2019年01月19日

作曲者の自作自演について

今年は年頭からインフルエンザでいきなり寝込むという波乱の幕開けとなりました。今大変流行っているようなので皆様十分にお気を付け下さい。

それはさておき、作曲者の自作自演の録音というのも調べて見ると結構色々あって面白いです。古いものでは1880年代位から有るようです。

今回の定期演奏会の演目では、ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」に作曲者指揮によるステレオ録音が残されていて、参考になる非常に立派な演奏です(ナレーションは省略されているヴァージョン)。ブリテンに限らず、20世紀半ば〜以降位まで活躍した作曲家、ストラヴィンスキー、ヒンデミット、R,シュトラウス、エルガー、ラフマニノフなどは主要な作品の多くが作曲者の自演で聴けます。

また、今回のもう1つの演目であるプロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」についても、珍しく作曲者指揮による第二組曲全曲の録音が有ります(1943年)。
さすがにこの年代では良い音と言う訳には行きませんが、それなりには聴けます。演奏は、旧ソ連によくある劇的効果を強調した爆演系ではなく、速すぎないテンポで良く歌われた丁寧な演奏です。

この演奏で特に面白いのは1曲目の「モンタギュー家とキャピュレット家」で、トレーナーさんから3連音符にならない様に注意されるお約束の付点8分音符+16分音符の旋律の部分について、最初の弦楽器は上記リズムをとても几帳面に正確に演奏しているのですが、後半になって、この旋律がサキソフォンで戻ってきた時には見事なまでの3連音符でグダグダになっていて思わず笑えてきます。

さすがに、ブラームスの交響曲自演の録音はありませんが、ブラームス唯一の自演の記録としてハンガリー舞曲第1番のピアノ演奏(1889年)があります(入っている声は別人のものらしい)。これは本当に蚊の泣く様な音で、ほとんど聞き取れない位の貧しい音なのですが、ブラームス本人が演奏していると思うと感慨深いです。他に面白いものではチャイコフスキーの声のみの録音(1890年)というのも有ります(演奏は無し)。

ご興味のある方は、YouTubeなどで検索してみてください。
トランペットMY
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年01月06日

何年経っても気になる音楽雑誌!

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

バンドジャーナルと言う音楽雑誌をご存知でしょうか。
毎月発売の吹奏楽中心の内容で、中・高校生向けの内容になっている雑誌なんですが、未だに私は毎月購入し読んでます。
何故かと言いますと、巻末にある「演奏に役立つ One Point Lesson コーナー」が大好きなんです。
「flute、oboe、clarinet、fagotto、sax、trumpet、horn、trombone、tuba、percussion、Kontrabass 」
上記の楽器について、毎年プロ奏者が交代で担当されており、奏法、リード、運指、練習方法等のレッスン内容になってます。
今でもよく奏法で悩む事もあり、初心に戻り何かヒントは無いかなぁと、他の楽器のレッスン内容も含め読み返していると結構「なるほど! 次の合奏でチャレンジしてみょうかな」と言う内容にも気付く事もあり、結構楽しいですよ。

最近気になっているのが、「拍単位で音楽を追いかけないようにしょう」なんです。

図1

ほとんどの人が、「1234、1234」または、「123、123、」と数えて演奏しています。しかしその結果、常に1拍ずつの単位でしか音楽が動かず、またはそれぞれの拍にアクセントがつきすぎて、スペースが生まれてしまうのです。よって細かいフレーズでしか出来上がらず、音楽上大変困った問題が起きてしまいます。

そのような場合次の図2のようにカウントしながら、練習してみて下さい。(分からない場合には、声に出して数えてみて下さい。)

このように、つなげるための数え方を考えながら練習するのも楽しいですね。
今年も良い音楽が出来るよう頑張りますよ!32A957B1-592B-44CD-9905-3542EFAC5D5A.jpeg

木低大好き1号
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年12月31日

定期演奏会(学生の)

今年は久しぶりに、大学の定期演奏会(吹奏楽団)を聴きに行きました。
何年振りだかもうよく分からないのですが、恐らく25年くらいです。
最近の若い方々は芸達者ですね。
我々の頃も企画ステージはありましたが、やることの幅と質がずっと上でした。

皆で迎えた年に一度のこのステージ。
揉めたりしながらも、一生懸命練習して来たんだろうなぁと、昔の自分たちのこともちょっと思い出したり。

『定期演奏会』というものの重みが、あの頃はかなりありました。
いえ、今手を抜いているとか、そういうことでは決して無いのですが、
『また次』にちょっと甘えていないかと、少々反省した2018年の年末です。

