英雄の生涯」の練習に初めて参加した時は、すっごく緊張しました。なんせG線を演奏中に下げるとか、そんな曲があるなんて知らなかったし、まさに初体験!それだけでもドキドキです、、。
八幡オケの選曲はいつも「エキサイティング」!わたしにとっては、毎度、初めてづくしなので、あたたかく教えてくださるみなさまを頼りに、一緒に演奏を楽しんでいければと思っています。
ちなみに、ヴァイオリン以外で好きなことは、ローカル線に乗ること、お城(石垣)・日本酒(地酒)蔵元巡り、うさぎアイテム集め、です。お好きな方、なにか耳寄り情報お持ちの方いらっしゃれば、ぜひお声かけくださいませ!
元・大阪(府民の)なおみ
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2018年11月30日

市民オケと学生オケとのギャップ

はじめまして。初めてブログを担当させて頂きますチェロパートの1人です。
八幡オケに入り早1年、思っていたよりも早くブログの番が回ってきました。同時にその1年を振り返ると、以前よりも確実に成長をしていたりして、本当にこのオケに入って良かったなと思っています。
ただ、入る前は市民オケってどんな所だろうと、割と不安で、一心不乱にこのブログを読み漁ったりなんかしていたのは記憶に新しいです。
実際入ってみても、最初の方は学生オケと市民オケとの違いに戸惑う事も多く…今回は折角なのでその戸惑いポイントを書き連ねてみたいと思います。
同じ境遇の人が、この記事を見ているかは分かりませんが、もし見ていれば参考になれば幸いです。

その@集合練習が週1回しかない!
当たり前ですが、学生オケでは何回もあった練習が市民オケでは週1です。分かってはいましたが、やはり少ない!この週1回の練習で、いかに多くのものを得て、次の練習に繋げるかが課題でした。ちゃんと譜読みをしないと死にます

そのA楽器歴が長い人ばかり!
私みたいな学生オケ上がりのヒヨッコにとっては周囲の方が楽器歴も長く、上手すぎです。思っていたよりもアウェイ感感じまくりです。
正直、なかなかキツイかと不安には思っていましたが、幸いにもこのオケの方々は優しく、成長をずっと支えて頂けています。

そのB「音楽をやりたい」人だけが集まっている!
一番学生オケとのギャップを感じたのはコレです。
学生オケでは、多かれ少なかれ、同じ団員同士でも音楽への熱意に差を感じることがあります。
例えば真剣に音楽をしたい人もいますが、クラブ活動である以上、部活として入っている人、稀ですが不純な理由で入った人も見たことがあります。もちろんそれ故に面白いところや、学生オケならではの醍醐味も沢山ありました。
一方八幡オケは、真剣に音楽をやりたい人ばかりが集っていると思います。初めて男山の練習場にきた時も、上手く表せませんが、音楽に対する熱意が渦巻く高濃度の空気感が感じられました。


私は、楽器が上手くなりたいとか、音楽をもっと深く知りたいとか、ずっと考えて楽器をやって来ました。自分で言うのもなんですが、学生オケでは人一倍自主練していたくらいでしたし。(頭が悪いから人一倍やらないとダメだっt)

そこにマッチした環境だったのか、八幡オケに来てから音楽をする楽しさについて、それまでより更に深く知ることができました。本当に感謝しまくりです。
私はまだまだ八幡オケの戦力となるには程遠いですが、頑張っていきたいと思ってます。
Vcのひよっこ
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2018年11月10日

初見大会の魅力

来る11月10日は、八幡オケの初見大会があります。「初見大会」とは何かというと、一つの演奏会が終わって次の演奏会の練習が始まるときに、次回用の新しい曲を初めて合奏するときの練習をいいます。あ、他のオーケストラではそんな呼び方をしないかもしれませんが、少なくとも八幡オケではそのように呼んでいます。
最近は、初見大会より前に楽譜を配っていただけることも多くなりました。「初見」というのは、楽譜を初めて見て演奏することをいうので、事前に配られた場合は、厳密には「初見大会」ではないということになります。しかし初見ではとても演奏できないような曲が多いので、事前に準備できるのはありがたいです。
難度の高い曲は、初見大会で「通る」(途中で止まらずに最後まで演奏できる)のはなかなか困難です。なんとか通せるように、指揮を担当する団内トレーナーは、演奏前に、テンポの変わり目の箇所や、合わせるのが難しい箇所について振り方を説明してくれたりします。
練習を重ねるごとに、音量のバランスを整え、曲の進め方や歌い方をみんなでそろえていくのですが、初見大会の段階では、「とにかく音を出そう」という感じで音量のバランスが悪かったり、その曲の演奏経験がある人が前回演奏したときのノリやテンポを今回も再現しようとして指揮とずれてしまったり、弦楽器のボウイングがまだ定まっていなかったりして、人によって、パートによって、さまざまな歌い方があちこちに渦巻いているように感じます。そして残念ながら落ちる(音を出すべき箇所で、何らかの理由で音を出せていない状態)こともよくあります。それはまるで初見との闘いのようにも思います(そういえば「たいかい」と「たたかい」は似ている)。
でも、初見大会の場では、多少の「ヤンチャ」や失敗は許されるという空気があるような気がします。そのあたりが「闘い」とは違うところで、懐の深さがあります。また、演奏会本番のあとに練習が1〜2週休みになりますが、次の演奏会に向けて、また久しぶりに団員が結集する練習ということで、やはり「大会」という語がふさわしいようです。
次の演奏会で演奏する曲は、ブリテン/青少年のための管弦楽入門、プロコフィエフ/「ロメオとジュリエット」組曲より、ブラームス/交響曲第1番と、いずれ劣らぬ名曲ぞろいで、ドラマチックなプログラムです。(通すのは難しそうですが)楽しい初見大会となりますように。
Va ト音記号苦手だ
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2018年10月28日

