2016年07月09日

親の心、子知らず!?

先月、定期演奏会が無事に終わりました。

プログラムの中に玉井菜採さんのソロで、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番がありました。

比較的聴きやすい曲で、それほど難解なメロディーや和音もなく、ソロの美しい旋律が多い曲です。

メインプログラムはプロコフィエフの交響曲5番で、一般的になじみのある曲ではないし、変な和音も多いし、自宅で練習していても家族から難しい曲だねえーと言われて終わる感じでした。



さて、私には子供が2人おります。

6歳の娘は3歳半からバイオリンを習わせています。

3歳の娘は、いつもお姉ちゃんがバイオリンを弾いていると興味津々で自分も参加してきます。

邪魔なので、下の娘にはお菓子箱に段ボールでペタペタ貼った「お手製バイオリン」を持たせていますが、それなりに、自分で顎にはさんで満足気にしています。

母としては、リハーサル時や本番で玉井先生の美しいバイオリンの音色とか、かっこいい姿を娘たちに見てほしくて、何か感じてほしくて、前日も当日も娘をオケの練習に連れて行きました。

本番中は、ホール最後方の親子室という防音の部屋で、姉妹2人と父親とで鑑賞。

親子室は一番後ろなので、舞台からはかなり遠いですが、意外とガラス越しに子供の姿が私からよく見えています。

本番が始まり、始めにオケ全員立って正面を向くとき、下の娘がピョンピョン飛び上がって手を振っているのを見て、上の娘の姿も見て「よし、頑張るぞ」と思う母。

玉井先生がきれいなドレスで出てきて、聴いてくれてるかな〜と期待しつつ、ヴァイオリン協奏曲が終わりアンコールまで弾いてくれました。

休憩後にまた舞台上に出ると、下の娘が同じくピョンピョン飛びながらこちらに手を振っています。

上の娘の姿が見えんなあ・・・と思いつつプロコフィエフ5番が終了。

演奏が終わって、楽屋にやってきた娘たちと夫。

夫に聞くと、6歳の娘は1曲目のラヴェルの「古風なメヌエット」途中で撃沈して眠ってしまい、ヴァイオリン協奏曲は始めから終わりまで全く聴いてなかったとのこと(泣)。ドレスも見てないし、何も知らん間に終わっていたそうな・・・・

母「玉井先生、きれいなドレス着てたでしょ。かっこよく弾いてたでしょ。見なかったの?」

娘「え?バイオリン・・? 何色のドレス? 知ら〜ん。わからんわ。」

3歳の娘は寝なかったものの、舞台上に母が登場して始まる度に「ママ〜!こっちだよお〜!おーい!」と飛び跳ねて手を振りエールを送って、自分なりに満足したところで終了。その後は遊び始め、全然聴いてないし、せっかくのソリストも見てないしという状態だったようです。



うーん、、、なんだかなあー、、、、

母の心、子知らず・・・・・
Vn-Kae
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2016年06月29日

47回定期演奏会終えて

運営委員長Uです。
先日は雨天にもかかわらず八幡市民オケの第47回定期演奏会に多くのお客様がお越しくださいました。この場を借りてお礼を申し上げます。

今回、個人的には「いつもの少し背伸びした選曲と比べると比較的おとなしいプログラムだ」と思っていたのに、やってみると意外に苦戦しました。3曲ともなかなか身体に入らず、積み木をガタガタに積み上げたような演奏から抜け出すのに時間を要しました。梅雨明けの予報みたいですが、ああ抜け出したんやなと気付いたのは本番1週間前のホール練習でした。もともと仕上がりが遅いのが以前からの課題なのですが、今回は特に遅かったような・・・。

さて、私たちは前日リハはもちろんのこと、空いていれば1週間前の集中練習も本番ホールを使用して行います。いつもの練習場と違う響きを客席で聴いたり、録画や録音をチェックしたりして、事前により良い演奏のためのイメージ作りをすることができるのはとても幸せなことです。前述の通り、今回も1週間前はホール練習でした。その録音を聴いて「あれ?思ってたほど悪くないじゃん」となったのでした。もう少し早くこのレベルに達していれば更に深い表現を探求できるのになと毎回思うのですが、なかなかうまくいきません。これは私たちに限らずアマオケの宿命的課題ではないかと思います。

さて次回は11月。また背伸びと言われそうですが、濃厚な3曲に取り組みます。
フォーレ 組曲「ドリー」(アンリ=ラボー編曲のオーケストラ版)
ヒンデミット 交響曲「画家マティス」
ベルリオーズ 幻想交響曲

いやー、次も楽しそうです。(^o^)
ホルン宇野
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2016年06月07日

初トレーナー

今回初めてトレーナーに就任し、大役を引き受けさせていただきました。
私個人としては、テンポ感のわずかな違い等の指摘を常に受けたこともあり、満足のいく出来ではありませんでした。動画で自分の指揮を見返してみると、それが虚実に現れている回も少なくありません。
私のトレーナーとしての今後の課題は、いかに楽曲を熟知して臨めるかに尽きます。「橋本はちゃんと曲を勉強しているのか」、「橋本がトレーナーになってから練習の質が落ちた」、このような批判は必ず出てくると思います。そうならないよう、次回のドリーに臨みたいと思います。
本番、そして次回の幻想、画家マティス、全力で取り組みましょう!
橋本怜補
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2016年06月02日

プロコフィエフ 音楽はだれのために?