2019年もよろしくお願い申し上げます。
posted by 八幡市民オーケストラ at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年12月09日

八幡オケで初体験

この度、リレーブログのご指名を受け、書かせていただくこととなりました。琵琶湖のほとり在住のVn弾きです。
八幡オケに入団して2年目のひよっこ︎で、学生オケの経験もないので、皆さまのレベルについて行くのに一生懸命ですが、よろしくお願いいたします。
ヴァイオリン自体は親が教えていた関係で、気づいたら「弾かされて」いました。でも、子供の頃は大嫌いで、中学で辞めてしまい、以来20年以上遠ざかっていました。
嫌だったヴァイオリンに「再会」したのは、新聞で地元に新しくアマオケができたという記事を見たのがきっかけでした。
日曜午後、小学生の娘を連れて幽霊部員のように月1〜2回だけ参加しながら、ぼちぼちやり始めて、気づけば10年以上経ちます。あんなに嫌だったヴァイオリンでしたが、大人になって、コンクールの賞を狙うとか関係なく、団の人たちが純粋に音楽を演奏することを楽しんでいる姿を見て、ヴァイオリンを弾くことが楽しいと感じるようになりました。
ただ、ぼちぼち参加、、、でしたので、八幡オケの第50回演奏会にお誘いをいただいて「英雄の生涯」の練習に初めて参加した時は、すっごく緊張しました。なんせG線を演奏中に下げるとか、そんな曲があるなんて知らなかったし、まさに初体験!それだけでもドキドキです、、。
八幡オケの選曲はいつも「エキサイティング」!わたしにとっては、毎度、初めてづくしなので、あたたかく教えてくださるみなさまを頼りに、一緒に演奏を楽しんでいければと思っています。
ちなみに、ヴァイオリン以外で好きなことは、ローカル線に乗ること、お城(石垣)・日本酒(地酒)蔵元巡り、うさぎアイテム集め、です。お好きな方、なにか耳寄り情報お持ちの方いらっしゃれば、ぜひお声かけくださいませ!
元・大阪(府民の)なおみ
posted by 八幡市民オーケストラ at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年11月30日

市民オケと学生オケとのギャップ

はじめまして。初めてブログを担当させて頂きますチェロパートの1人です。
八幡オケに入り早1年、思っていたよりも早くブログの番が回ってきました。同時にその1年を振り返ると、以前よりも確実に成長をしていたりして、本当にこのオケに入って良かったなと思っています。
ただ、入る前は市民オケってどんな所だろうと、割と不安で、一心不乱にこのブログを読み漁ったりなんかしていたのは記憶に新しいです。
実際入ってみても、最初の方は学生オケと市民オケとの違いに戸惑う事も多く…今回は折角なのでその戸惑いポイントを書き連ねてみたいと思います。
同じ境遇の人が、この記事を見ているかは分かりませんが、もし見ていれば参考になれば幸いです。

その@集合練習が週1回しかない!
当たり前ですが、学生オケでは何回もあった練習が市民オケでは週1です。分かってはいましたが、やはり少ない!この週1回の練習で、いかに多くのものを得て、次の練習に繋げるかが課題でした。ちゃんと譜読みをしないと死にます

そのA楽器歴が長い人ばかり!
私みたいな学生オケ上がりのヒヨッコにとっては周囲の方が楽器歴も長く、上手すぎです。思っていたよりもアウェイ感感じまくりです。
正直、なかなかキツイかと不安には思っていましたが、幸いにもこのオケの方々は優しく、成長をずっと支えて頂けています。

そのB「音楽をやりたい」人だけが集まっている!
一番学生オケとのギャップを感じたのはコレです。
学生オケでは、多かれ少なかれ、同じ団員同士でも音楽への熱意に差を感じることがあります。
例えば真剣に音楽をしたい人もいますが、クラブ活動である以上、部活として入っている人、稀ですが不純な理由で入った人も見たことがあります。もちろんそれ故に面白いところや、学生オケならではの醍醐味も沢山ありました。
一方八幡オケは、真剣に音楽をやりたい人ばかりが集っていると思います。初めて男山の練習場にきた時も、上手く表せませんが、音楽に対する熱意が渦巻く高濃度の空気感が感じられました。


私は、楽器が上手くなりたいとか、音楽をもっと深く知りたいとか、ずっと考えて楽器をやって来ました。自分で言うのもなんですが、学生オケでは人一倍自主練していたくらいでしたし。(頭が悪いから人一倍やらないとダメだっt)