第52回定期演奏会について

演奏委員としてブログを書いて欲しいとの依頼を受けました。いつも演奏会後の叱咤激励コメントを委員長、副委員長から頂いておりその代りにはなりませんが、私なりの第52回定期演奏会の感想、今後の取り組みへの思いを書いてみました。
まずアマチュアのオーケストラとして一つのプログラムを半年間練習できるのは贅沢なことで、曲を理解して、ほとんどの場合会ったこともない作曲者とは時に戦い、時に寄り添って、演奏を作り上げて行くことは至上の喜びです。
今回の演奏会の前半はベートーヴェンの交響曲第8番とドヴォルザークの「アメリカ組曲」。ベートーヴェンの颯爽とした格好よさと、ドヴォルザークの眼前に浮かぶかのごときボヘミアの風景(行ったことないけど)の対比が良かったですね。練習の過程で、ないものねだりとは分かりつつも、目の前の楽譜から離れて、生まれてくる音楽そのものに浸れる演奏技術、表現力、曲想への理解、があればいいのにと常日頃思っていました。本番直前、指揮者の三河先生に導かれるように皆のベクトルが揃いました。もっと早く完成度が上げて曲を楽しめる時間が増やしたいところです。
メインはバルトークの「管弦楽のための協奏曲」、このところ、シュトラウス/英雄の生涯、ラフマニノフ/交響的舞曲と難曲が続いてきた中で、改めて課題を突き付けられた思いがしました。それは、「私達はテンポの変化に弱い」ということです。走り出したら急に止まれない、変拍子でステップをひとつ加えると飛ばしそうになり、ひとつ飛ばせばつんのめります。加えて出番が常にトリッキーで入りを間違いそうなところも多く、これほど本番スリリングな演奏になったのは初めてでした。奏者としての個人的な感想ですが、5楽章は幾度となく訪れる危機をしのぐのに必死でとても音楽に浸る余裕はありませんでした。終盤、自分の演奏が大勢に影響がなくなってから、つまり少々音を外しても大丈夫となった後のフィナーレ、加えてアンコールのルーマニア民俗舞曲の流れは夢中になって吹くことができ、心底楽しむことができました。この楽しむと言うのが実に大切で、練習時から楽しむことができれば、本番はより生き生きと演奏できるのではないかと考えています。
このところ個人練習の際に心がけていることとして、自分のパートを練習しながら、周囲のパートを思い浮かべるようしています。流れに乗ることや、和音の吹き方など、いい練習になるのですが、バルトークのように複雑な曲は吹いているうちにこんがらがって脳内から血が出そうになるのが難点。でも2,3回の練習で本番に臨むプロのオーケストラと異なり、練習期間は十分にある私達です。一度、団員のみなさんもお試しになられてはいかがでしょうか。
最後に、演奏会当日は秋空が綺麗に晴れ渡り、芸術の秋にふさわしい気候の中、演奏会が開催できたことがとても喜ばく感じました。この夏は地震や台風の襲来が重なり、練習時間の確保にも苦労しましたが、改めてオーケストラの中で演奏できること、多くのお客様にお越しいただき、時間を共有できたことを感謝します。

M君
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2018年10月13日

世界のビール八幡オケ52回定期編

演奏会直前なので、打ち上げの練習を兼ねてビールのはなし。
今回のプログラムは、バルトーク、ドヴォルザーク、ベートーヴェンを取り上げるのですが、せっかくなので、彼らの曲にどんなビールが合うのかを考えてみました。

ベートーヴェンとお酒ということであれば、ベートーヴェンの死因が肝硬変だったらしいとか、ベートーヴェンが安い赤ワインばかり飲んでいたので粗悪な甘味料に含まれていた鉛のせいで健康が害されたらしいとか、死ぬ間際にわりに良い白ワインが届いたもののもう呑めなくて悔しかったらしいとか、なんかそんな話ばかり聞き覚えがあるのですが、あんまり演奏も美味しくなりそうにない話題なので、旨いビールを探しましょう。ボンには「ボンシュ」という地ビールもあるらしいのですが、うーん、どっちかというとウイーンの居酒屋の方が8番の気分?というわけで、こんなのを。「サミクラウス(サンタクロース)」という、度数は高いけれど熟成の薫りが味わえるビール。
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聴力の障害の本当の辛さは孤独である、と聞いたことがあります。ベートーヴェンという人、ただでさえちょっと難儀なところがあったようですから、コミュニケーションに不自由が生じてからはどんなにきついことだったでしょう。それなのに、8番のシンフォニーを弾いていると、それでも美しいものを肯定できる愉しみを感じます。3楽章の冒頭なんか、ジョッキを傾けながら、の感じが出るといいですよね。

さて続いてドヴォルザークの「アメリカ組曲」。
アメリカに渡ったドヴォルザークが、そこで得た新鮮な感動を音に描き出した作品ですが、といっても「バドワイザー」じゃ雰囲気でないし。ここは、新大陸でもボヘミアからの入植者の村を訪問して故郷を懐かしんでいたドヴォルザークに合わせ、チェコといえば!の「ピルスナー・ウルケル」。
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私たちの知っているビールらしいビール、ピルスナービールの元祖です。綺麗な水と豊富なホップに恵まれたチェコならではのこのビール、知識なく飲んでも「これがビール!!」って思うところは、初めて聞いた人にも「これがクラシック音楽よね♪」と思ってもらえるドヴォルザークの曲にぴったりです。黄金に色付いた麦畑の上を渡る風と清涼な水を湛えたヴルタヴァ(モルダウ)川、たわわに実るホップに思いを馳せながら演奏する、というのはいかがでしょう。

