2014年12月27日

新入団員募集中!というおはなし

12月から正式入団となりましたVn新入団員Sです。

オケ復帰は10年ぶり(高校生以来)で、かつ初めての社会人オケということもあって、
楽器を弾く感覚や、まわりとの呼吸合わせに悪戦苦闘しつつも、やっぱり合奏って楽しいなぁ と思う今日このごろです。

さて、今回ブログへの寄稿を仰せつかり、テーマ自由とのことなので、
見学→入団に至るまでの流れを、小生の体験を交えつつ書いてみることにしました

小生もそうでしたが、「社会人オケ、入ってみたい気もするけど、実際どうやって入るんかな?」
「入る時どんな感じなんかな?」という方は多いのではないかと思います
当ブログをご覧になる方にもそんな方がいらっしゃるのではと思い、参考になればと思います
(そして、ぜひ八幡オケに入っていただきたいと。。。)

長文かつ読みにくいため、手っ取り早く団員募集情報が知りたい!という方は下記リンク先をご覧ください:
団員募集情報

⓪モチベーションの醸成
・オケやりたい!復帰したい!というモチベーションを大切に育てる
・小生はここでうっかり10年を費やす

@練習見学の予約(10月中旬)
・八幡オケ所属の中高時代の親友(悪友?)H氏に再会。気づいたら見学予約は終わっていた
※通常の場合、見学希望の旨をご連絡願います:詳細は上記リンク先をご参照ください

A楽器のメンテナンス(10月末)
・長らく触っていなかった楽器をメンテナンスに出すため楽器屋さんへいく
・弦を10年張り替えていない旨を告げ、楽器屋さんを呆れさせる

B練習見学・仮入団(11/8)
・修理を終えたばかりの楽器を持ち、樟葉は男山公民館(←練習場所)へ
・そのまま練習に参加させてもらう(見学のみも可能です)
・仮入団期間1か月(※)の宣告を受ける
・オーディション的なものはなし(※)
・終始緊張していたものの、皆様親切で安堵。にしても、年齢層が広い!
・練習後に「今日は見学でSさんが来てます」と紹介いただく

C仮入団期間中(11/8-12/6)
・募集要項に「練習にしっかり参加される方」とあることを知り、まじめアピールしとこうと、毎週練習に参加する
・正式入団前ではあるが、次回定期演奏会の楽譜をもらう。来年の5月本番か、へー
・と思っていたら、「参加するって聞いてるよ!」と、「室内楽のつどい」の楽譜も渡される。聞いてない。出るけど

D正式入団(12/6)
・1か月たったころ、練習の休憩時間に入団届の紙をもらう。その場で記入し提出(※)
・印鑑は不要(※)。持ってきてなかったので助かった

…入団までの流れが少しでも伝わったでしょうか?
まとめると、
・まずはお気軽に見学にお越しください
・見学からあっという間に仮入団期間1カ月がたち、気づけばあなたも団員に!
・団員はみなさんとっても親切かつフレンドリーです
現在、2015年5月の定期演奏会にむけての練習がスタートしたところであり、
見学・入団されるにはちょうどよいタイミングかとも思います

団員一同、心よりお待ちしております

おそらくこの投稿で本年最後となるかと思います
寒い日が続きますが、皆様よい新年をお迎えください
(Vn新入団員S)

おまけ:
・練習帰り、たまにH氏と飲みに行っては終電をなくし、H家にお世話になる(確信犯だったという噂もあり
・そんなH氏は、八幡オケの「広報部長」になった模様。腐れ縁としては応援せざるを得ない

(※)上記の手続き内容は2014年12月時点でのものであり、団内規約変更等に伴い変更となる場合があります。最新の内容につきましては、上記リンク先の団員募集情報をご覧ください
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2014年12月15日

極私的「室内楽の集い」講評

去る12月14日に、2014年最後の演奏会となる「八幡市民オーケストラ室内楽の集い」がありました。3時間の長丁場でしたが、熱く楽しい演奏会だったと思います。来場された方々ありがとうございました。

私は一番初めとラスト前が出番ということで、その間は他のメンバーの演奏を見てましたので、ここで極私的な講評と採点をプログラム順に発表いたします。

1) やわた《オーケストラノ》ウィンズ  (吹奏楽)
 ・時々出没が確認されていた「くまもん」が現れた  +20点
 ・サックスが1人しかいないなのに弦バスが2人もいた  -30点
2) 八幡大サーカス  (木管&弦5重奏)
 ・曲がマイナーすぎた  -50点
 ・プログラムのコメントが気持ち悪かった  -50点
 ・すごくさらっていた  +100点
3) ヤワタオケチェロズ  (チェロ6重奏)
 ・Mさんが紅一点でがんばっていた  +50点
 ・魔笛のはじめにカウントがあった  -20点
4) たいこギャルズとその下僕(仮称)  (パーカッション四重奏)
 ・トラの子がかわいらしかった  +50点
 ・その分、下僕がうらやましかった  -30点
 ・4人に見えたが、実は5人だった  +200点
5) にゃんにゃんシスターズ&ブラザーズ  (弦4重奏)
 ・出演者のキャラが「昭和」だった  -50点
 ・ツノが取れて、あっさりと仮面が剥がれた  -20点
 ・ビールの精が時折一本足奏法を見せていた  +80点
6) パツラ ロートルズ2  (トランペット3重奏)
 ・ラッパなのに椅子に座っていて、本当にロートルだった  -30点
 ・舞台上で何かひそひそ密談していた  +20点
7) レプリカユニカルテット  (弦4重奏)
 ・カープファンの中に、ドアラが混じっていた  -50点
 ・カープ女子の絶対領域的露出があった  +80点
8) FDMSL94R-keアンサンブル  (コントラバスソロと管弦楽)
 ・ソリストのシャツがゴールドだった  +80点
 ・ソリストが暗譜だった  +100点
 ・ベースでしか出せない低音がほとんど無かった  -50点

番外) 休憩
 ・アナウンスで笑いを取った  +100点

9) Duo for Two  (ヴァイオリンソロとピアノ)
 ・ソリストが暗譜でなかった  -50点
 ・ピアニストがプロだった  -50点
 ・ピアニストの衣装がきれいだった  +100点
10) ヴィオラ向上委員会  (ヴィオラ6重奏+Vc)
 ・臨時ビオラ奏者が2人もいた  -100点
 ・でも、見た目では違いがわからなかった  +100点
11) 八幡蝸牛奏団  (ホルン6重奏)
 ・時折超音波を発している人がいた  +50点
 ・つば抜きに失敗していた  -20点
12) 八幡市バス  (コントラバス5重奏)
 ・トップスを黄色でそろえて、選挙応援みたいだった  +50点
 ・ボトムスが揃っていなかった  -20点
 ・もしボトムスがスカイブルーで揃っていたら、ふなっしーボーナス+300点
13) もつかる弦楽四重奏団  (←もちろん弦楽4重奏)
 (自分の準備で聞いてません)
14) 八幡フルート四重奏団 「凪」  (フルート4重奏)
 ・自由な服装だが、下がデニムで揃っていた  +50点
 ・リハを寝倒すという学生のようなメンバーがいた  +80点
15) 八幡トロンボーンズ  (トロンボーン4重奏)
 (自分で演奏していたので、コメントは見ていた方々にお任せします)
16) ホルベア友の会  (弦楽合奏)
 (自分の降りた後だったので、聞いてません)