そこにマッチした環境だったのか、八幡オケに来てから音楽をする楽しさについて、それまでより更に深く知ることができました。本当に感謝しまくりです。
私はまだまだ八幡オケの戦力となるには程遠いですが、頑張っていきたいと思ってます。
Vcのひよっこ
posted by 八幡市民オーケストラ at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年11月10日

初見大会の魅力

来る11月10日は、八幡オケの初見大会があります。「初見大会」とは何かというと、一つの演奏会が終わって次の演奏会の練習が始まるときに、次回用の新しい曲を初めて合奏するときの練習をいいます。あ、他のオーケストラではそんな呼び方をしないかもしれませんが、少なくとも八幡オケではそのように呼んでいます。
最近は、初見大会より前に楽譜を配っていただけることも多くなりました。「初見」というのは、楽譜を初めて見て演奏することをいうので、事前に配られた場合は、厳密には「初見大会」ではないということになります。しかし初見ではとても演奏できないような曲が多いので、事前に準備できるのはありがたいです。
難度の高い曲は、初見大会で「通る」(途中で止まらずに最後まで演奏できる)のはなかなか困難です。なんとか通せるように、指揮を担当する団内トレーナーは、演奏前に、テンポの変わり目の箇所や、合わせるのが難しい箇所について振り方を説明してくれたりします。
練習を重ねるごとに、音量のバランスを整え、曲の進め方や歌い方をみんなでそろえていくのですが、初見大会の段階では、「とにかく音を出そう」という感じで音量のバランスが悪かったり、その曲の演奏経験がある人が前回演奏したときのノリやテンポを今回も再現しようとして指揮とずれてしまったり、弦楽器のボウイングがまだ定まっていなかったりして、人によって、パートによって、さまざまな歌い方があちこちに渦巻いているように感じます。そして残念ながら落ちる(音を出すべき箇所で、何らかの理由で音を出せていない状態)こともよくあります。それはまるで初見との闘いのようにも思います(そういえば「たいかい」と「たたかい」は似ている)。
でも、初見大会の場では、多少の「ヤンチャ」や失敗は許されるという空気があるような気がします。そのあたりが「闘い」とは違うところで、懐の深さがあります。また、演奏会本番のあとに練習が1〜2週休みになりますが、次の演奏会に向けて、また久しぶりに団員が結集する練習ということで、やはり「大会」という語がふさわしいようです。
次の演奏会で演奏する曲は、ブリテン/青少年のための管弦楽入門、プロコフィエフ/「ロメオとジュリエット」組曲より、ブラームス/交響曲第1番と、いずれ劣らぬ名曲ぞろいで、ドラマチックなプログラムです。(通すのは難しそうですが)楽しい初見大会となりますように。
Va ト音記号苦手だ
posted by 八幡市民オーケストラ at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年10月28日

第52回定期演奏会について

演奏委員としてブログを書いて欲しいとの依頼を受けました。いつも演奏会後の叱咤激励コメントを委員長、副委員長から頂いておりその代りにはなりませんが、私なりの第52回定期演奏会の感想、今後の取り組みへの思いを書いてみました。
まずアマチュアのオーケストラとして一つのプログラムを半年間練習できるのは贅沢なことで、曲を理解して、ほとんどの場合会ったこともない作曲者とは時に戦い、時に寄り添って、演奏を作り上げて行くことは至上の喜びです。
今回の演奏会の前半はベートーヴェンの交響曲第8番とドヴォルザークの「アメリカ組曲」。ベートーヴェンの颯爽とした格好よさと、ドヴォルザークの眼前に浮かぶかのごときボヘミアの風景(行ったことないけど)の対比が良かったですね。練習の過程で、ないものねだりとは分かりつつも、目の前の楽譜から離れて、生まれてくる音楽そのものに浸れる演奏技術、表現力、曲想への理解、があればいいのにと常日頃思っていました。本番直前、指揮者の三河先生に導かれるように皆のベクトルが揃いました。もっと早く完成度が上げて曲を楽しめる時間が増やしたいところです。
メインはバルトークの「管弦楽のための協奏曲」、このところ、シュトラウス/英雄の生涯、ラフマニノフ/交響的舞曲と難曲が続いてきた中で、改めて課題を突き付けられた思いがしました。それは、「私達はテンポの変化に弱い」ということです。走り出したら急に止まれない、変拍子でステップをひとつ加えると飛ばしそうになり、ひとつ飛ばせばつんのめります。加えて出番が常にトリッキーで入りを間違いそうなところも多く、これほど本番スリリングな演奏になったのは初めてでした。奏者としての個人的な感想ですが、5楽章は幾度となく訪れる危機をしのぐのに必死でとても音楽に浸る余裕はありませんでした。終盤、自分の演奏が大勢に影響がなくなってから、つまり少々音を外しても大丈夫となった後のフィナーレ、加えてアンコールのルーマニア民俗舞曲の流れは夢中になって吹くことができ、心底楽しむことができました。この楽しむと言うのが実に大切で、練習時から楽しむことができれば、本番はより生き生きと演奏できるのではないかと考えています。
このところ個人練習の際に心がけていることとして、自分のパートを練習しながら、周囲のパートを思い浮かべるようしています。流れに乗ることや、和音の吹き方など、いい練習になるのですが、バルトークのように複雑な曲は吹いているうちにこんがらがって脳内から血が出そうになるのが難点。でも2,3回の練習で本番に臨むプロのオーケストラと異なり、練習期間は十分にある私達です。一度、団員のみなさんもお試しになられてはいかがでしょうか。
最後に、演奏会当日は秋空が綺麗に晴れ渡り、芸術の秋にふさわしい気候の中、演奏会が開催できたことがとても喜ばく感じました。この夏は地震や台風の襲来が重なり、練習時間の確保にも苦労しましたが、改めてオーケストラの中で演奏できること、多くのお客様にお越しいただき、時間を共有できたことを感謝します。