メインのオケコンですが。。。困ったことに、バルトークは食生活全般にストイックな人物だったようで、家人が「あらお酒が無いわ」とこぼしたら、「蛇口をひねれば水が出るじゃないか」と言ったとかいう、酒飲みには嬉しくない逸話が。しかし、呑む楽しみがなくては何のための細かい音符でしょう。そこでハンガリーのビール、と思ったんですけど知らない。ビールの本にも載ってなくて、やっぱりワインの国なのかなぁ、と頑張って検索したら、こんなのが。「トーマス・メナー」、1701年にこの名前の人が作ったビール(現在は復刻版)だそうです。
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復刻版というのも、父祖の歌を20世紀の声で歌うこの曲に向いている感じ。もうひとつ、この曲は、田舎の楽しい旋律をシンプルに並べた組曲ではなく、協奏曲として書かれています。ということは、健康飲料を飲んで英気を養わねば、オケと丁々発止のやり取りはできません。木管楽器が思わず答えてしまうような弦楽器の音を湖の向こうに届けるには、ウーロン茶など飲んでお茶を濁している場合ではないのです。落涙必至の旋律ですが、酔っ払う前に各セクション心して闘いましょう。これで緊密なアンサンブルも乗り切れるはず。5楽章も任せてください。
Vnばば
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2018年09月29日

私が頻繁に遅刻してくることについて

皆様ご存知かと思いますが、私は練習開始から1時間以上遅刻してくる日が約半分を占めています。一部事情を知らない方々のために、詳細な理由をこの場を借りて説明させていただきたいます。
遅刻の理由は、職場の勤務シフトによります。その勤務先は、何と遠く離れた彦根市です。ここで17時半まで勤務し、18時に彦根市を出発し、一旦自宅に戻って楽器を積み込み、車で練習に向かっています。到着時間は早くても19時半過ぎとなり、このような現象が起きてしまうことにあります。
直で車で向かった方が早いと思う方もおられると思います。しかし、前々回の本番前日にこの方法を取ったところ事故渋滞に巻き込まれ、ほとんど練習に参加出来なかった苦い思い出があります。
一部の方は、動画投稿の活動で遅刻しているのではないかという疑念をお持ちかと思いますが、一切そんなことはございません。これだけははっきりと申し上げます。

誤解されることを懸念し、今回は敢えてこの内容とさせていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。
橋下怜補
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2018年09月16日

赤ベルへのあこがれ

自宅で原稿を書いている外は台風21号の雨風が容赦なく壁を叩きつけています。
 近年プロ・アマを問わずトランペットは銀色の楽器が主流です。
 金管楽器に使われている金属は「真鍮」と言って銅・亜鉛の合金です。それぞれを混ぜる比率によって音の質が変わります。特にトランペットは先端の朝顔(ベルの部分)の材質が音質に大きく影響します。一般的に亜鉛が多いほど黄色っぽく、輝かしい響きになり、
銅が多くなると柔らかく温かみのある響きになると言われています。通常は保護のため薄いラッカーをかけるのですが、今主流の「銀」は外側に銀メッキをしたものです。他にも金メッキとかありますが、銀メッキをするとしっとりとした響きになるため、最近のオーケストラでは良く用いられています。
 日本で最初に本格的なトランペットが作られたのが(記憶をたどると)ニッカンの「インペリアル」という楽器で確かにベルは赤かったと思います。その後ヤマハから「プロモデル」が出され、プロ仕様の「カスタム」と引き継がれていく段階でいつしか赤ベルは製造されなくなりました。中学時代吹奏楽部で安物の学校備品を吹いていた頃、高校に行った先輩が持っていた「ホルトン」の赤ベルにあこがれ、いつかは自分の赤いベルを持ちたいと夢見ていました。
 大学を出て就職し、ようやく給料を貯めて自分の楽器を買えるようになりましたが、すでにヤマハはイエローブラス(黄色)中心で、仕方なくレッドブラス系のシルバーを購入しました。当時はヤマハばかり吹いていましたが、軽くて鳴りが良いのですが何となく音色に不満を感じていたところ、習っていた先生からフランスベッソンでカンスタルモデルがとてもいい響きがするよと勧められ、銀メッキでしたがその温かい響きが気に入って早速購入しました。
 しばらくこの楽器に助けられましたが、ある時ベッソンにいたカンスタルが独立してアメリカでカンスタルブランドとしてプロ仕様の赤ベル(ラッカー)を制作していることを知りました。でも私が欲しいC管が日本では人気が無く、大手楽器店では入手できない状態でした。あきらめかけていた時、たまたまウェブで中古楽器という店の倉庫にC管のカンスタル(未使用品!)があることを知り、東京出張の折にいそいそと新大久保まで足を延ばし、試奏してみると、私が求めていた響きがしました。早速その場で購入し持ち帰りました。
 この楽器はなかなか思うように大きな音が鳴ってくれなかったのですが、(おそらくヤマハが製造をやめた理由がここにある?)最初からppは遠鳴りのする暖かい響きを得ることができました。この楽器は今も大事に持っています。今回のバルトークでも使用しますが、銅の比率が多い(通常7割前後が赤ベルは9割程度)ためベルのあちこちがへこんでいます。
 吹き込んでいくうちにffも良くなるようになりました。(Fgの皆さんうるさくてすみません)折角手に入れた赤ベルです。長く使っていきたいと思っています。

Tp はやし
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2018年09月01日

離れて初めて気付いた大切さ

八幡オケに入団してから約5ヶ月が経ちました。経験豊かな団員の皆さんとの演奏は本当に楽しく、毎週土曜日の夜は、私にとって特別な時間になりました。八幡オケのお陰で人生が豊かになり、「フルートを続けてきてよかった」と、心から思います。

フルートとの出会いは小学2年生の頃でした。暇さえあればリコーダーをピーヒョロピーヒョロ鳴らしている私を見て、「そんなに笛が好きなら」と、両親がフルートを与えてくれました。しかし、いざ始めてみると、酸欠になるわ肩は痛いわで練習が全く捗らず、レッスンではフルートを振り回してチャンバラごっこを始める始末。ついに優しい先生の堪忍袋の緒が切れて、ガムテープで手首をグルグル巻きにされてしまうほどでした…。それでも、友達からの「フルート習ってるのー!?すごーい!」という言葉が嬉しくて、なんとなくレッスンに通い続けました。