最後に、突然の選挙で時間厳守を迫られていた中、完璧な進行をしてくれたHr.Mさん、Va.Hさんに+1000点。

2015年は2月1日(日)に八幡市文化センターで開催される「第13回やわた市民音楽祭」が口開けとなります。ご興味をもたれた方、一度見に来てください。


(Trb & EuphのK.H)
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2014年11月29日

八幡オケについて思う事

この度半年ぶりに復帰しました。
お休みしている間は、
土曜日になるとソワソワ。
練習に行きたいなぁ、と
寂しくなってました。

社会人の団体なので、
皆さん忙しい中なんとか時間を作って来られています。
私も仕事の都合がつかず、
休団という形をとらせて頂きました。

私にとってなくてはならない
存在になってました。
復帰した日は皆さん温かく迎えくださいました。

人情深いオケです。
その中で演奏できるのは
幸せな事です。
改めて実感しました。

この場をお借りして感謝いたします。
これからもよろしくお願いします

Fl R.H
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2014年11月16日

オケ活動を振り返って

気が付いてみると中学生の時からオケ活動をやっていて、これまでにいろいろなことがありました。それだけ長くやっていてこのレベル?と言われるとつらい(もっともっと基礎練習をしておけばよかった)のですが、経験したことや普段思っていることを紹介させていただきます。

(1)オーケストラとのご縁
 40年程オケをやっている中で、この人との出会いがなかったら今はなかっただろうと思う友人が2人います。
 まずは、中学校の同級生のK君。私は京都の中高大一貫校のD中学に入学したのですが、オーケストラには全く興味はなくクラブ活動も別のクラブに入っていました。
そのK君が、私が小学生の時にバイオリンをやっていたことを聞きつけ、管弦楽部に来ないかと強烈に勧誘をしてきました。私は断っていたのですが、籍だけでもおいてくれ、本番だけでも出てくれと諦めてくれません。
こんな状況が1年程続き最後には、管弦楽部顧問の先生から自宅に催促の電話が入るようになりこれには参りました。こんな経緯で私のオケ活動はしぶしぶのスタートでした。正式に入団してみると、クラブは高校と合同で演奏会をやり、これからベートーベンのチクルスとやらを毎年やっていくとのこと。D大へ行ってからも中高の定期にはトラで出ていたので、結局ベートーベンの交響曲の大半を学生時代にやることとなりました。交響曲4番も30年振りで懐かしい限りです。
 もう1人は、会社の同期のT君です。私は転勤族でD生命という保険会社に勤務しています。新入社員で最初に配属されたのが東京本社で社員寮に住むこととなりました。
ここにいたのがT君。彼は、H大学でオケをやっていて、先輩のいるFオケから来ないかと言われているとのこと。当時は、仕事と趣味をどうやって両立していこうかと悩んでいた時期でしたが、練習日が日曜日の午前中と聞き寮でごろごろしているのなら早起きする努力をしてオケを続けようと思いました。
オケに行ってみると、結構な有名人を呼んで来るのに驚きました。尾高忠明・堤俊作・田中良和・大谷康子・山形由美などの方と演奏しました。また、トレーナーは女性指揮者で有名になった新田ユリさんがやっていました。行った先で社外に一度に多くの仲間ができるというのが社外人オケの魅力です。みなさん仕事と両立して活動されていることにいつも感心します。
 という訳で、ご縁というのは本当に大切でありがたいものです。

(2)地方のオケもまた楽し
 私は転勤族故、石川県や愛媛県でも地元のオケに入っておりました。地方都市においてはアマオケといえど貴重な存在であり、テレビ出演(地元でしか映らない番組ですが)とか巡回コンサートの依頼があったりします。
石川県にいた時は、合唱と邦楽の団体と合同で毎年年末に第九の演奏会があり、「市民で作る第九演奏会」と自治体(県)も力が入りテレビ放映されました。第九の前には「千鳥の曲」を琴20人あと尺八・合唱120人で演奏し華やかな舞台でした。
一方、愛媛県ではNHKからの依頼演奏会で、大河ドラマのテーマ曲8曲と朝の連ドラのテーマ曲4曲を演奏する企画がありました。当時は「龍馬伝」の放送中でトリはこの曲でしたが、NHKのアナウンサーが演奏会の進行をやり、ゲストに香川照之さんが来ました。こちらは本格的な収録体制で、舞台上や客席に多数のカメラ・マイク(弦楽器は全員駒の所にピンマイクをつけました)が設置され、床は配線だらけで集中治療室の様な状況でした。
また、愛媛県にはプロのオケがないため小中学校での教育コンサートが定期的にありました。松山市でプロの演奏会があるのはせいぜい年2回。自分達の演奏はクラシックの生演奏の貴重な機会なのだと思いました。貸切バスで山奥の学校に行き、帰りは道の駅とかで地元の野菜や果物を買って帰る。この様な演奏会ができるのも地方ならではではないかと思います。

(3)クラシック以外のジャンルも
 これはオケ活動の話ではなく必要に迫られてという要素が強いのですが、長く楽器をやっていますと結婚式での演奏を頼まれたり、また会社でもセールスレディの宴会(大体150名規模)で場を盛り上げてくれなどといった要請があったりします。そこで、クラシック以外のレパートリーも増えました。最近では、楽譜にカラオケCDが付いており、伴奏の人を探したり音合わせする手間も省けるため重宝しています。
 よく演奏する曲  情熱大陸  パリの空の下  ベサメ・ムーチョ  ロミオとジュリエット
CAN YOU CELEBRATE?  さくらさくら
   ※カラオケCDといえば、バイオリン協奏曲のカラオケCDも一揃え所有しておりまして、最近では某オケの団内発表会でラロのスペイン交響曲の第3楽章(しばしばカットされる気の毒な楽章)をやりました。伴奏にソロが合わせないといけないので大変です。

私は、オケの運営に携わったことはほとんどないのですが、オケを運営する立場の方のご苦労にはいつも頭が下がります。社会人オケは、各自の楽器の演奏レベルや活動できる環境(仕事や子育て等)、また入団の動機(本番命・演奏を極めたい〜趣味として仲間と楽しくやりたい)が違う人が100名近く集まって1つのことをやろうというのですから、全員が満足するなどというのはほぼ不可能かもしれません。それを前に引っ張っていただいている訳です。
私も八幡市民オケのレベルの高さにやり甲斐・満足を感じつつも、日常生活の中でのバランスに苦労しています。それでも、みんなで1つのことをやるその一端を担っていることを改めて自覚し、次回の演奏会に向けて頑張っていきたいと思います。

vn浩宮さん
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2014年11月04日

定期演奏会を終えて

運営委員長Uです。
去る10月26日第44回定期演奏会を開催し、多数のお客様にご来場いただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