いよいよ来週に迫った八幡市民オケの定期演奏会、メインはプロコフィエフの交響曲第5番です。
第3楽章の真ん中あたりで、オーボエやトランペットなどが八分音符をスタッカートで空疎に響かせる部分があり、指揮者の森口先生がここについて「虚無感」という表現をされ、「プロコフィエフの戦争ソナタに通ずるものがある」というようなコメントをされました。

プロコフィエフの戦争ソナタとは、ピアノソナタの第6〜8番のことを指します。作曲者が名付けた訳ではなく、第二次世界大戦の最中に作曲されたことから、後世になりそう呼ばれたものです。この3曲のソナタのうち、どこが虚無的なんだろう?と、他の団員と少しやり取りしたのですが、交響曲5番の3楽章の当該部分以上に虚無的な箇所はないのではないか?とのご意見、私も概ね同意します。

私はプロコフィエフが大好きで、交響曲以外にもピアノソナタやピアノ協奏曲などを良く聴きますが、このようなやり取りをしているうちに、実はプロコフィエフのことをあまり良く知らないことに気付きました。せっかくなので少し勉強しようかと、八幡市の隣の某市立図書館のサイトで検索したところ、「プロコフィエフ 音楽はだれのために?」(ひのまどか著、リブリオ出版)という本がヒット。なんと児童書なのですが、借りて読んでみると、大変詳しく興味深い話が多く書かれており、また貴重な写真もたくさん載っていて、あっという間に読み通してしまいました。
プロコフィエフがたまたま日本に立ち寄り、数ヶ月滞在することになった際のエピソードなども、とても面白く、これを採り上げたブログもあったのでご紹介します。
http://blog.goo.ne.jp/hirochan1990/e/b6e4a025432693317eb6376a49132a82
その他、特筆すべき(というか私が気に入った)エピソードを少しご紹介します。

・プロコフィエフは13歳でペテルブルク音楽院に入学したが、喧嘩好きで無鉄砲、反抗的でとことん辛辣。入学以来十年間、音楽院中にゴタゴタを引き起こしてきた。その被害者は、音楽院院長のグラズノフやリムスキー=コルサコフ教授など。卒業試験では自作のピアノ協奏曲第1番を演奏、賛否両論の中、見事に一等賞を獲得し、賞品として新品のグランドピアノを手に入れた。

・プロコフィエフ母子のアパートはペトログラードにあり、作曲に行き詰ると外に飛び出し、チェス会館に飛び込むと、居合わせた友人や知人にチェスの試合を挑んだ。「チェスと作曲には共通点が多い。共に、計算と、情熱と、闘争の世界である」というのが彼の持論。エネルギーレベルが異常に高い彼にとっては、チェスのような頭脳競技が最高の気晴らしになった。1917年2月の「二月革命」時は、アパートの中にいても銃声が聞こえ、プロコフィエフはじっとしていられず、町に出て、建物の陰から反乱軍の兵士たちと政府軍の撃ち合いを、興奮に震えながら見ていた。

・日本滞在後にアメリカに渡り、ニューヨークで自作を売り込み、ピアノリサイタルを開いたが、実は保守的なニューヨークの聴衆や批評家は彼の音楽を理解せず、散々な反応。この地の会員制クラブで日本の作曲家、山田耕筰に出会い、激論を交わす。論争に負けたプロコフィエフは山田を認め、自作の演奏会に山田を招待したところ、山田はプロコを絶賛、固い握手を交わした。ニューヨークで認められないプロコは、知人の紹介でオペラ「三つのオレンジへの恋」をシカゴで初演することになったが、初演数日前に指揮者が急死。やむを得ず上演延期に。

・新たな活躍の場を求め、パリに渡る。バレエ「道化師」のパリ初演の成功を記念して、画家マティスがプロコフィエフの肖像画を描いた。

・ロシアに凱旋帰国したプロコフィエフは熱烈歓迎を受け、演奏面で大成功を収めたが、スターリン独裁が進み、先進的な音楽家も迫害を受けるように。国に不満を持つ妻との間が険悪になり、仕事仲間の女流詩人と愛し合うようになり、家族と別居し女流詩人と同居。1941年7月にはドイツ軍によるモスクワ空襲が始まり、トルストイの大作「戦争と平和」のオペラ化に取り組んでいたプロコは戦争に直面することで、オペラのどのシーンも身近で具体的なものになった。戦争はプロコフィエフの性格を変え、以前見られた横柄さや冷淡さは消え、気取らない、温和で思慮深い人間になった。かつては氷と火の表情しか持たなかった瞳の奥に、柔らかい光が宿っていた。

・1948年2月、プロコフィエフに共産党の中央委員会総会への参加要請が来た。他にはショスタコーヴィチ、ハチャトリアン、カバレフスキーなども来ていた。スターリン腹心のジダーノフが以下の決議文を読み上げた。「わが国には、粗野で、俗悪で、人間の正当な精神活動を破壊する、聴くに耐えない音楽を書く人間が存在する。彼らは恥ずべき形式主義の作曲家であり、音楽における反人民的犯罪者である。党中央委員会は先のソビエト音楽活動家代表者会議で、出席した音楽家に名簿を送り、その中に潜む犯罪者の告発を求めた。多くの音楽家が、ブルジョワ的傾向のある形式主義作曲家だとして名指ししたのは、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ミャスコフスキー、ハチャトリアン、カバレフスキー…」これに対し、プロコや他の作曲家は「自己批判の手紙」を書き送った。プロコの作品は演奏禁止となり、精神的・経済的に大きな打撃を受けたが、唯一、バレエ「ロミオとジュリエット」だけは、あまりに人気が高かったので例外となった。この苦難の時期に、プロコを崇拝する若きチェリストのロストロポーヴィチとの出会いがあり、彼のために新たなチェロのための作品を作曲した。その後、組曲「冬のかがり火」で四回目のスターリン賞を受賞し失地回復。しかし病気が悪化し、アパートで脳溢血により急死。奇しくも同じ日に、国の最高指導者であるスターリンが同じく脳溢血で急死。モスクワは大パニックになり、プロコの急死を知った友人がアパートに向うも、モスクワめがけて殺到した人の波でなかなかたどり着けず、柩を葬儀場に運ぶのにも何時間もかかった。花という花はスターリンのために買い占められ、プロコのためには一本も残っておらず、柩に飾ることができたのはモミの木の小枝だけであった。