中学に入り、人気漫画「ワンピース」に登場する剣士ゾロに憧れて「剣道部に入りたい!」と意気込んだのですが、友達に連れられて吹奏楽部へ。楽器決めの際、顧問の先生から「フルート習ってるんかー、じゃあフルートパートやなー、体格的にはトロンボーンとか吹いてほしいねんけどなー」と、ブツブツ言われながら、フルートパートへ。

高校に入り、世界的オーボエ奏者宮本文昭さんの甘美な音色に憧れて「オーボエを吹きたい!」と意気込んだのですが、すでに仮入部中のオーボエ希望者がいたため、先輩に勧められるがまま、フルートパートへ。

こうして約10年間、のらりくらりと続けてきたフルートでしたが、別れは突然やって来ました。

大学に入り、オーケストラのフルートパートが定員オーバーだったこともあり、「弦楽器を弾きたい!」と意気込んでヴィオラパートへ。ヴィオラパートの皆さんは優しくておおらかで素敵な方ばかりでした。数ヶ月経ち、ヴィオラの魅力に気付き始めた頃、ふと「このままフルートをやめていいの?」という疑問が湧いてきました。思い返すと、嬉しい時も悲しい時も、いつも傍にフルートがありました。知らぬ間に、フルートは私の生活の大切な一部になっていたのです。この時初めて、自分の意志で「フルートを吹きたい!」と思い、勇気を出して他大学のオーケストラの門を叩き、その後フルートに没頭しました。

この、他大学のオーケストラでお世話になった先輩が、八幡オケを紹介してくださり、今があります。あの時フルートと離れていなければ、八幡オケの皆さんにも出会えていなかったかも知れないと思うと、ゾッとします。これからもフルートを大切にし、フルートを通じて広がっていく世界を楽しみたいです。

フルートの新米団員
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2018年08月18日

雑用という名の用はない?

今回はオケでやっている演奏以外のお仕事のことを書こうと思います。

【書類仕事】
新しい定演の練習が始まると同時にまず着手するのが申請書の作成です。共催や後援を依頼する行政・教育機関などへ、それぞれ指定の書式で申請書を作成します。毎回定型の書式ですが、全部合わせるとそれなりの枚数になります。

春の定演の場合、同時に年度末の活動報告書類、年度初の活動計画書類作成もあります。過去1年間、または今後1年間にオケが開催、参加のイベント、参加者数、観客数、予算決算などを関係者の方々から情報をもらって書き連ねます。

【合宿】
申請書提出が終わると、次は合宿に向けた準備です。まずは、合宿係さんのお願いから。パート、男女、ベテランさん/係未経験者などがなるべく偏らないよう人選をさせていただきます。合宿係になったみなさんは細かいところまで考えて動いてくださるので、合宿係を引き受けていただき、やることを説明したらほっとひと息です。でも毎回のように突発的な懸案事項が何か発生するので油断なりません。

また、次回の合宿の予約をするのを忘れてはいけません。現地で予約の書面を取り交わしたり、合宿先の担当者の人と交渉をしたり、というのを練習の合間にします。1日目練習後の「懇親会」あたりまでくると、何とか今回の合宿も無事終わるかな〜という気持ちになって、ちょっと肩の力が抜けてきます(そしてたいがい飲み過ぎる)。

【本番関係】
合宿の頃から、同時進行で本番に向けた準備を始めます。本番の役割分担を決めさせていただき、花束渡しや影アナ、打ち上げの司会など「ソロ」の係の人には個別に声を掛けてお願いします。

大曲の場合、裏方要員が足らなくなり、外部のスタッフ派遣会社に依頼することもありますが、見積依頼、当日の受け入れ、マニュアル作成などけっこう大変になります。たまにご家族、知り合いのかたを花束や影アナに…と申し出て下さる方もいて、そういうときはとても嬉しいです。

あとはひたすら細かい準備です。ホールとロビー関係の打ち合わせ、花束の手配、備品の確認、アンケート記入用ペン買い足し、アナウンス原稿作成、当日の貼り紙準備、などなどなど。(個人の練習時間もそれなりに圧迫されます!)。

演奏会が終わると急いで撤収です。一番最後まで残って、ロビーや親子室などの最終撤収確認をします。この頃にはもちろん誰もいなくなっていて、ひとりでホールのあちこちを点検しながら歩いていると、ロビーや客席がお客さんで賑わっていたほんの少し前の時間が夢だったように思えてきます。帰り際に舞台袖を通り抜けるころには舞台上ではひな壇が解体されていて、それを見ていると、その日のみんなの熱演や、初見大会からの練習の日々のことがいっぺんに思い出されます。そうしてちょっとしんみりしつつ、ロビー対応や裏方をしてくれた皆さんにいっぱいお礼を言おうと思いながら打ち上げに向かいます(そしてまた飲み過ぎる)。

本番が終わると、演奏会の報告書作成が待っています。年末年始には総会もあります。そして、そうこうしているうちに次の演奏会に向けた仕事が始まり(冒頭に戻る)、というサイクルを繰り返しています。(他にも細かい仕事はありますが省略!)