さて今回はラヴェル、ガーシュウィン、ブラームスというまったく系統の違う3人の曲を演奏しました。共通点はオトナな曲ということでしょうか。個人的に好きな曲ばかりだったので幸せな半年間でした。
さていつも辛口というか自分のことは棚上げして好き勝手に書いてるので、今回はポジティブにヨカッタヨカッタ的な文章を書こうとしてみましたが、みごとに言葉が出てこず挫折。ううむ。

ラヴァルス、やはり難物でした。そもそもワルツというリズムが不得手ですし、ラヴェルが多用する不可思議な和声にも悩まされました。指揮者の三河先生が我々に靴を踏まれながらもオトナな対応で我慢強くリードしてくださったおかげでなんとか無事に踊り切ることができました。と言いつつ、実は本人たちは下手なりにこのダンスを楽しんでおりました。後半の群舞っぽいところはみんな汗だくになりながらもけっこう笑顔だったような気がするのは私だけではないはず。うーん、またワルツ踊ってみたいかも。

ガーシュウィン、やはりクラシック音楽とは一線を画していました。登場するのも場末の酒場とかナイトクラブとか昼間からバーボンの瓶を片手に過去の自慢話をする田舎オヤジとか。アルコール度数が高くて酔いがまわちゃった我々は、ソリスト堤さんの「しかたないなあ。ほら、ちゃんと自分で歩きなよ」的なお姉さん対応でなんとか帰宅できたのでした。けっこういろいろやらかしたような気はするけど楽しかったし、まあ良いか。

さてブラームス。練習ではアウフタクトから始まる旋律のあしらいに苦労しましたが、全体通じて少しゆったり目のテンポでたっぷり響かせる三河節を堪能しました。弦楽器の配置を少し工夫したこともあり、バランス良く響いていたのではないかと思っています。ただ、惜しむらくは(当日演奏中の話ではありませんが)指揮者練習の中で楽譜の交通整理に使われる時間がけっこうあったことです。演奏中についつい楽譜に見入ってしまい、ともすると周囲との連帯が損なわれることを指摘される場面がしばしばありました。まあこれはブラームスに限った話ではありません。なかなか克服できない課題です。


さあ次は室内楽演奏会。
12月14日に八幡市文化センター小ホールで行います。
13時30分開演、入場無料です。
独奏から小編成アンサンブル、弦楽合奏や吹奏楽も。
ぜひ聴きにいらしてください!
(運営委員長U)
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2014年10月19日

「音符の向こう」にあるもの

私が八幡オケの普段の練習(客演指揮者の先生が来られない毎週の練習)で練習指揮をする(団内トレーナーといっています)ようになって4年になりました。数えてみますとこれまでに11曲を担当してきたことになります。どの曲も思い出深く、今でも一曲一曲オケの皆さんとこだわって練習してきたことが思い返されます。
それまで指揮というものをほとんどしたことが無かった私でしたので試行錯誤の連続でしたが、練習後にオケのメンバーと交わす会話や練習の録音・録画を通して反省し、少しでも実のある練習ができるようにと頑張ってきたつもりです。

楽器を演奏する立場でオーケストラの中にいることは大学以来20年以上のキャリア(長いだけともいう。。。)がありますが、指揮をするようになると音楽の見え方も変わるもので、私の音楽経験の中で非常に得難いものとなりました。今回はそんな経験の一つを書いてみたいと思います。

作曲家は当然、楽譜に記された音符という記号を直接頭に浮かべて作曲しているわけではなく、演奏家が奏でる音(和声、ダイナミックス、音色など)あるいは作曲家が表現したい心情をイメージしてそれを演奏会の場で再現できるように「音符」という記号を使って記録しています。我々演奏家はその逆、つまり音符を手掛かりに、作曲家がイメージした音を再現する作業をしているわけです。しかしながら(自戒を込めて)、私たちの音楽演奏は、往々にして記号たる「音符」を機械的に読んで再生しようという作業になりがちです(あたかもコンピュータ音楽のように!)。しかし、本当に目標とすべきは「音符」の再生ではなく、作曲家の頭の中でイメージされた「音楽」の再現のはずです。

これまでの団内トレーナーの経験の中で、(残念ながらまだ)数は少ないですが何度かその「音楽」の再現ができたなぁと思える瞬間がありました。それはいわば、団員の皆さんの身体の中に音符が入り込み(楽譜が身体にしみこむとでも言いましょうか)、そのうえで演奏している状態、とでもいいましょうか。そうなると、不思議なことにそれまでなかなか合いにくかった音程やリズムは自然に揃ってきてしまいます(なぜだかわかりません。本当に不思議です。)。

私が団内トレーナーとして最もうれしいことはその瞬間に出会うことで、演奏会の場で、あるいは練習の場でも、そんな「音符の向こう」に踏み込むことができるととっても嬉しい気持ちになります。
さて、今回の演奏会はいよいよ次の日曜日(10月26日)に本番を迎えます。たくさんの場面で(いや常に!)「音符の向こう」を再現し、お客様に楽しんでいただけるよう、みんなで頑張りたいと思います。
このブログをお読みの皆さま、そんな我々の演奏をぜひ聴きにお越しください!

(団内トレーナーM)

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2014年10月04日

指揮は見るもの?それとも感じるもの?

高校のときから大学院まで11年、25年のブランクの後、八幡市民オケにお世話になって13年、24年程度のオケ生活ですが、いまだによくわからないことがあります。それは、音を出すのは、指揮棒の打点を見てからなのか、それとも打点を予測して打点とともになのかということです。八幡はどうも打点を見てから音が出てくるようです。でも、合わせるためにはそれでいいのでしょうか?

打点を眼で見て脳に伝わるのに0.2秒くらい、脳で処理されて、筋肉に伝えられるのに0.3秒くらいで、見てから音が出るまでには実際には0.5秒くらいかかります。きわめて反応のよい人でも、両方合わせて0.4秒くらいです。人によって0.2秒くらいの差が出てきます。
100mの競争を考えます。スターターの合図とともにスタートを切るわけですが、合図を聞いて(見て)出ることが求められています。以前は、この反応時間が0.3秒以内だとフライイングとされていました。今はこの反応時間が0.1秒に縮められました。オリンピックの決勝に残る選手は、大体反応時間が0.17秒くらいのようです。しかも、彼らは合図を聞いて動作を始めるのではなく、合図と同時にスタートできるように、予測しているといいます。訓練されている人が感覚を研ぎ澄まして、脳での処理をほとんど反射に変えることでも0.1秒を切ることができません。科学博物館などで、ランプに光がついたとき、手元のボタンを押すと反応時間が表示されるような装置があるのを見かけます。普通の人は、0.5秒から0.7秒です。集中している人でも0.4秒を切ることはまれです。

オケ全員の反応時間が同じだとしても、打点を見て演奏すると、打点から0.3-0.7秒くらいのずれが生じます。このずれが大きいほど、タメのある重厚な演奏ということになるのでしょうか?また、普通は反応時間が人によって違うので、♩=72とすると、16分音符と32分音符の間くらいの幅が出てくるのですね。それに加えて、楽器の発音原理の違いによる差があり、その幅は広がります。この幅によって、オケの色が決まるということもありますが、これの許容範囲はどのくらいなのでしょうか。