他にも興味深い話がたくさん載っています。プロコを知りたい方には必読の書と思います。
これを読んでから演奏会にお越し頂けましたら、交響曲第5番もまた違って聴こえるかもしれません。

ティンパニ奏者
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2016年05月19日

来月のサンサーンス楽しみです

 先日は八幡市民オーケストラの年2回の合宿でした。
合宿は、土曜午後から夜9時まで、日曜は午前9時から午後4時まで、合奏、分奏、パート練習が組まれています、また夜は懇親会もあり、なかなか疲れはしますが、とても楽しい合宿です。

 来月の演奏会では、中プロは玉井先生のソロでサンサーンスのバイオリン協奏曲第3番を演奏します。プログラムが決まって、あらためて曲を聴いたら、2楽章はネットラジオでよくかかっていて、いい曲だなあと思っていた曲でした。
とても2楽章は美しいですが、とくに最後のクラリネットとバイオリンのフラジオの辺りは天にも昇るようです。聞いてから、玉井先生がいらっしゃるのが待ち遠しかったのですが、合宿2日目に初あわせがありました。もう期待通りで初っぱなからうるっときそうでした。来月の本番は更に楽しみにしています。
http://yawata.org/event.html

匿名希望の1st Vn.の中の人
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2016年04月27日

持たない者のボヤキ

 ブログネタを探しているうちに1か月過ぎてしまいました。その間に弦トレはあるし、指揮トレは3回もあってとにかく土曜日が巡って来るのが早い!早い!今はそれゆえオケネタは濃すぎるので止めときます。そこで身近なことですが、今回はケイタイについて書きます。

なんといまだにガラケーもスマホも持たない生活をしている身なのです。ここまで普及するとさすがに同情されたり変人扱いされたりの毎日ですが、そんなに不便な生活ではありません。まずこんな個人情報の塊を置き忘れる心配はないし、電車の中やコンサートなどで突然着メロがなることもありません。まわりの人は私がケイタイを持っていないことを知っているので、待ち合わせには遅れないし、わかりやすい公衆電話のある場所を選んでくれます。家を出てしまうと連絡が取れなくなるので、変更などは早めに知らせてくれます。さらに面倒な人に捕まる心配がありません。
良いことばかり並べましたが、結構苦労は絶えません。外出して急用ができて電話をかけようと公衆電話を探しますが、この時代コンビニやスーパーに必ずあるわけではありません。500m四方に1台とか言われているわりにはいざとなるとなかなか見つかりません。かなり歩き回ることになります。夜遅くなって京阪の駅のタクシー乗り場に行ったらタクシーはなく、電話番号だけが書いてありました。自分のケイタイでタクシー呼ぶシステムのようです。この時は最寄りの公衆電話を探しながら、流しのタクシーと出会うことを期待しながら2キロくらい歩いていたら、なんと家に着きました。おかげで、足は丈夫になります。楽器を持っていれば全身、筋力アップします。
今は公衆電話がふさがっていることはまずありません。私のためにあるかのようにいつでもすんなり待たずに使えます。カードと10円玉でかけるこの電話を使ったことがない人も多いようで、駅で小学生に使い方を聞かれました。
最近自宅の固定電話に出たとたん「今どこなん?」とか「今移動中ですか?」とかわけのわからないこと言われることがしばしばあります。うちに決まってるだろ!とは言わず、「今自宅です。」と普通に答えるようにしています。固定電話の使い方がわからない人、私が教えてあげます。

Vaパート 永遠のト音記号恐怖症
タグ:弦楽器
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2016年04月20日

やわたおけなひとびと。

早いもので、前回ブログを書かせてもらってから5年ほど経過しました。
前回は、我がほるんパートの方々をご紹介しましたが、今回は、ほるん以外の方を何名か勝手にご紹介したいと思います。
「何これー、私のこと?」と怒らないで下さいっ(▼∀▼)

まずは、木管のAさん。Aさんの近くに行かれたら、そっと耳をすませて下さい。
ほんわか〜とした、自作?の歌を歌ってらっしゃることが多いです。
私はそれを聞いて、いつもほっこりしています。
穏やかな気持ちにさせて下さって、いつもありがとうございます♬

二人めは、木管のBくん。
彼は大学オケの後輩ですが、八幡オケでは敬語はおろか、私のことをちゃん付けで呼ぶという、態度の大きい?後輩くんです。
合奏中、自分がヒマな曲だと、90度ヨコを向いて座っています。
ただ、同じ係をしているのですが、色々知ってるので、めちゃくちゃ助かります。
会社がマジで大変なので、体に気を付けてね〜。

3人めは、弦楽器のC君。
C君はすっごく楽器がウマいのに、何故かエラそうじゃない。いつもノーマルなんです。
一度、上手やね〜って言ったんですが、誰もそんなこと言ってくれないから嬉しいよーって。
そういう控えめなトコ、スゴイです。
ただ、C君も大学オケの後輩ですが、敬語は使ってくれてないような??
八幡オケって、先輩後輩というよりも、家族的なカンジになれる場所なのかな?と思いました( ^-^)

他にも八幡オケには、こんな方々がおられます。

・地球上から女性がいなくなったら生きていけないであろうDさん
・地球上からビールが無くなったら生きていけないであろうEさん
・火の鳥が吹けたらオケやめると言いつつ、10年以上前に実現してからまだご健在のFさん(まだまだいて下さい!)
・女の人のことも好きでよく抱きついている、ちょっとヘンタイ?だけどカワイイG子ちゃん
・学生の時からシャツの襟を立てて、今でも爽やかなんだけど、ケータイに縛られるのが大キライなH君