これらの仕事は、演奏に直接関わる部分ではないので、適当にやっていても何とかなるものかも知れませんが、合宿は演奏のレベルアップや団員の交流の大事な機会、本番の日はなるべく演奏に気持ちを向けられるように段取りしておきたい、と考えるとなかなか気は抜けません。うまく回るようにちょっとずつ改善しながら、そしてなるべくひっそりと活動する日々です。

いろいろ縁の下
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2018年08月05日

ハイクオリティな合宿宴会

この4月,初めて八幡オケの合宿に参加した。

通常、どこのオケも本番の1ヶ月ほど前に開催される。

曲を仕上げていく重要な過程であると同時に、日頃接する機会の少ない団員ともコミュケーションがとれる貴重な機会。

1日目練習終了後のお約束の宴会、

宴会部屋に入っていきなり床一面にブルーシート敷いてあるのにはドン引きしたけど…。

平均年齢が若干?高めのオケ故、私(40代後半)と似通った年齢層の方も多いからか、(いや、若い人たちもちゃんとそれなりにいてます。)

若い世代の多いオケと違って、アテとアルコールのクオリティが結構高い。

いや、決して若い世代の多い宴会が悪い言うてるわけちゃうよ、

でもな、おっちゃんおばちゃんは揚げもんとかスナック菓子とかよう食べられませんのや。

アルコールも、加齢のせいか量が飲めなくなってきてますねん。

口もよう肥えてきてるから、美味しいもんがちょっと食べられたらそれでエエ。

ブルーシートの上に並べられたテーブルの上には、団員の皆さんによる質と技の高い手作りのアテが並んでて、感動もん。

ワインも皆それぞれ持参していて、ワインボトルが何本も並ぶ並ぶ…。

美味しいアテをいただきながら色んな味を飲み比べ。

あー、ホンマに幸せや♡

2日目のことも考慮して12時でとりあえず一次会はお開き。(もう若い子みたいに朝までなんて飲めない私はそのまま布団へダイブ。)

アルコール性健忘症にもならず、体調も特にしんどくもなく、次の日を迎えることが出来た。

次回の合宿宴会への反省点としては、

@マイお取り皿を持って行く。(皆さんと同じ紙皿使ってたらどれが自分のお皿か分からなくなってしまった…)

A持参されたワインが圧倒的に赤ばかりだったので(私も含む)、次回は暑い季節でもあるし、白を買って行こう。(冷蔵庫があることは確認済)

アテも何か美味しいモン持って行こうかなあ。但し手作りじゃないけど…。

エリザベス
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2018年07月21日

親子コンサート

7月21日に、毎週練習で使わせていただいている男山公民館で、近隣にお住まいの方々向けの親子コンサートがあります。かしこまった雰囲気の定期演奏会とは違って、親子コンサートは、子供用のゴザが敷いてあって、オーケストラのメンバーは普段着で演奏します。今年は、ルロイ=アンダーソンの「サンドペーパーバレエ」や、ビゼーの「アルルの女」から「ファランドール」などを演奏します。
聞きにきてくださる方にも楽しんでいただけるように、私たちも「スマイル」で演奏したいと思います。

ホルンM
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2018年07月08日

基礎練習と私

高校1年でオーボエを始めてン十年。恥ずかしながらきっちりと基礎練習をするということをせずに楽器を吹き続けてきました。楽器初心者だった私に「オーボ
エはロングトーンなんかしても意味ないよ」というエセ情報を与えた人がいて、ぐうたらな私はそれを真に受けました。レッスンにも通いましたが、不幸なことに先生もきっちりとした基礎練習の仕方を教えてくれず、適当にスケールやアルペジオなどの練習をパラパラッとする程度ですませていました。
少し以前に、弦楽器の友人から「練習時間を短時間しか取れない日があるけれど、そんな日でも15分間程度の最低限の基礎練習をするようにしている」というような話を聞き、一念発起して基礎練習に取り組むことにしました。基本的にはロングトーンとスケールです。最初のうちはちょっと苦痛でしたが、慣れてくると単純な練習ながらいろいろ考えることもあってだんだん苦痛を感じなくなり、そのうち楽しいと感じることもあるようになりました。効果として、「すかる」頻度が少なくなる、高音が楽に出せる、長時間の演奏にも耐えられるようになる、などを感じるようになりました。(あくまでも以前の自分との比較です、念のため。なお「すかる」とは、息を入れてもリードが振動せず、出すべきタイミングで音が出ないこと。オーボエの演奏上の大きな弱点の一つで、特に低音を小さい音で吹こうとするとよく起こります。)自分の楽器演奏技術がいかに拙いかということを実感しますが、もとが下手な分、成長することも実感できます。それに、以前は個人練習があんまり好きではありませんでしたが、最近は練習が好きになりました。
「どうして今までこれをしなかったのだろう!?」という後悔の念もわきますが、それを言っても仕方がないので、前向きに行こうと思っています。これから平均余命を超えて生きても、今までの楽器経験年数を超えて吹くことはちょっと無理そうですが、できるだけ長く吹き続けて後悔の気持ちをやっつけるために、基礎練習に励もうと思っています。
(オーボエ K)
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2018年06月25日

七夕に向けて

前回の演奏会が、八幡市民オーケストラで出演した初めての演奏会でした。
入団させていただき、初めての練習参加、合宿、飲み会、ホール練習、リハーサルと、毎回緊張しながらも楽しく過ごさせていただきました。気づいたら本番前日!とあっという間に過ぎていきました。
メンバーの皆さんはとってもフレンドリーで、たくさんの経験があり音楽に情熱的で、たくさん学ばせていただいています。
誘ってくれた大学の後輩に感謝です!