斉藤秀雄の指揮法教程は、打点とともに発音することを念頭に置いて書かれているように思います。打点の明示と打点間の動きを合理的に体系だてているのが斉藤メソッドと思いますが、奏者側から見ると、この指揮の動きでリズムとテンポを感じ取り、打点を予測しなさいという指示のようにも思えます。打点を予測し、自分の発音の癖を理解することで、打点とともに音が出せるようになると思えるし、そうすることが合わせるためには一番とも思えるのです。斉藤メソッドでは、指揮棒の動きに一つ一つ意味があります。奏者はそれに呼吸を合わせることで、打点を予測することは可能だと思うのです。打点を見て音を出すのか、打点を予測して音を出すのか、決して教えてくれません。どちらなのでしょうね。指揮者は音出しのきっかけとテンポを示すだけでなく、音楽的表現を示すことも大事ですが、アンサンブルは合わせることから始まるのですから、決して無視することのできない課題だと思います。

高校の先輩に、芸大を出て、日本とドイツのオーケストラで活躍されたチェリストがいます。その先輩が、日本の指揮者はダウンビートでドイツの指揮者はアップビート、と話してくれました。N響を振っているアシュケナージはアップビートですね。日本の指揮者は打点を示すことに力点があり、ドイツの指揮者は拍間のテンポを示すことに力点があるということでしょうか。今のトレーナーでは、Mさんがアップビートのように思います。指揮を見るということも一筋縄では行かないようです。

大学時代に、近衛秀麿先生の薫陶を受けました。近衛先生は「指揮を見たって合いませんよ」と平気でおっしゃってました。壁塗り指揮法といわれ、フルトメンクラウと呼ばれた先生ですが、指揮台に立つだけで確かに音楽があふれてきました。先生の指揮には明瞭な打点などありませんが、アンサンブルが乱れることはありませんでした。テンポ感も大変よい指揮者で、感じる指揮の最たるものでした。昔のトレーナーのTさんの肘の使い方に近衛先生を髣髴させるものがあります。Tさんの棒のほうがはるかにきれいですが。余談ですが、当時新響のチェロトップだった斉藤秀雄氏が近衛先生の棒のそれぞれの意味を問いただし、先生が答えられなかったことから、棒に意味を持たせた指揮法教程を書き著したといいます。指揮者としては近衛先生のほうの評価が圧倒的に高く、斉藤氏は教育者として名を残したのは、きわめて皮肉ですね。

打点を見て音を出すのか、打点を予測して音を出すのか、まだ正解はわかりません。周りを意識してあわせるのが精一杯です。おっと、周りを聴いてからでは0.4秒くらいずれるのだった。悩みは深い。

(Va みっき)

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2014年09月20日

イタリア日常会話的音楽用語

以前イタリアを旅行したときに、ローマのとあるレストランで「このお肉料理に合うワインを」と、身振り手振りでお願いしたところ給仕のおじさまが、持ってきたワインのラベルのある部分を指差しながら「forte!」と一言。 そこには14.5%というアルコール度数の表示が。 ワインってふつう12〜13%くらいですから、強めのワインで料理に合わせたと言いたかったんでしょうね。 なるほどforte(フォルテ)とは瓶が大きいとか量が多いではなく、まさしく強いということなんやと納得しました。 つまり音楽においてもforteとは音量の大きさというよりは音の中身の強さ、ひいては感情や喜びなどの強さを表してるんですね。 このあと甘〜いデザートをいただいてdolceの意味も再認識したのでした。

 このように私たちが音楽用語として認識している言葉は当然イタリアでは日常会話の中で普通に使われている言葉であり、写真で紹介するこの本はそんなイタリアの日常会話を例に音楽用語のニュアンスを分かりやすく解説してくれる、とても面白い本です。 学校の教科書や音楽用語辞典で習った日本語訳が、音楽を解釈するにあたっていかにイメージの巾を狭めているかということも痛感します。
 例えば、Allegroはもともと「速く」という意味はなく「陽気な」という意味であるとか、同じく「速く」と習ったPrestoは運動自体の「速さ」を表す言葉ではなく「早い」という意味を持つ言葉であり、所要時間を早くする結果運動も速くなるというニュアンスだとか。 つまりPrestoはその音楽自体の速さを表しているのではなく、音楽が始まったらその先のゴールまで早く到達させたい、という感じなのでしょう。
DSC_0101.JPG

 LentoとLargo、音楽用語辞典ではどちらも「遅く」ですが、どう違ってどっちが遅いの?とか、面白いのは徐々に遅くしながら小さくなっていくことを表す4つの言葉、Calando、Morendo、Smorzando、Perdendosiのニュアンスの違い。 Calandoは救助隊がヘリコプターからロープにつかまってゆっくり降りていき遭難者を助けるとか、太陽がゆっくり水平線に沈んでゆく、みたいなゆっくり慎重に降りていくイメージ。 Morendoは死に絶えていくようにとか、生きる力をすべて消耗して命が消えていくという感じ。 Smorzandoは消防士が鎮火させているとか、情熱や欲望を抑えるとか、色彩感の華やかさを抑えるといったイメージ。 そしてPerdendosiは、原形の動詞がperdereで元あったものが無くなるという意味。 パパの髪の毛がなくなったは、髪の毛がペルデレ。 Perdendosiは「〜自身が無くなっていくように」という意味で、音楽の場合は音量や速度だけでなく表情や感情もなくなっていく雰囲気ということです。
 このような速度を表す言葉の他に、表情や奏法、音量に関する用語もこの本にはたくさん載っていて、今までAndante=歩く速さ、espressivo=表情豊かに、tenuto=音を充分保ってなど、1対1語訳だけで認識するのと比べるとイメージの広がりがかなり違うと思うので是非読んでみて下さい。

 さて、こんな本の助けも借りながら楽譜に書かれた言葉の意味や記号のニュアンスなどが分かってきたとして、いざそれを実際に楽器で演奏して表現するっていうのがこれまた難しいんですよね。 具体的にはどんなことをしたらいいのか、情けないことに私自身40年もクラリネットを吹いていながら未だによく分かっていない気がします。
 弦楽器の場合は、弓の速度・圧力・使う巾や、弦の駒寄り・指板寄りなど、目で見て分かるような奏法の違いがあり、その時どきに適した弾き方があるんだろうなぁと想像します。 しかし我々管楽器の場合は口の中や管の中で空気がどんなふうに動いているのか見えないし、息の速度・息の圧力・太い息などと言うには言いますが、例えば息を強く吹き込んだ時、はたして息の圧力が上がっているのか速度が上がっているのか。 人間がやることですから、案外無意識のうちに奏法を使い分けているのかも知れませんが、結局「何となくそんな感じで吹いている」というくらいに終わってしまっている気もします。 イメージと奏法にもっとハッキリとした相関をもって演奏できればいいのになぁ。 皆さんはどうしていますか?