M君
posted by 八幡市民オーケストラ at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年10月13日

世界のビール八幡オケ52回定期編

演奏会直前なので、打ち上げの練習を兼ねてビールのはなし。
今回のプログラムは、バルトーク、ドヴォルザーク、ベートーヴェンを取り上げるのですが、せっかくなので、彼らの曲にどんなビールが合うのかを考えてみました。

ベートーヴェンとお酒ということであれば、ベートーヴェンの死因が肝硬変だったらしいとか、ベートーヴェンが安い赤ワインばかり飲んでいたので粗悪な甘味料に含まれていた鉛のせいで健康が害されたらしいとか、死ぬ間際にわりに良い白ワインが届いたもののもう呑めなくて悔しかったらしいとか、なんかそんな話ばかり聞き覚えがあるのですが、あんまり演奏も美味しくなりそうにない話題なので、旨いビールを探しましょう。ボンには「ボンシュ」という地ビールもあるらしいのですが、うーん、どっちかというとウイーンの居酒屋の方が8番の気分?というわけで、こんなのを。「サミクラウス(サンタクロース)」という、度数は高いけれど熟成の薫りが味わえるビール。
グラフィックス1.png

聴力の障害の本当の辛さは孤独である、と聞いたことがあります。ベートーヴェンという人、ただでさえちょっと難儀なところがあったようですから、コミュニケーションに不自由が生じてからはどんなにきついことだったでしょう。それなのに、8番のシンフォニーを弾いていると、それでも美しいものを肯定できる愉しみを感じます。3楽章の冒頭なんか、ジョッキを傾けながら、の感じが出るといいですよね。

さて続いてドヴォルザークの「アメリカ組曲」。
アメリカに渡ったドヴォルザークが、そこで得た新鮮な感動を音に描き出した作品ですが、といっても「バドワイザー」じゃ雰囲気でないし。ここは、新大陸でもボヘミアからの入植者の村を訪問して故郷を懐かしんでいたドヴォルザークに合わせ、チェコといえば!の「ピルスナー・ウルケル」。
グラフィックス2.png

私たちの知っているビールらしいビール、ピルスナービールの元祖です。綺麗な水と豊富なホップに恵まれたチェコならではのこのビール、知識なく飲んでも「これがビール!!」って思うところは、初めて聞いた人にも「これがクラシック音楽よね♪」と思ってもらえるドヴォルザークの曲にぴったりです。黄金に色付いた麦畑の上を渡る風と清涼な水を湛えたヴルタヴァ(モルダウ)川、たわわに実るホップに思いを馳せながら演奏する、というのはいかがでしょう。