ところで最近職場で演奏する機会ができました。職場では、60名ほどの対象者に向けて毎年季節ごとにイベントを行っていて、ゲームや歌を歌ったり、スタッフが出し物をしています。今回のテーマは、七夕。リラックスしてもらおうということで、生演奏を企画することになりました。
クラリネットのアンサンブル団体の知り合いに出演依頼をして、私を含め4人でプチコンサートをすることになりました。
お客さんのほとんどがお年寄りなので、演奏する曲目や、歌ったり打楽器(鈴をストローにつけたものなど)を鳴らしたり参加もできる内容にしようと計画中です。お客さんの反応を想像しながら今からワクワクしながら準備しています。
このような機会も、楽器を続けてきたおかげで経験できる楽しみなのかな、と思います。

楽器を続けていてよかったなぁと感じることは、きっとこれからもたくさんあるのだと思います。
八幡オーケストラの皆さんのように、楽器や音楽を生活の一部として、ずっと続けられるようになっていきたいです。

クラリネットのこびと
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2018年06月10日

だあんすううわああ、うまくおどれえないいい

前回の50回記念定期はまさかの台風のさなかでの開催でしたが、今回は天候に恵まれ、というか良すぎて熱中症になりそうな日になりました。うーん極端やなあ・・・そんな暑い日にたくさんのお客様がお越しくださいました。この場を借りてお礼を申し上げます。

さて、自画自賛的ですが今回は総じて八幡オケらしいとても勢いのある演奏会になったと思っています。というのも仕上がりが遅くてまだ上り調子だったことから、結果的に本番当日が一番できが良かった(というかやっと仕上がった)からです。これってまだもう少し伸びしろがあったのではと感じたのは私だけではない・・とも思うのですが。汗

振り返ってみて、一番印象に残っているというか心残りなのは、ラフマニノフで上手に踊れなかったことですね。「はげ山の一夜」の百鬼夜行感やチャイコフスキーVn協の絢爛な雰囲気はそこそこ出せたと思うのですが、「交響的舞曲」のダンス感というか三拍子の体重移動ノリがもう一歩揃いませんでした。まあ言い訳ですが、私も含めおそらくほぼ全員がダンスの素養がなかったので仕方ないのかもしれません。

と、なんだか愚痴ばかりになってるので良いところも書いておきます。日頃の練習指導を団内メンバーで行ってここまで仕上げるのはなかなかに歯ごたえのあることで、団員各位の積極的な演奏が不可欠です。そういう意味で今期の練習も毎回たいへん楽しくかつ興味深いものになっていました。八幡オケの魅力のひとつと言えると思います。良いところをさらに伸ばすとして、団内トレーナーはもちろんのこと客演指揮者に対しても先生と生徒のような関係に陥らず、相互に影響し合って新たな音楽世界を生み出すことを目指したいですね。
いいんちょU
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2018年05月26日

来期の件について皆様へ

まだ本番が終わっていませんが、来期のことで少しだけこの場で時間をいただきたいと思います。
来期は、メインのバルトークのトレーナーを担当させていただくことになりました。
今まで私はメインを担当した経験がありませんが、オケコンが作曲された経緯を辿ると、私が担当する以外にありません。
バルトークに作曲を依頼して初演した指揮者はセルゲイ・クーセヴィツキーという方です。世間では指揮者の印象が強いですが、実はコントラバス奏者でもあります。
そしてもう一つ、私は仕事の都合で時間通りに練習に参加出来ない日が多々あります。それにも関わらず、トレーナー・パートトップとして皆様のお力になれていません。自らに試練を与えるという意味も込めて、この難題を引き受けることにしました。

そして最後は、動画投稿を始めて今月で3年が経過しました。既にSNSを通じてご覧になった方も多いですが、皆様へのメッセージを含めた動画を掲載いたします。

https://m.youtube.com/watch?v=NLMjMxn7cZU

(不快に感じた場合は、ご視聴をおやめください。)

それでは、本番を存分に楽しみましょう!
橋本怜補
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2018年05月11日

雑感

陽気はまだ安定しませんが、新緑は眩しく、花々もあちこちで微笑み、色彩あふれる楽しい5月に。近くのお店の軒先でツバメの雛が可愛い口をぱくぱくさせているのも嬉しい光景です。

仕事のペースを緩めてから、生活を楽しむ余裕ができました。ヨガを始めてみたり、15年ほど休んでいたヴァイオリンを再開して八幡オケに参加させていただいたり、組紐に興味を持ったことがきっかけで、日本の伝統色や染・織に興味が広がり、ちょこちょこ本を読んだり、関連する展覧会などに出向くようになりました。

そんなわけで、先日、草木染めのワークショップに参加してみました。開花直前に伐採せざるをえなかったものをいただいたということで、花を咲かせる準備を十分にしていた精の詰まった桜の枝から色をいただいて染めました。お染めの過程は、まず命をいただいた草木を煮出し、そうして出来上がった染液に布などを入れて染め、最後は媒染液につけて色を定着させるというものです。染液は枝を煮たものなので、一見、茶褐色なのですが、布を入れるとあら不思議、桜色に!そして媒染液につけるとより柔らかな色になったり渋みが増したり!指導を受けながら同じ工程を行うので、染め上がりは同じかと思いきや、参加した各人それぞれの色に染まりました。先生曰く、植物の精の状態や染める材料、環境が似通っていても、同じ色に染まることはなかなか難しく、だからこそ楽しいのだと。

あれ、何か自分の楽しみでも同じ感覚が・・・あっ、オーケストラの演奏会か!染液はわれわれ楽団員、染める材料は演奏曲、そして染める人は指揮者、そして今回の演奏会では媒染液はソリストの玉井さん・・・環境は八幡のホールと観客の方々ですね。演奏会でどのような「色」になるかは、枝々の精の込め具合によるので、練習がんばるぞ〜!!
皇帝の民=VnのS
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2018年05月06日

お店の音楽

予期しない音楽が耳に入って、アレっと思うことってありませんか?