クラのゆうすけ
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2014年09月08日

左と右

先日ラヴェルのラヴァルスの練習がありました。
いかにもフランスらしい華やかで輝かしく美しい曲です。
曲から連想すると、ラヴェル自身恵まれた環境で幸せな人生を送ったのでは、とつい思ってしまいます。

実際、ラヴェルはどのような人生を送ったのでしょうか。

最近、脳生理学の本を読んでいると彼の晩年に関する記載を見つけました。
その本によると、彼は脳の障害に悩まされたと記されていました。

脳は大きく分けると左脳と右脳の2つに分けられます。
左脳は分析的な思考に関与し、情報を一歩ずつ連続的に処理します。
つまり物事を論理的に、秩序立てて考えることができます。
一方で右脳は直感的かつ総合的に情報を処理します。
つまり同時に複数の情報を扱い、図形や空間の認識を瞬時にすることができます。

ラヴェルの場合、左脳に損傷があり右脳だけが機能していました。
これは、曲のイメージは頭の中で描けているものの、曲の構成を細部まで組み立てることができず、
楽譜を執筆することができないことを意味しています。
作曲家としてこれほどの苦痛があるでしょうか。

素晴らしい曲想を得ても未完成に終わり自分自身で捨てざるを得ない、そんな日々が繰り返されたのでしょう。
従来がオーケストレーションの天才と言われるほど、曲の構成に関し卓越した能力をもっていただけに、
その衝撃は大きく深い悲しみに暮れたことと思います。

晩年のラヴェルの曲を理解できないことは残念ですが、
彼がまだ健康であった頃の名曲の数々を愛することは可能です。
その中の一曲、ラヴァルス。
彼への敬意を込めて大切に演奏したいと思います。

(2ndVn F)
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2014年08月23日

おかげさま

高校生の時、ヴァイオリンの先生が
「今弾いている曲は年を重ねるごとに深まって、また違う楽しみ方が出来るのよ」
と教えてくれました。

未来の自分は全く予想できなかったけれど、味わい深い演奏が出来るようになったらいいなぁと思っていました。
人生経験豊富なほど、表現力も豊かになるんだろうなぁ…
私はまだまだ経験不足。いろいろな曲を弾く度に、想像力で補おうと必死です。楽器演奏の技術力も表現力も乏しいですが、オーケストラでは持久力も集中力もかなり重要ですね。

私は今までこんなに集中して物事に取り組んだことってありませんでした。それにこんなに苦しみながらも(弾けない自分に>_<)楽しくてしょうがない〜と感じたことも初めてです。情熱的な八幡市民オーケストラのおかげさまで人生が格段に豊かになりました。
微力ながら理想的な音質を出せるように、曲の雰囲気をとらえられるように譜めくりをスムーズにできるように…
今の自分にできる精いっぱいのことをして音楽づくりをしていきたいなと思っています。

そしていままで弾いてきた曲が深みを増してますます好きになったらいいなと思います。
Vn てるちゃん
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2014年08月09日

ブランク

今年も暑い夏になりました。
私、去年の春に中国での2年間の生活を終えて復帰しました。
復帰して1年ちょっと、歳のせいなのか「ブランク」に苦しんでいます。
最初は、ABCDが何の音なのか忘れている状態で、もちろん調弦もできず。
運指もすっかり忘れていましたので音階するのも一苦労でした(笑)。
それからはかなり戻りつつありますが、
テナー記号が出てくるとまだまだアタフタしています。
まだまだ記憶を呼び覚ましている最中です。
(Vc M)
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2014年07月27日

鼻歌の楽しみ

子どもみたいですけど、鼻歌が好きなんですよ。
音楽の根源ってたぶん鼻歌なんじゃないかと思ってます。
いやまあ、学問的にはそんなものじゃないんでしょうけどとりあえず個人的に。


ある曲を聴いて、それを鼻歌で歌ってみるんです。
こういうことをやると、だいたいまずはメロディラインを辿りますよね。
私もそうです。
実際にオケで演奏する場合、私は金管楽器奏者なのでほとんどのメロディは
自分のパートの受け持ちではないのが残念なところですが。


鼻歌ですから基本的に聴き覚えです。
ちゃんとスコア見て聴けよというご指摘もあるでしょうけど、僕は音だけです。
後で楽譜を見たら小節線の位置が予想とずれてたりして、それもまた楽しい。
ずれてる時は鼻歌もなんとなくしっくりこなくてモヤモヤするもんなんですよ。
正しい小節線位置を知って、ああやっぱりと納得するのが楽しいのかな。
そんな調子ですから現代曲で変拍子の時なんかは目が回りそうになります。
ヘンですか?そうかもしれません。


ひとしきりメロディを鼻歌できるようになったら、周りの音たちを見渡します。
メロディを応援したり賛同する音、否定する音、背中を押したり逆に頭を押さえ
つけたり後ろ髪を引っ張ったりする音があると感じることがあります。
ある意味、日常生活と同じような情景が繰り広げられているわけですね。
いやいや、実際に音でそんなことができるわけないですやん。例えば、です。
でもその場に居合わせた音として、なんらかの関係があるのは間違いない。


ああ、鼻歌の話でしたよね。
日常と同じようにそういう自分の周りのもろもろに一喜一憂しながら、
覚えたメロディを鼻歌で歌ってみましょうか。
応援や賛同の音がある時は嬉しくて声が大きくかつ早口になったりするし、
反対されたり押さえつけられたりすると迷いが出て弱々しくなったりします。
最初の頃よりだいぶ流暢というか味のある歌になったような気がするわけです。
あくまで自分比ですけどね。


ええ、さっきも言った通りあまりメロディを受け持つことは無いんですよ。
それでもたまーに受け持った時にニコニコしたりニヤニヤしたりしてたら、
鼻歌がうまく歌えたのねと思ってくださいませ。

ホルンU
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2014年07月12日

演奏会での苦労 (^^;

めっきり暑くなってきましたね。
夏は嫌いじゃないですが、私は人一倍暑がりなものですから、この季節汗をよくかきます。

汗といえば、何といっても演奏会の本番です。
普段着ない黒服を身にまとい、真夏の太陽のようなスポットライトを浴びて、長大な曲を最後まで通して演奏する。私の楽器はコントラバスなのでバイオリンのように音符の数こそ多くありませんが、何せ図体のでかい楽器ですから、演奏で消費するエネルギーは相当なものでして、本番のたびに毎回大量の汗をかいてきました。

汗による問題は、グリップがすべる、手がべたつく、眼鏡がずり落ちる、眼鏡に汗が付着し視界が不明瞭となる、汗が目に入る(最悪)などなど。いずれも演奏に少なからず支障を来します。

そこで、前回の演奏会では、ちょっとばかり事前対策を講じてみました。
●黒服を夏用の薄くかつ軽いものに変更
●少しでも頭部からの熱の放散をよくするため、演奏会直前に散髪
●眼鏡の鼻当てをすべりにくいパーツに交換
●本番前の水分摂取の抑制
なんや、そんなこと当たり前やないか、と思われるかもしれませんが。。。

で、成果のほどは、というとほとんど効果なしでした。(唯一眼鏡のずり落ちは減少したかな?)だって、ショスタコーヴィチでffを弾き続けたら、どうしたって汗も出ますわ。おまけに学生時代からの習慣で本番前にはリポD飲んでるし(しかも2本)。

皆さんはどんな対策されてますか?
演奏会用のクールビズがあったらよいのに、と思いますが、誰か提案してくれないかしら。

(5弦弾き)
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2014年06月28日

ファゴット吹きの楽しみ

仕事関係の知人との会話

知人: クラシックやったはるんですか。オーケストラで、楽器を。へー、ええ趣味したはりますな。何の楽器ですか?