……と、いろんな人がいます。

オケ外の方がもし読んで下さっていたら、こんなメンバーがいる八幡オケの演奏、ゼヒ聞きにいらして下さい!
プロコの5番です!←私の永年の夢(*´∀`*)

話がそれますが、指揮の森口先生とは、昔旅行で長野の山奧のローカル線に乗った時に偶然会いました。
一言目が、「何か食べるもん持ってへんか?」
奥様のご実家に行かれる途中で、何時間も乗っておられたらしいです。

すっかり長くなってしまいましたー。
くれぐれも《匿名》ですので、私かもと思っても、笑って許して下さいね(#^_^#)

ほるんのМごん。
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2016年04月02日

プロコフィエフを楽しむ

次回、6月12日の演奏会では、プロコフィエフの交響曲第5番を演奏します。練習が始まっ
てから2カ月。練習の様子は、団の録画機器で毎週記録しており、録画した映像で練習後
にバランスなどを確認できるようになっています。録画を見ていると、特にプロコフィエ
フは譜面が難しく、「弾けなかった〜」「出るところ間違った!」「音程外した(-_-;)」な
どとおぼしき、苦笑気味の表情が目立ちます。
この曲は本当に振り幅の大きい曲だと思います。澄み切った冬の星空を眺めていると涙が
こぼれます、のような歌詞をつけたくなるような美しいところもあれば、正気とは思えな
いような奇天烈なところも。4楽章の最後の方の「タットゥイタカタカタットゥイタカタ
カタッ」(作詞:筆者)も印象的で、「トゥイ」はその後も増殖しながらいろいろなパー
トにどんどん出てくるので、モグラたたきのモグラが顔を出すようなモチーフなのかなと
思ったりします。そんな変なところなのに、楽譜にはなんと「con brio」の指示が! ベ
ートーヴェンのcon brioとはあまりに違う曲想に驚きです。
でも、とにかく楽しい曲だということは間違いなさそうです。団員の表情も、「この不協
和音がたまらないねえ」「ヘンだけど、思いっきり強調して演奏したぜ!」「プロコ、お
もしろすぎる〜」と、プロコフィエフを楽しむ苦笑が増えていけばいいなと思います。
Va プロコフすきー
タグ:弦楽器
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2016年03月28日

トルコマーチから10000光年

今回、ブログ原稿のネタ探しをしていたら、
ウィキペディアのバスドラムのページにただならぬ文章をみつけてしまいました。
「オーケストラでは(中略)バスドラムは定席を得ていない。
(中略)十分に定席を得ているとは言えない。」
確かに全ての曲で出番があるわけではないのですが、2回も言うかなあ…とほほ。
ちょっと悲しいので、バスドラムの復権をさせていただこうと思います。

楽器としての歴史は当然古い(紀元前2500年〜)のですが、
オーケストラで初めて使われたのはいわゆるトルコマーチの模倣として、
ハイドンの軍隊やモーツァルトの後宮からの逃走などからとなります。
これらの曲ではいわゆる賑やかしとして使われており、
正直な話、演奏していてとてもおもしろい、というわけではありません。
これが同じトルコマーチでもベートーベンの第九になると、
出番の最初はファゴットと大太鼓だけできざむ譜面になっており、
ちょっとおいしいやん、という気分になります。

しかし、なんと言ってもオーケストラの中で最大の威力を発揮するのは、
曲の盛り上がりの中でpであれfであれ、シンバルと一緒に演奏する時でしょうか。
こういった使い方が上手なのは後期ロマン派以降、
チャイコフスキー、マーラーといった作曲家たちです。
マーラーの交響曲ではバスドラムのソロも(打楽器的には)たびたび登場します。

さて、今回の定期演奏会でとりあげるプロコフィエフでは、
バスドラムは独特の扱いとなっています。
永遠の相棒であるシンバルとはあまり一緒に演奏することがなく、
むしろ低弦や管楽器の低音部隊と共に演奏する譜面が多々見られます。
バスドラムの音は低く、はっきりした音程があるわけでもないので、
オーケストラの中では目立たないかもしれませんが、
あるとないとでは大違いの存在になれるように頑張りたいと思います。

るりを
タグ:打楽器
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2016年03月06日

滋賀のお薦め

八幡オケのブログは持ち回りで書いているようでして、普段SNSをやらない自分としてはなかなか気の重たい仕事なんですが、どうもブログを更新することで八幡オケのHPが検索などに引っかかりやすくなる、と聞き、重い腰を上げて書いております。
さて、最近、週末に休みができたときに、2歳の息子を連れてどこに行こうかとなかなか悩みます。USJなどのテーマパークは2歳児にはまだ早過ぎるかとも思い、かと言って車での遠出も子供には負担がかかり、京都に在住している者にはなかなかありがちなことかと思いますが、京都市内で観光というのも何かと思い、適度に近く、子供が遊べて、お金もあまりかからないということで、滋賀県にはまっております。お薦めスポットとして2つ。
ピ○○○山
一度廃墟になったと聞く、湖東のショッピングモール。一度廃墟になってその後、リニューアルオープンしてそこそこにぎわってますが、草○○○ンに比べたらやはり土日でも人が少ない。そこがいいところで、ショッピングモール最大の魅力である、キャラクターのカートがまだ確保しやすい。ここが大きな売りとしているであろう『さ○○○○○園』も魅力だが、お金もかかるので、ペットショップの犬猫を見るだけで、子供を遊ばせる。
ブ○○○の丘
2年程前の夏に一度行き、ヤギやヒツジと遊び、花を見ながら歩くだけで楽しかったので、最近また行きました。が、以前に行ったときと比べ、まず、バイキングだったレストランがバイキング形式ではなくなってしまっていました。おそらく客が少ないためにバイキング形式では採算がとれなくなってしまったのかな?と考えながらも園内を一周。『本日の営業は終了しました』と書かれたスポットが多くあり、日曜日なのにおかしいな?とも思いつつ、またヒツジやヤギと遊びながら歩きました。冬なので、夏には咲いていた花も少なく、正直、以前より廃墟感を感じつつ、でもどうせ子供の元気も数時間は続かないため、ちょうどいい感じで一周しながら楽しめました。
滋賀県のネガティブキャンペーンではありません。お金もかからず、ちょうどいい具合に人も少なく、2歳児が適度に楽しめるスポットを探しています。滋賀県方面でいい場所を言っている方は、是非とも教えてください。