私の場合、例えば近所のスーパー。
ある日ふと違和感を感じて耳に集中すると、聴こえてくるのはマーラーの交響曲第2番「復活」…。何故スーパーで︎ 時々場違いなクラッシック音楽がかかってはいましたが、この時は晩ご飯のお買い物モードが吹き飛ぶ衝撃でした。

またある日ふらっと1人で入った飲食店で。
オペラ?が流れる中に店主が1人。何の曲だろう?聴いた事はないかも知れないけど、どこか雰囲気に馴染みのある曲調。きっと知ってる作曲家の曲、何だろう…と記憶を辿ったり想像したりしながら気になって気になって。
答え合わせのつもりでお会計の時に尋ねたら「キャンディード」。序曲なら知ってた。最初から聴いて(聞いて)たら居心地も変わっていたかも。
この時は答えが分かる状況でしたが普段からお店やあちこちで聴こえてくるフレーズに「ああ、この曲なんだったっけ〜、やった(聴いた)事あるけど曲名が思い出せない〜」と悶々とする事はしばしば。

またある時、友人と食事に入ったお店で流れていたのはベートーベンの弦楽四重奏。まあそれはそれとして、食事が終わって2軒目のバーに入った途端に同行者が何やらニヤニヤ笑っているので何かと尋ねると、「この曲、さっきの店でかかってたのと全く同じ録音ですね」「!?」。それを聞いたバーのご主人が「ああ、そのオーナー(直前の店の)なら前にウチの店に入るなり立ったまま腕組んで難しい顔して固まってると思ったら『オレの店にあるのと全く同じ録音のCDや』って言ってましたよ。」とのこと。どうやらその曲だったようです。2軒とも沢山CDがあって普段色々な曲がかかっているんですが、そういう偶然もありました。

偶然といえば数年前に東京に遊びに行った時のこと。
夕方に仕事を終えてそのまま東京に向かうつもりだった私は、サクサク仕事を片付けて東京でナイトライフを楽しもうと、淡々と仕事を進める時によく使う曲を聴きながら予定通りに仕事を終わらせ、久しぶりの1人旅に高まる気持ちを抑えようと新幹線の中でも同じ曲を聴いていました。さて東京に着いて迷子になりながら初めて訪問するお目当てのお店に漸く辿り着き、ワクワクしながら扉をそっと開けると、そこには期待を裏切らない素敵な空間が。でも、アレ…この音楽…。
薄暗い店内の隅っこに見覚えのあるCDケースが1枚。えええぇ︎
非日常的気分が一瞬で消失。直前までその日一日聴いていた音楽でした…。(実話)
HrのF
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2018年04月21日

たまには室内楽も♪

 先日、オケのメンバーで弦楽四重奏をする機会がありました。松花堂で行なわれた八幡市文化協会の表彰式で15分程の生演奏をというお話に、選曲をどうしよう!?というところから始まりました。過去の様子を聞くと、クラシックだけでなく映画音楽やポップスなども取り入れた方が良さそうでしたし、ご年輩の方も多いそうだからしっとりした曲もあった方がいいのかも?15分程度に収めるのも必要!などと思いを巡らせつつ選んだ5曲は、NHK「歴史秘話ヒストリア」のオープニング曲「storia」、服部良一作曲「蘇州夜曲」、プッチーニ作曲「歌劇「トゥーランドット」より誰も寝てはならぬ」、ラフマニノフ作曲「パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏」、K.アンダーソン-ロペス/R.ロペス作詞・作曲「Let It Go 〜ありのままで〜」となりました。もちろん、全て弦楽四重奏版です。統一性のあるプログラムとは言えませんが、ラフマニノフは51回定演のPRができるから入れよう!ということだけははっきりしていました(笑)
 私自身、室内楽の経験が少ないため得意とは言えないのですが、メンバーのVn Nさん、Va Tさん、Vc Mさんと、意見を出し合いながら練習をする中で感じた(再認識した)のは、お互いの音をよく聴いて、今自分はどういう音を出すべきか考えて弾くことの大切さ、呼吸を合わせることの大切さ、でした。(え、それって普段のオーケストラの練習でトレーナーの方々から言われていることそのままだよ〜と思う人たちが多いでしょうねぇ…)
 個人練習はしっかりしますが(それはもう)、4人で合わせるときには、曲のイメージを共有し、弾き方や音量のバランスを整えていかなくてはなりません。弾きながら「ここはタイミングが合わなかったから次は気をつけよう」というようなことは気付いても、その先のこと、例えば「ここはVn2とVaの伴奏がもっと前に向かう感じでほしいな」というように、気になるところをどうすれば良くなるか、それを考えるセンスがあるかと言われれば、私にはまだまだというところです。Vn Nさんのアドバイスを聞きながら、精進せねばと思いました(苦笑)。もう1つの呼吸については、ある曲の冒頭のテンポ感が2パートでなかなか決まらなかった時、相手とちょっと大げさに呼吸を合わせた途端、見事に決まった!ことから、あらためて呼吸って大事だ〜と思いました。大人数のオケとは違って、室内楽は意思の疎通が楽なので、こうしたことを意識する時間が持てたのは良かったです。
 本番当日、やはり緊張しましたが、何とか弾き終えることが出来ました。楽しさ半分、緊張から演奏に集中するあまり顔がこわばっていなかったかしら?などの反省点半分。普段はオーケストラで弾くばかりですが、たまにはこうした室内楽の練習をするのもいいなぁと思いました。あ、ちゃんと51回定演のPRもしてきましたよ〜!
Vn3人目のN
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2018年03月31日

ブログデビュー

八幡オケに入団して、早いもので2年が経ちました。その間逃げ続けていたリレーブログの順番がついに回ってきてしまいました。年度最後のブログということで、どんなことを書けばいいのかなあと思っておりましたが、時期的に、卒業、転勤などで新しくオケを探している方もおられるのではないかと思い、八幡オケのいいところ(わたし選)を書いてみることにしました。オケ選びの一助になれば幸いです。妨害になりませんように・・・

練習場が決まっており、市内の公民館が固定の練習場になっています。もちろん駐車場もあります。わたしはほぼこの点だけで入団を決めました。オーケストラジプシーを長らく続けていた頃は、練習参加の事前に最寄りのパーキングを調べ、ついでにお天気も調べ、満車になる前に到着できるよう早めに出発し、ああ車とめる前に楽器だけ会場に入れたいからナビは練習会場にセットして、いざ駐車場に着いたら、えっこの駐車場上限金額無いんですか、誰か他の駐車場ご存知ないですか?・・・なんて面倒をしておりましたが、今はストレスフリーで練習参加、本当にありがたいことです。