私 :ファゴットです。

知人:・・・・えーと、それどんな楽器ですか?

私 :木管楽器です。

知人:クラリネットとかラッパとかとは違うんですか。

私 :管楽器の仲間ですが違います。そうですね、オーケストラの真ん中くらいに煙突みたいに立ってるやつですわ。別名バスーンとも言いまして、ほらバズーカ砲って知ってまっしゃろ、あんな形ですわ。

知人:へー、(ようわからんけど)どんな音しまんねん。

私 :少し低い目の音域で男声に近い音域で温かいいい音がしますねん・・・云々。


ことほどさように、クラシック音楽となじみがない人にファゴットを説明するのはなはだ難しい。
フルートなら「横笛」、クラリネットだと「チンドン屋の吹いてるやつ」、オーボエだと「チャルメラ」てな具合に(各奏者の方ごめんなさい)、まあ何とかイメージは伝わるのだがファゴットはそういった音の例えをするものがない。
従ってどんな音と聞かれても口で説明するのに困る楽器である。

色々説明して結局最後は(そんな楽器何が面白いんやろ・・・)みたいな顔をされ
「ああそうでっか。まあ頑張っておくれやす」となってしまう。
それはそれでしょうがない。


ファゴットの楽しみはオーケストラの中で和声を支えるということである。
特に木管のアンサンブルでは基礎を担い響きを安定させることは使命感とともに喜びを感じる。
基本的に縁の下の力持ちだが、たまにはソロが出てくる(たまにしか出てこないのでソロが出てくると極度の緊張状態に陥ることもある)。他の木管やバイオリン等と重なってソロを担う場合は響きが広がって全くのソロよりも楽しい。
モーツアルトの交響曲やピアノ協奏曲ではそういう場面が多く、至上の喜びである。ハイドンの曲なんかは通奏低音として低弦の補強という役割が多いが、これはこれで楽しい。
ベートーベン、シューマン、ブラームスなどはファゴットの持つすべての要素を思い切り重用しており、やりがいはあるが、とにかく人使い(いやファゴット使い)が荒いのでスタミナが必要となる。
一方マーラーやストラビンスキーはちょっと使い方が異なっていてファゴットの音色や表現力の特徴をうまく使っていて、ファゴット吹きとしてはこれもまた面白い。
だがブルックナー、レスピーギ、ショスタコビッチのように規模が大きい曲の場合、ホルン等の金管楽器を多用するのでファゴットの役割は激減する。吹いても聞こえないというわびしい思いをするばかりか、後ろからの金管楽器の嵐で難聴の原因にもなり、プロオケでのファゴット吹きは耳栓(最近では遮蔽板)が必須アイテムだそうである。

最近私も難聴気味であるが長年やってきたファゴット吹きの宿命なのか、あるいは加齢によるものなのかは定かでない。

(Fg谷)

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2014年06月17日

変化?劣化?

ひと月ほど前、運営委員長のU氏が、約30年前の京都府の広報誌を持ってきて下さった。
その表紙には、開館直後の八幡市民文化センター大ホールで、結成直後の八幡市民オーケストラが練習している写真が掲載されていた。

懐かしい〜

その写真には、高校生だった私が写っていた。

これを何人かの方が見られたが、私には気づかず。
そりゃぁそうだろう、そんな頃からのメンバーがいまだに在籍してるなんて思わないよね。
しかも、かなり劣化してるからね。

30年ちょっと経つのかな?
月日の流れは・・・

経年変化は許容出来ても、劣化は辛いね。
これ以上劣化しないように、日常生活を改めねばならない。

どなたか、劣化防止策、ご存じないですか?
(Trp-ynogu)
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2014年06月07日

雪解け、その後

 オケ的ソ連支配も終わり、雪解けどころか気温30度をこえる日も出てきて、ついに梅雨入りまでしてしまいましたね。そんな中私は相変わらず、大学で教授の独裁政権のもと学業的強制労働に従事しています(こちらの雪解けはまだ遠そうです)。

 さて、先日の演奏会にご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
 私としてはせめてオケ的雪解けにほっと一息したいところなのですが、さっそく次の演奏会の練習がはじまっています。

 練習開始にあたって、演奏会への意気込みを語るその前に(笑)、突然ですが、皆さんははじめて聞いた曲にひと目ぼれ(ひと耳ぼれ、でしょうか)したことはありますか?

 私は正直音楽には疎いのですが、そんな曲がちょっとだけありますので、お話させていただきます。

 まず1曲は、大学オケの先輩方の演奏を聞いた、ラヴェルのラ・ヴァルスです。なぜそんなに気に入ったのかは思い出せないのですが(笑)、演奏を聞いた帰り道、その足で三条の某楽器店に向かい、CDを買って延々聞いていました。

 それからもう1曲、卒業旅行で行ったパリのコンサートで聞いた、ガーシュインのピアノ協奏曲です。ソリストがイタリア人のおじちゃんだったこともあり(?)、指揮者さんもオケもクラシックのコンサートとは思えないはしゃぎっぷりで、もはやカルチャーショックだったのを記憶しています。帰国して、その足で…はさすがに無理でしたが、時差ボケを直してからやっぱり某楽器店に向かい、CDを買って延々聞いていました。同じコンサートのライブCDがリリースされており、びっくりして売り場で一人はしゃいでいたのも思い出します。

 そして、その楽器店でのびっくりを通り越してびっくりしたのが、この2曲が次回演奏会のプログラムだということです(ブラームスの思い出はこれからつくります!)。ぱっと聞いてすぐ気に入り、CDで何度も聞くほどひと耳ぼれをしたのは、今のところこの2曲と、アナと雪の女王の劇中歌しかありません(笑)。世の中にはすごい偶然があるんだなあとしみじみしていたのですが、練習をはじめてさらにびっくりなことがありました。…聞き覚えている曲と、自分の楽器から出てくる曲の違いです(ああ難しい…)。聞く側と演奏する側の世界は、カルチャーショックを受けられるぐらいに違うことを思い知っているところです。

 というわけで、あわよくば演奏会に来ていただいたその足で、某楽器店にCD探しに向かっていただけるような素敵な演奏を目指して、強制労働の合間に自主練習に励もうと思います。

 ぜひぜひホールに足を運んでいただき、ラヴェルもガーシュインももちろんブラームスも、ひと耳ぼれもしくは複耳ぼれ曲に追加していただけると嬉しいです。

(某楽器店のまわし者ではありません)
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2014年05月31日