よそもん京都人
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2016年02月23日

バイオリンあるある

バイオリンあるある

ブログのネタ探しに、クラシック関連のリンクを辿っていたら、バイオリンあるある、的な物を見つけてしまいました。とっても同意できるものや面白いものが多かったので、あるある!という意見が多かったものを中心に紹介してみようかと思います。

・お金持ちと思われる。内心自分もお金持ちかどうかはとにかく、やっててかっこいい楽器だという事は分かっている。

バイオリンやってます!というと、小さいころから習っていらしたの?とよく聞かれます。
いいえ大分大きくなってからです。
あと、楽器のお値段も良く聞かれる気がします。寧ろ何か楽器をやってる方の方が、気を使って下さってか直に聞かれる事が少ない気がします。
かっこいいのは間違いないです!自分がかっこよく弾けるかは置いといて

・しずかちゃんがなんで下手くそなのか分かる。多分、力のかけすぎとか松ヤニ拭いてないとかそんなもん

これは、そうだったのか!と思いました。そうなのかー誰かしずかちゃんに教えてあげて。

・まつやに割れた...

割れるのでストック必須だと思っています。最後まで使い切れた事がないです…

・だんだんしたにさがる。

さがります。きがついたらさがっています

・練習に飽きて、チェロ弾きやウクレレ弾きをしたことない人は多分いない。

とってもあるあるだと思います!ウクレレ弾きは特によくやります。構えるのがもういやーって時にやっています。

・たくさん弾いて、左手の指先が黒くなったり、皮がかちかちになったとき、ちょっと嬉しかったりもする。

なんかこう名誉の負傷的なのですかね。
頑張った感が出て少し嬉しいです。演奏の成果はさておき。

私の考える、バイオリンあるあるを幾つか、
バイオリンモチーフのプレゼントを、もらう機会が増える。
モチーフになりやすく商品も多いので、バイオリン始めてからよく頂いている気がします!とっても嬉しい!

バイオリンなのかヴァイオリンなのか、どちらが良いのかわからなくなる。
楽なのでバ、で私は書いちゃうのですが、皆さんこっちがいいとかあるのでしょうか

爪切りを持ち歩く人が多い
弦楽器なら仕方ない、ネイルも縁遠いですなぁ

なんやかんや言って自分の楽器が一番好き。これは楽器をやってる皆のあるあるですよね。
バイオリンでも、他の楽器でも。はたまた、オーケストラ全体でも、何か面白いあるあるがあったら教えてください!

(Vn 引用元:http://aruaru.me/posts/view/1258)

Vn ばいおりん民
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2016年02月07日

大分のおいしいごはん

私は大学生の頃から八幡市民オーケストラにはお世話になっているのですが、関西に来てから一度しか大分県民に出会ったことがありません。

故郷への愛をもて余しているので、私の実家でよく出てくる大分のごはんについてご紹介させていただきます。

@とりめし
ごぼうと鶏、お米というシンプルな具材。
味付けは、甘くて濃いめの九州のお醤油、酒、砂糖。
炊き込むのではなく、先に混ぜこむ具材を炒めるのがポイント。

Aりゅうきゅう
お夕飯にて、
『おさしみ、たくさんで余っちゃった、てへ (。-∀-)』
その、翌日出てくるごはんです。
いわゆるヅケに近いものですが、甘いのが独特なのではないでしょうか。
ごはんに乗せてお湯をかけてお魚は半生でいただきます。

Bとりてん
最近有名になってきたような気がします。
軽く薄めの鶏むね肉の揚げ物です。ポン酢でいただきます。
唐揚げともフリッターとも違います。

さて、三点のみご紹介させてもらいましたが、他にもおいしい食べ物はたくさんあります。

ということで、このブログをご覧になった皆さま、ぜひ大分にいらしてください。

Vn よいお家のねこになりたい
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2016年01月24日

呼吸法雑感

 以前このブログでヨガのことが話題になっていましたが、ヨガのレッスンでは必ずインストラクターが「呼吸を止めないで」と言います。また、周りに音が聞こえる位意識して呼吸をしましょう等々。オーケストラでは管楽器はもちろんのこと弦楽器の皆さんも呼吸をしっかり取ってアンサンブルをすることが基本のようです。

 その昔私がTpを始めたころ、先輩からとにかく思い切って沢山息を吸うことが大切であると指導され、吸いすぎて脳震盪を起こしかけたことがありました。また、プロの先生にレッスンを受けたときには息はなるべく素早く鼻から取るようにしなさいと教わり、風邪で鼻が詰まったときは何とか息が吸えるように鼻をかみながら演奏したものです(?)