あと、団員さんの人数がとても多いです。各パート満遍なく団員さんがおられるので、本番直前でエキストラさん頼みになることなく、練習開始から本番までじっくり楽曲に取り組めます。参加されている団員さんの年代も幅広く、頼りになるベテランさんも多くおられます。運営も整えられていて、疑問はすぐに解消できます。とくに良いなと思うのは、お子さん連れで参加されている団員さんのために、託児の仕組みがあることだと思います。 他にもたくさん良いところがあると思いますが、実際に見学に来てみてわかる部分もあると思いますので、ぜひ一度八幡オケの門戸をたたいてみてはいかがでしょうか。
Cb TI
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2018年03月20日

バイオリンのCT解析

CT analysis of bowed stringed instruments. (弦楽器のCT分析)
http://pubs.rsna.org/doi/10.1148/radiology.203.3.9169708?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub%3dpubmed

 この論文は、アメリカのミネアポリスの放射線科医が書かれたものです。研修医の時に、北米放射線学会のRadiologyという学会誌に載っているのを見つけました。
医学の本ですが、バイオリンを医療用のCTを使って検討されていて、その当時研修医ながら、放射線科って自由でいろんな先生がいるもんだなあと関心したのを今も覚えています。
それをまねたわけではありませんが、昔、自分でも指をポキッと鳴らすのをCTで撮ったりしたこともありました。
 今回ブログ担当にあたり、あらためてPubmedという生命科学や生物医学の論文の検索サイトで、Violin, CTというキーワードで検索すると6論文が見つかり、このうち3論文が実際にバイオリンについて検討した論文でした。もちろん生命医学以外での論文は複数あるようです。
今回はこのうち上の論文を書いた先生が、翌年にもう一つ書かれていた論文について主に紹介します。
Use of CT in Detection of Internal Damage and Repair and Determination of Authenticity in High-Quality Bowed Stringed Instruments 
(高品質の弦楽器の内部損傷の検出、修理と真正性のためのCTの利用)
http://pubs.rsna.org/doi/abs/10.1148/radiographics.19.3.g99ma09639
こちらから全文は読めると思うので興味ある方は、読んでみてください。

この2つの論文は放射線科医と楽器の専門家によって書かれています(そんな組み合わせみたことありませんが) 。
最初に紹介した論文では、学生が使う楽器からストラディバリウスまでの楽器の表板と裏板の曲線や厚さ、輪郭を定性的定量的に評価し木の密度も測定しています。
そしてこの論文では、1633年から1872年までに作られた14丁のバイオリンと3丁チェロをCTで撮像しています。これより前に、X線写真でも検討されたものはあるそうですが、CTを撮ることによって楽器の内部構造に固有の定性的情報および定量的情報の両方を得られ、高解像度の薄い画像のCTスキャンは、表板、裏板ののエレガントな曲線(archings)と変化する厚さ(目盛り)と、楽器の穏やかな湾曲した輪郭を明らかできるとのことです。1本目の論文で表と裏のプレートの厚さと減衰のCT測定値が実際の木材厚さと木質密度測定値とよく相関していることを示しました(P <.001)
撮像するときには、アーチファクトになる金属の部品(G線や顎当ての金具など)を外して撮像したとのことです。バイオリンは1mmスライス厚で、チェロは10mmスライス厚で撮ったとのこと。バイオリンがCTの寝台の上に乗っているのはなんとなくかわいいですが、チェロが寝台の上に乗っているのはなかなか迫力がありそうです。
結果としては、どの楽器も様々な程度の損傷や修復が検出されました。またどの楽器でもニカワを用いた修理跡があったとのことです。また虫食いもあったそうです。Anobium domesticum?というカブトムシの仲間?によって虫食いがあるそうです。あまり聞いたことないのですが、日本でも虫に食われることあるようですね。
また損傷では、温度や相対湿度の急激な変化によって生じるともあり、航空機に搭乗でも生じるともこの論文には書いてあります。
著者らはCTを撮ることによって、目視検査では不明であったり、過小評価される損傷や修復が検出されると言っています。
また、木目パターンがわかり、偽造や紛失、盗難された場合には有用かもしれないと言っています。
よって保険会社が保険に加入する前にCT分析を依頼することを推奨しています。
そんなに高い楽器に触れたこともなく、関係することもないので、実際に保険加入時にもCTを撮られていることもなさそうですが、なかなかユニークな研究ですね。
20年前のCTでも人間を撮るのとは違って、時間をかけたと思われ、なかなか綺麗な画像ですがしかし当時のCTではなく、現在のマルチスライスCTで撮像したらもっと綺麗な画像が撮像できそうです。
しかし今はなかなか研究対象として、患者様を対象とする臨床機でバイオリンを撮像することは難しいです。
なので、残念ですが、臨床用ではない研究用のCTや工業用のCTで撮るのが、よいようです。

以下、図は2つの論文から引用しました。
図1. 論文に紹介されていたバイオリンの解剖ではなく図です。こんなのが医学論文に載ってるって面白いですね。
図1.jpg
図2 3,ストラディバリウスのバイオリンの冠状断像、これにより正確な複製が出来る。4a.アマティのバイオリン、4b,は生徒用のバイオリンで、表板と裏板の厚さが全く異なっています。
図2.jpg
図3.4 3.ペグボックスの虫食い像。4.チェロのスクロール(渦巻き)の部分の虫食い像(矢印)と、にかわで修理されたあと(矢頭)
図3,4.jpg
図13. a. ストラディバリウスのバイオリンの渦巻き、b. ベネチアのチェロの渦巻き。指紋のようなパターンを呈しており、楽器を同定するのに役立ちます。
 図13.jpg

文 Vn,の中の人
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記