第43回定期演奏会を終えて

 5月25日、第43回定期演奏会が終わりました。同日に、近隣でさまざまな演奏会やイベントがあったにもかかわらず、700名近いお客様にお越しいただきました。ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございました。

 今回の客演指揮をお願いした森口真司先生とは、1996年5月に初めて八幡オケにお越しいただいて以来、回を重ねて11回目の共演となりました。今回取り上げたショスタコーヴィチの交響曲第10番は、あまり有名な曲ではありませんが、森口先生に指揮をしていただくなら、ぜひショスタコーヴィチを、という多くの団員の声があり、この曲を演奏することになりました。技術的に大変な難曲であるのに加えて、重く深い内容の曲でしたが、森口先生やトレーナー陣による熱心なご指導により、作曲者が描こうとした世界に近づくことができたのではないかと思います。

 プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番は、独特の和音や予想を超えるような転調、4分の7拍子・4分の5拍子といった変拍子を含み、これまた大変な難曲でした。しかし、ヴァイオリンの独奏をお願いした玉井菜採さんとの練習はとても楽しく、美しい音に感動しました。また、ともに演奏する我々に語りかけるように演奏してくださり、音楽に対する姿勢を学ばせていただきました。

 半年にわたって毎週練習を重ねていても、満足のいく演奏はなかなかできないのですが、今後も精進を重ね、少しでもよい演奏ができるよう励みたいと思います。

 次回の第44回定期演奏会は10月26日に開催いたします。指揮に三河正典先生をお迎えし、ブラームスの交響曲第3番、ガーシュウィンのピアノ協奏曲ヘ調(ピアノ独奏:堤聡子さん)、ラヴェルのラ・ヴァルスを演奏いたします。今回のオールロシアプログラムとは一転して、ドイツ・アメリカ・フランスと、多彩かつおしゃれなプログラムとなっています。八幡オケでピアノ協奏曲を取り上げるのは久しぶりで、私どもも大変楽しみにしています。

 なお、ヴァイオリン・ヴィオラ・ファゴットパートでは、現在、団員も募集しています。これらの楽器の経験があり、ご興味のあるかたは、ぜひ担当までご連絡ください。
http://yawata.org/recruit.html
(運営委員T)

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2014年05月18日

「団内トレーナー」と「渉外」のお仕事

いよいよ、第43回定期演奏会が直前に迫ってきました。
今回は、私が八幡オケで務めている「団内トレーナー」や「渉外」といった仕事に
関連して、少しお話いたします。

八幡市民オーケストラは、特定の音楽監督や常任指揮者などを置かず、何人かの
プロの指揮者を交替で客演にお呼びし、一回の演奏会につき数回練習に来て頂き
ますが、本番の指揮者がいない普段の練習では、アマチュアである我々団内トレー
ナー(現時点3名)が指揮者の場所に立って練習を進めています。

本番の指揮者以外に、プロの音楽家にトレーナーとして常時練習を見て頂く団体
もあるでしょうし、我々もプロの客演弦トレーナーに数ヶ月に一度ご指導いただき
ますが、普段の練習に関しては、敢えて団内トレーナー制を続けています。
仕上がるまで時間がかかり、またトレーナーを始め中心となる団員に大きな負担の
かかるしんどいシステムではありますが、同じアマチュアである団内トレーナーと
一緒に練習を進めていくことで、団員が受身にならず、自ら考え共に音楽を創り
上げていくことができており、少なくともこれまではうまく機能している優れた
仕組みだと考えます。

今回は更に、ヴァイオリン協奏曲の練習でコンサートマスターのN氏がソロを
代弾きするなど、手作り感満載の演奏会になりそうです。

しかし、やはり今回のソリスト玉井菜採さんは素晴らしいです!
4月に大津市で行った合宿に初めてお越し頂きましたが、響かない練習場にも
関わらず、玉井さんが弾き始めると音色が大きく拡がり音楽が溢れ返るようで、
グイグイと演奏を推進していく一方、我々をふくよかに包み込み、優しく手を
取って導いてくれる面もあり、極上の幸福感を味わうことが出来ます。
もちろんお客様にも、素晴らしい演奏をたっぷりご堪能頂けることと思います。

玉井さんに初めて来て頂いたのは、2001年6月のグリーンコンサート(当時は
定期演奏会だけでなく、このような呼び名の演奏会をしていました)。
曲はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。団員のツテでお呼びしたのですが、
表面的な派手さではなく、ベートーヴェンの音楽が持つ本質的・根源的な魅力を
深みのある演奏で存分に表現され、団員一同圧倒されつつ心酔したのでした。

その5年後、選曲会議で再びヴァイオリン協奏曲(シベリウス)が候補に挙がった
時、また是非玉井さんに来てほしい!との声があがり、その場の勢いで玉井さん
に電話をかけ(今から思えば厚かましい話ですが)、再出演をご快諾頂きました。
この後も、また来てほしいとの団内からの要望が強く、こうなったら勝手に
「シリーズ化」してしまい、玉井さんに「いつものことやからまた行かなしゃあ
ないなあ」と思って頂けるようにしようと企み、そこから隔年でお呼びし、
ショスタコーヴィチ1番、バルトーク2番といった、なかなかアマチュアでは
やらない曲を採り上げ、いずれも素晴らしい演奏体験をさせて頂きました。
(個人的には、バルトークは世界に誇れる演奏であったと思っています)

2012年、八幡市民オケ創立30周年かつ第40回定期という記念すべき演奏会に、
やはり玉井さんに来て頂こうということになり、ブラームスを演奏。このとき
実は玉井さんはおめでただったのですが、気が付かれたお客様はおられるでしょ
うか?翌年2月に無事娘さんがお生まれになりましたが、その1年後にはまた
こうして来て頂いている始末。もう腐れ縁!と思っていただければしめたもの
です(笑)。いやいや、本当に有難く嬉しいことです。

私は「シリーズ化」の頃から玉井さんとの連絡窓口を仰せつかり(というか
喜んで引き受け)、今も「渉外」として窓口を続けさせて頂いています。

そんな腐れ縁の玉井さんと八幡オケの演奏、たっぷりとお楽しみください。
トレーナーH
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2014年05月02日

ある楽器の歩み

チューバという楽器が生まれたのは一般に1835年と言われています。これはドイツの軍楽隊長モーリッツと楽器職人ヴィープレヒトの二人がこの楽器の特許を取った年です。

もちろん突然チューバができたのではありません。遡ると、16世紀のフランスで生まれたセルパンが、長い間低音楽器として使われていました。その名前の通り(セルパンはフランス語で「蛇」)くねくねとS字状に折れ曲がった形をしている木製の楽器でした。これがチューバの先祖となる楽器です。現代でもチューバの譜面やスコアに”Serpente”と書かれたものを目にすることがあります。

19世紀に入るとオフィクレイドが誕生します。細長い円錐形で上向きのベルを持ち、ファゴットのような大型のキーがついている楽器でした。前回の定期演奏会の「夏の夜の夢」序曲では、メンデルスゾーンは当初イングリッシュバスホルンという楽器を使う予定だったのですが、オフィクレイドのことを知ってこの楽器に替えたそうです。