 現在の奏法は不自然に息を吸うのではなく普通にゆっくりと息を吸い、大切な事は息を吐くときいかに有効に吸った空気を無駄なく楽器に吹き込むかということのようです。

 これも少し昔ですがダイビングを始めたころ、海に潜ると恐怖感から必死に息を吸おうとしてパニックになった経験があります。そのとき教わったのは、怖くなったらとにかく「息を吐くこと」。息を吐けば気持ちが落ち着くし、吸うこともできるようになるということでした。確かに人間恐怖感を覚える場に遭遇したとき、小刻みに息を吸おうとすると聞きます。息は「吸う」のではなく「吐く」ことに重要なポイントがあると思います。

 また、pppで長い音を伸ばす時や高い音を吹く時には「腹に力を入れて」が基本です。つまり横隔膜を緊張させることで小さいけれど真っ直ぐな響く音が出ますし、高い音の場合はお腹の支えで息のスピードが早まります。最近舞台に上がって緊張することが少なくなりましたが、不幸にして緊張してしまったときには@息を吐くこと A腹に力を入れること で何とか高ぶった神経を鎮めることに役立つようです。上り症の方にはおすすめかもしれません。

 都会では大気が汚れてしまっている現代、なかなか思い切って空気を吸うということが難しくなっているかもしれませんが、たまには外に出て思い切り背伸びをしながら腹一杯呼吸をしてみることが健康の秘訣かもしれませんね。

(滋賀の田舎ラッパ)

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2016年01月10日

初詣

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様はこの年末年始、どうお過ごしになられたでしょうか?

私はというと、新年一発目の やわた市民音楽祭で「八幡大縁起」を演奏するということもあり、団員有志数名で曲にゆかりのある石清水八幡宮に初詣に行ってまいりました。
_DSC0033.JPG
(石清水八幡宮については一つ前の記事が詳しいのでご参照ください)

雅楽演奏や破魔矢のお祓いの舞など、元来初詣文化のなかった私としてはとても貴重な体験でした。
「八幡大縁起」は、オケと合唱を以てこの「日本古来の神々を祀る」雰囲気を表現するという試みが非常に面白いと思っているのですが、今回の参拝でこのイメージを補完できたことはとても良かったと思います。

御朱印.jpg

その後さらに、「八幡大縁起」作曲者の平野一郎先生もご紹介されていたという、京都は太秦の大酒神社にも行ってまいりました。
ここには、江戸時代に建立されたという石柱があり、そこにはしっかりと「管弦樂」の文字が入っています※。
オケ人としてはご利益のありそうな神社ですね!
_DSC0058.JPG
…参拝しただけで満足しないように自戒しつつ、本年も精進してまいります。

※正式には、「蠶養機織管弦樂舞之祖神」とありました。養蚕、機織り、管弦楽に舞の神様…? 

(なお、今年のおみくじは吉でした)
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2015年12月26日

石清水八幡宮

 本年も残すところあと数日となりまして、新年が近づき、そしてやわた市民音楽祭も近づいてまいりました。
八幡市にあり、この度国宝に指定されました石清水八幡宮の御祭神である八幡神を題材とした、平野一郎さん作曲の「八幡大縁起」を、やわた市民音楽祭にて世界初演致します。
ご朱印帳片手に、神社巡りをするのが好きな私ですが、石清水八幡宮は印象深い神社の一つです。
その為、この楽曲に携われる事を嬉しく思います。 このような時期にブログのお話を頂いたので、今回記事として、石清水八幡宮の魅力を、一神社ファンの素人目線から記してみようと思います。 

ご本殿は山の上にあり、参道は山道となります。この途中でも季節を感じながら歩くことができ、また神聖な空気を感じながらの気持ちの良い登山道となります。
山上の展望台では、京都の町の景色が見渡せます。京都らしく高い建物が少なく、広く見晴らせるのでなかなか壮観です。大阪などとは違う、落ち着いた色味の夜景も綺麗です。

 一番の魅力はやはり、八幡造りの鮮やかな朱色の本殿でしょうか。夜間拝観の際に目の当たりにした、雲一つない夜空の中、満月の月光に照らされる本殿の荘厳さと神々しさを忘れる事はできません。あの美しい光景を上手く表現できる言葉が見つからないのが残念です。 細部に於いても拘られてあり、社に動物や植物が社殿に丁寧に彫刻されており、色鮮やかに彩色されています。一つ一つ、一枚の絵のように表現された美しい彫刻を見ることができます。また、年に数回公開される社殿内部では、更に沢山のより美しい彫刻を目にする事ができます。ぜひ一度は目にして頂きたいです。

 そして、その神社特製の授与品は神社の大きな魅力の一つだと思うのですが、この神社では、八幡大神の使いである、鳩をモチーフにした、とても可愛いお守りやおみくじなどが置いてあります。鳩の土鈴がとても可愛くて、訪れる度に授与して頂くか迷ってしまいます…。神社内の様々な箇所にも鳩を象ってあるらしいですね。

他に印象的なのは、エジソンの絵馬でしょうか。神社内にエジソンの記念碑もありますし、生誕祭も行っているらしく、エジソン推してきます。エジソンが、こちらの竹を用いて電球を作った為、らしいのですが、なんとなく、ご利益がありそうですね。

 思いつくままに雑多に書かせて頂きました。歴史や由緒なども大きな魅力なのですが、その辺の難しい事は神社のHPやwikiさんでぜひ!
 という事でぜひ一度、石清水八幡宮に参拝されてみては如何でしょうか。私は数回訪れていますが、行くたびに新しい発見がある神社です。新年の初詣も良いと思いますし、普通の休日にでも散歩がてらでも。

 それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
(春待ち)
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2015年12月13日

ホルンの楽譜

ホルンの楽譜は基本的に in Fです。ピアノと違って、いわゆる「ド」の位置にある音が実音F(ファの音)になります。ホルンに限らず金管楽器は元々は出せる音の数が限られていたので、欲しい音を出すために違う長さの楽器をとっかえひっかえ使っていました。作曲者は「この曲ではF調の楽器を使ってください」「この曲はC調の楽器でお願いします」というふうに指定するわけです。現代は楽器が便利になり、どの調の曲も1つの楽器で演奏できますが、昔の名残りで in F が一般的に使われています。

曲によっては、in Esや in Eのこともあります。in Fと近いので紛らわしいです。あまり指定されることがないin Aやin Dの楽譜になると頭がこんがらがります。絶対音感がある私は、in Cの楽譜に当たると、わかりやすいのでちょっとうれしくなります。

来年1月のやわた市民音楽祭で演奏するベートーヴェン「運命」の楽譜は、1、3楽章はin Es、2、4楽章はin Cです。昔のように楽器を取り替える必要は無くなりましたが、楽章ごとに調が変わるので、楽譜を読みまちがえて、とんでもない音を出さないように気をつけます。

(楽譜を読めないホルン吹き)
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2015年11月29日

襟の穴

数年前のことである。
寒くなってきたので厚手のシャツを着ようとタンスから出してみると、なんと左の襟に1cmぐらいの大きな穴があいて中の芯が見えている。 良く見ると同じような穴の開いているシャツがいくつかある。虫が食ったにしては大きすぎるしなぁと思うが心当たりがない。仕方なく新しいシャツに替えた。
襟の穴 写真.jpg
次のシーズン、気が付けばまた同じような穴が開いている。それを繰り返して、安物だがお気に入りのシャツをいくつかだめにしてしまった。
ある日左の襟に今度は小さなほころびを発見。例の穴を思い出した。ピンときてトロンボーンを構えてみたところ、ほころびができたところにちょうどロータリーバルブが当たるではないか! 

レバーを引くことにより迂回管に切り替え、スライドをいっぱい伸ばさないと出ない音を伸ばさなくでも出すことができるこの便利な部品。私の楽器のロータリーバルブの周囲にはギザギザがついていて、ちょうどそこが襟に当たる。楽器を吹くと、体の動きで襟にやすりをかけているような具合になるのだろう。
練習熱心でいつも吹いているから、すぐに服に穴があいてしまうのかしら。いやいや、オケに着て行けるまともな服は限られているので、いつも同じ服ばかりにヤスリがかかりこんなことになるのかも。特にネルのシャツは引っ掛かりやすいようで、だいたいこれが犠牲になっている。こんな服着ていつもオケの練習に行っていたなんて。みんな思いやりがあるのか、いままで指摘されたことがない。そういえば家族からも。。。。
今の楽器を使い始めてもう20年弱経つのに、こんなことはここ数年。吹き方が変わったか、はたまた首回りが太ったか???

それはともかく、このままではどんどん服がだめになる。そこで思いついたのがヴァイオリンの人たちが楽器とあごの間にハンカチ(?)を入れているあの姿。
それ以来楽器を吹くときは左襟にハンカチをかぶせたりして、直接ギザギザが襟に当たらないようにしている。もちろん本番以外。
時々忘れて、いつのまにか穴が成長していたり、そのまま休憩中に歩き回ってハンカチを落としてしまったりいろいろ苦労している。他の楽器の人たちも何かしらこんな苦労があるのかしら。
宝くじさえ当たれば、これくらいなんでもないのに! そういえば年末ジャンボも発売されたし。


でも、買わないと当たらないですね、宝くじ。 (^^;
(ばすぽざうね)
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2015年11月14日

I live in Shiga, not Yawata.

今日は八幡市民オーケストラの団員の居住地域に関して話したいと思います。

やはり「八幡市民」と書いているので、
八幡市民の八幡市民による八幡市民のためのオーケストラ、とは思ってはいないでしょうか。

実は違います。

京都府内をはじめ、大阪、奈良、滋賀、兵庫、(なかには愛知や広島も!)様々なところから集まっています。
かくいう私も滋賀人です。We love Shiga, Yes!!

音楽をしたい、なんか集まってワチャワチャしたい!と思う方なら
誰でも八幡市民オーケストラへの門戸が開かれています!

そこのお姉さん、僕と八幡、しませんか?
(滋賀のフナムシ)
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2015年11月01日

第46回定期演奏会を終えて

運営委員長Uです。去る10月25日に第46回定期演奏会を無事終えることができました。当日は天候にも恵まれ、多数のお客様がお越しくださいました。この場を借りてお礼を申し上げます。
また、今回は客演指揮者に加えてソリストを二人お招きしました。勇んで作ってみたけど味がいまひとつの料理のような我々の演奏に、先生方は魔法の調味料を加えてくださいました。濃厚な音楽の時間を共有くださったことに感謝したいと思います。

さて、今回のプログラムは客演指揮の井村誠貴先生をして「3曲ともステーキ」と言わしめただけあって、とても食べ応えがありました。
まずはワーグナー。人の声の説得力というものを改めて感じました。ソリスト並河寿美さんが作り出す圧倒的な世界観に酔いながらの演奏は素晴らしい時間でした。楽器で音を出す時にしばしば「歌うように」という言い方をしますが、ステージ上で実際にソリストとご一緒してその濃厚な味わいにしびれました。われわれが器楽であれだけの表現力を発揮するのはなかなか難しいと思いますが、この経験を活かして「表現するとは?」という意識を持ち続けたいという思いを新たにしました。

次にバルトーク。われわれは数年前に彼のヴァイオリン協奏曲を演奏した経験がありますが、あいかわらずこの作曲家特有の不可思議な和声感に悩まされ、さらにソリスト河内仁志さんのメリハリの効いたテンポ設定に目が点になりました。初合わせでは疾走するソリストについていけず迷子が大量発生したりしましたが、終わってみれば大作曲家の遺作を若々しい感性で新しい味付けにする作業に立ち会えたことはたいへん興味深い体験でした。河内さんご本人はとてもシャイな方なのに演奏には確固たる芯があり、まったくブレませんでした。「意思を持って演奏する」ことを意識しなくてはという思いを新たにしました。