さらに、キー開閉だったオフィクレイドをヴァルブに変えてできたのが、ボンバルドンです。あまり聞き慣れない名前かも知れませんが、いまでもこの楽器名が残っている曲もあります。スコアなどに略称で ”bomb.”と書かれていたりしますが、爆発物の類ではありません。

ボンバルドンのヴァルブ数を増やし、音程を広げてできたのが、バスチューバです。ここでチューバという名前が出てきます。この楽器を初めに使ったのはワーグナーだと言われています。バスチューバはF管の楽器で、現代のチューバより管が細く、ベルもとても小さい楽器でした。また、彼の名前を冠したワーグナーチューバという楽器もあります。ワーグナーやブルックナーの曲で活躍しますが、これはホルン奏者が担当します。

ヴェルディなどイタリアオペラの曲では、チンバッソが使われています。トロンボーンのスライドを下に折り曲げて、そこにヴァルブを取り付けたような形です。この楽器が使われるようになった経緯として「オケピットで邪魔にならない形を追求した」「ワーグナーと仲が悪かったヴェルディがバスチューバを使いたがらなかったから」など諸説あるようです。

バスチューバを開発したモーリッツがテナーチューバという楽器を作り出し、さらにそこからフレンチチューバという楽器が生まれました。フレンチチューバは、フランスなどのオーケストラで長らく使用されていました。現代のチューバよりもかなり小さい楽器ですが音域はとても広いそうで、チューバ業界において、俗に「フランスものは音が高い」のは、フランス人の多くの作曲家がフレンチチューバを念頭に作曲・編曲したからでしょう。

バスチューバをロータリーに替えたウィンナーチューバは、ロータリートランペットなどと共にウィーンフィルで長らく活躍しました。独特の響きがする楽器だったようです。ウィンナーチューバを経て、現代のF管チューバが作られていきます。

また、バスチューバの誕生から少し時代が下るとC管、B♭管のチューバが生まれます。F管のバスチューバと区別してコントラバスチューバと呼ばれたりもします。20世紀の作曲家の曲を見ると、カッコ書きで(Kontra-)などと指定のある楽譜もあります。
日本では「チューバ」と言えば、一般にC管またはB♭管のコントラバスチューバのことを指します。しかし、ヨーロッパではチューバと言えば、F管チューバのことを指すのが普通だそうです。ヨーロッパのオケでC管チューバを持ち出すと「おいおい、一体何の曲を吹くつもりやねん!」などと、横から突っ込まれかねないとか。

このように、オケでチューバが担当するパートと言っても、元々は形や音の違う色々な楽器がありました。現代の楽器で吹くには若干無理があると思えることもありますが、演奏会の曲目が決まって、作曲された時代や国、譜面などから、作曲家がどの楽器やどんな響きを想定していたのか考えるのは楽しいものです。(まず出番があれば、の話なのですが!)
この楽器はとにかく重く大きい楽器というイメージがあるかも知れません。実際その通りなのですが、これまでに歩んできた楽器の変遷を考えると、それだけではないような気がします。

※この文章を書くにあたり、「楽器の歴史」(佐伯茂樹 著/河出書房新社)、ヤマハ「楽器解体全書」ホームページ、Wikipediaの記載を参考にしました。特に「楽器の歴史」は全てカラーの図解で、どの楽器の人にとっても楽しめる本だと思います。書店、楽器屋などで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

(チューバッ科)
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2014年04月22日

合宿万歳!

 八幡市民オーケストラでは演奏会本番の約1ヶ月前に合宿を行います。
 土・日を利用した泊まりがけで、客演指揮者やソリストをお迎えして集中して練習に臨みます。

 今回も5月の第43回定期演奏会に向け、団員及びその家族含む総勢約70名で、その数以上の各種楽器その他諸々を携え、滋賀県某所で合宿を行ってきました(由緒ある某所の皆さま、いつも騒々しい私たちを受け入れてくださってありがとうございます)。

 “合宿”と聞けば体育会系クラブを想像する方も多いと思いますが、長い曲を演奏するための持久力、複雑な弓さばきや指回し・太鼓の連打に耐えるための肩・腕・指の筋力、長い旋律を一息で吹くための大容量の呼気等々、楽器を演奏するには体力がかなり必要なので、ある意味、オーケストラは体育会系だと思います。

 が、この合宿の目的は団員の体力作りではありません。
最大の目的は演奏会プログラム全3曲の演奏内容をより充実させることです。

 週1回集まって合奏練習をしていても、1回の練習で一つの曲に掛けられる時間は少なく、演奏課題が解決されないまま練習が終了してしまうなど“消化不良”に陥りがちです。
“間違えないように楽譜をさらう”というような基本的なところは個人練習を積み重ねるしかないですが、楽器が複数集まって練習することで初めて気づく事・理解できる事(音程やバランス等々)も多いので、合奏練習はとても重要だと思います。

そこで合宿です。
@普段は30分程度しか練習できない曲や交響曲の各楽章が1時間単位で、しかも客演指揮者の指導で練習できる!
A管・打のセクション練習も客演指揮者の指導でできる!
Bめったにできない(しない?)パート練習までできる!

 体力が必要です。気力も。
私は管楽器なので唇が痛〜くなったり、指がつりそうになったりします。
それなりに大変ですが、まとまった時間に指揮者の指導で集中して練習できるので、演奏内容にはそれなりの進歩が見られてきます。複雑な構成の曲も、テンポが速過ぎて何が何だか分からない状態だった曲も、少しずつ整理できて形が見えてきたりします。
合宿での練習は演奏内容向上に効果大です。

 一方、ソリストとの初合わせではチョー興奮したり、緊張して音を間違ったり、美しい音色に聞き惚れて演奏から落ちたりなんてことも・・・あります(それじゃあダメじゃん)。

 まぁ、いろいろあったりしますが一つ一つの積み重ねが良い音楽に繋がっていくのだと感じます。

 そして私自身が合宿で一番嬉しいのは、合宿の間はたっぷり楽器に触れられて、どっぷり音楽に浸れる自分自身でいられること。
普段仕事が忙しくて平日はほとんど楽器に触れない状態なので、この様な時間を過ごせるのはとても有り難く、自分にとって合宿は日常を忘れて“音楽人間”になれる貴重な時間なのです。

 あっ!そうそう合宿にはもう一つ大事な役割がありました。それはオケ団員の結びつきを強めること。
合宿の夜は団員の親交を深める会があります(俗に云う“宴会”ですわ)。
普段あまり言葉を交わす機会がない異種楽器・異職種・異人種の団員同士で美味しく酒を酌み交わし、会話が弾みます。
 熱い音楽談義から旨いモン情報まで会話の内容は様々ですが、練習中の厳しい姿勢から一転、和気藹々としています(実はこの宴会がみんなの一番の楽しみだったりするかも?!きゃは♪)。
 こんな良い仲間がいるからこそ良いオーケストラに成長するのだなぁと感じます。そして、その仲間の一人でいられることをとてもうれしく思います。

 合宿っていいな。合宿万歳!
おーぼえのおざQ
posted by 八幡市民オーケストラ at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記