さらにシベリウス。拍頭を外した音が多用されていることによる不安定感に惑わされ、透明感が出ないまま粘ついた状態から脱却するのに難渋していました。これに対し井村先生からは音色、発音、更に音の終端処理などの素材の取り扱い方法や細かな味付けについて様々な示唆を頂戴しました。そうすると音楽が流れ始め、瑞々しく響くようになりました。かなり苦労しましたが、本番直前になんとかシベリウスっぽい響きがするようになったと思います。構造をしっかりさせる(縦を合わせる)ことはもちろん重要なのですが、「神は細部に宿る」ということを忘れてはならないという思いを新たにしました。

既に団員各位がそれぞれの感想をSNSやブログで投稿されていて、概ね「楽しかった」というものが多いのは運営側として嬉しいことです。個人的には「楽しかった」のその先に、今回のような体験を糧としてさらに高いところや深いところへ行ってみたい、それを表現したいという欲求を禁じ得ないというのが正直な感想です。まだまだ伸びしろがあると思います。

さて最後に、八幡市民オケの次回演奏会出演は年明け2016年1月31日の「やわた市民音楽祭」です。シベリウス「フィンランディア」、ベートーヴェン「運命」、平野一郎「八幡大縁起(はちまんだいえんぎ)」を演奏します。八幡大縁起は5年前に世界初演した管弦楽曲「八幡縁起」の拡大版で、百数十名の合唱団を加えて総勢二百名超で演奏する壮大な音楽絵巻きです。もちろんこれも世界初演!ご来場をお待ちしています。
(運営委員長U)
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2015年10月18日

シベリウスの音

演奏会本番までいよいよあと一週間となりました。
今回取り上げる作曲家の1人、シベリウス、今年生誕150年なんだそうですが、北欧の作曲家の代名詞とも言える存在ですよね。当団では過去にも何曲か取り上げていますが、今回の交響曲第5番はその中でも特にシベリウスらしい曲だと思います。
といったところまではおそらくあまり異論のないところだと思いますが、では、シベリウスらしさって何なんでしょう?何が北欧っぽいんでしょう?と考えると、説明するのは難しいのではないでしょうか。楽譜を見ながら、シベリウスの楽譜の特徴を考えてみました。多数の要素があり、ほかにもいろんな意見があると思いますが、話のネタとして、弾く人も聴く人もシベリウスを楽しむ一助になれば幸いです。

1)キザミ
なんといっても、弦楽器のいわゆるキザミ。さわさわとした清流のような透明感のある響き、あるいはチリチリと凍てつく空気のような響きを生み出すのはキザミ音型の働き。それも、シベリウスのそれはブルックナーのようなトレモロではなく、きっちり数の決まったキザミ。1楽章、8分の12拍子の8分音符1個あたり4つに刻む箇所では、1小節48個の音符を正確に並べないといけません。
でも、ちょっと待てよ。そんなキザミなら、ワーグナー(今回のトリスタンとイゾルデ)にもあります。なぜ、一方は爽やかになり、もう一方はこってりするのでしょう?
ワーグナーがキザミを入れる理由は、音符と音符の間を埋め尽くすためでしょう。管楽器の長い音符でも裏打ちした上で、空間を音で充填してしまうような音の作り方です。一方のシベリウスは、そのつぶつぶが表現そのもの。オーケストレーションのちょっとした違いが響きの違いを生んでいるんですね。さて、本番ではどんなふうに違いが出るでしょうか。

2)シンコペーション
弦楽器にシンコペーションをさせことが多いのもシベリウスの楽譜の特徴。しかも、同じメロディーを半拍ずらしで演奏させることもしばしば。譜例は3楽章終盤のコラール部分です。ヴァイオリンの旋律線は、管楽器の旋律線を4分音符1つ分先取りしています。これによって、縦の線があいまいになり、不協和と協和とが繰り返す大きくうねりのような響きが生まれてきます。うまくやらないと単に失敗してずれたみたいになっちゃいますが…
シベリウス譜例1.png


3)管楽器の音域
どんな作曲家でもお好みの楽器の使い方ってあるもんだと思いますが、特にシベリウスは、ちょっと変わった音域で使うことが多い印象です。オーボエの高音、クラリネットの低音がお気に入り。金管楽器はだいたい低め音域が多く、特にトランペットは普段あまり出てこない低い音も。この、通常とずれた「ちょっと無理のある音域」が、独特のしわがれ感を出しているという効果はありそうです。

4)低音の3度音程
低音楽器に3度音程でハモらせるというのは、まあ普通は「タブー」とも言える使い方。ところがファゴットも、チェロも、コントラバスも、ことあるごとに3度ハモリが出てきます。何かすっきりしない響きがシベリウスの意図なのでしょうか。

番外編)
 シベリウスは、たぶん、とても神経質です。なぜなら、非常に繊細で分かりにくい(!)音楽用語の使い方をします。例えば…
 ・Tempo molto moderato とても中庸なテンポで(1楽章の速度指定)
 ・un pochettino cresc. ほんのちょっとだけだんだん大きく
         (pochettinoはpoco(少し)を小さくした言葉)
 ・poco mf 少し、ややフォルテ
 ・poco a poco meno piano だんだん小さくなく
 ・Poco a poco meno moderato だんだんmoderato(中庸なテンポ)でなく
速いのか遅いのか、大きくするのか小さくするのか、一見して分からない指示がたくさん。それだけ、細かなこだわりがあるんでしょうね。

さて、演奏会本番では、こんな彼の譜面を音にします。
もちろん、書かれた譜面だけでなく演奏する方の工夫やこだわりで「らしい」音を作り出すのが演奏する楽しみ。北欧らしい音が観客席に届きますように。
(シベリウスは当日の演奏には参加できない団内トレーナー あ)
posted by 八幡市民オーケストラ at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記