メインのオケコンですが。。。困ったことに、バルトークは食生活全般にストイックな人物だったようで、家人が「あらお酒が無いわ」とこぼしたら、「蛇口をひねれば水が出るじゃないか」と言ったとかいう、酒飲みには嬉しくない逸話が。しかし、呑む楽しみがなくては何のための細かい音符でしょう。そこでハンガリーのビール、と思ったんですけど知らない。ビールの本にも載ってなくて、やっぱりワインの国なのかなぁ、と頑張って検索したら、こんなのが。「トーマス・メナー」、1701年にこの名前の人が作ったビール(現在は復刻版)だそうです。
グラフィックス3.png
復刻版というのも、父祖の歌を20世紀の声で歌うこの曲に向いている感じ。もうひとつ、この曲は、田舎の楽しい旋律をシンプルに並べた組曲ではなく、協奏曲として書かれています。ということは、健康飲料を飲んで英気を養わねば、オケと丁々発止のやり取りはできません。木管楽器が思わず答えてしまうような弦楽器の音を湖の向こうに届けるには、ウーロン茶など飲んでお茶を濁している場合ではないのです。落涙必至の旋律ですが、酔っ払う前に各セクション心して闘いましょう。これで緊密なアンサンブルも乗り切れるはず。5楽章も任せてください。
Vnばば
posted by 八幡市民オーケストラ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年09月29日

私が頻繁に遅刻してくることについて

皆様ご存知かと思いますが、私は練習開始から1時間以上遅刻してくる日が約半分を占めています。一部事情を知らない方々のために、詳細な理由をこの場を借りて説明させていただきたいます。
遅刻の理由は、職場の勤務シフトによります。その勤務先は、何と遠く離れた彦根市です。ここで17時半まで勤務し、18時に彦根市を出発し、一旦自宅に戻って楽器を積み込み、車で練習に向かっています。到着時間は早くても19時半過ぎとなり、このような現象が起きてしまうことにあります。
直で車で向かった方が早いと思う方もおられると思います。しかし、前々回の本番前日にこの方法を取ったところ事故渋滞に巻き込まれ、ほとんど練習に参加出来なかった苦い思い出があります。
一部の方は、動画投稿の活動で遅刻しているのではないかという疑念をお持ちかと思いますが、一切そんなことはございません。これだけははっきりと申し上げます。

誤解されることを懸念し、今回は敢えてこの内容とさせていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。
橋下怜補
posted by 八幡市民オーケストラ at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年09月16日

赤ベルへのあこがれ

自宅で原稿を書いている外は台風21号の雨風が容赦なく壁を叩きつけています。
 近年プロ・アマを問わずトランペットは銀色の楽器が主流です。
 金管楽器に使われている金属は「真鍮」と言って銅・亜鉛の合金です。それぞれを混ぜる比率によって音の質が変わります。特にトランペットは先端の朝顔(ベルの部分)の材質が音質に大きく影響します。一般的に亜鉛が多いほど黄色っぽく、輝かしい響きになり、
銅が多くなると柔らかく温かみのある響きになると言われています。通常は保護のため薄いラッカーをかけるのですが、今主流の「銀」は外側に銀メッキをしたものです。他にも金メッキとかありますが、銀メッキをするとしっとりとした響きになるため、最近のオーケストラでは良く用いられています。
 日本で最初に本格的なトランペットが作られたのが(記憶をたどると)ニッカンの「インペリアル」という楽器で確かにベルは赤かったと思います。その後ヤマハから「プロモデル」が出され、プロ仕様の「カスタム」と引き継がれていく段階でいつしか赤ベルは製造されなくなりました。中学時代吹奏楽部で安物の学校備品を吹いていた頃、高校に行った先輩が持っていた「ホルトン」の赤ベルにあこがれ、いつかは自分の赤いベルを持ちたいと夢見ていました。
 大学を出て就職し、ようやく給料を貯めて自分の楽器を買えるようになりましたが、すでにヤマハはイエローブラス(黄色)中心で、仕方なくレッドブラス系のシルバーを購入しました。当時はヤマハばかり吹いていましたが、軽くて鳴りが良いのですが何となく音色に不満を感じていたところ、習っていた先生からフランスベッソンでカンスタルモデルがとてもいい響きがするよと勧められ、銀メッキでしたがその温かい響きが気に入って早速購入しました。
 しばらくこの楽器に助けられましたが、ある時ベッソンにいたカンスタルが独立してアメリカでカンスタルブランドとしてプロ仕様の赤ベル(ラッカー)を制作していることを知りました。でも私が欲しいC管が日本では人気が無く、大手楽器店では入手できない状態でした。あきらめかけていた時、たまたまウェブで中古楽器という店の倉庫にC管のカンスタル(未使用品!)があることを知り、東京出張の折にいそいそと新大久保まで足を延ばし、試奏してみると、私が求めていた響きがしました。早速その場で購入し持ち帰りました。
 この楽器はなかなか思うように大きな音が鳴ってくれなかったのですが、(おそらくヤマハが製造をやめた理由がここにある?)最初からppは遠鳴りのする暖かい響きを得ることができました。この楽器は今も大事に持っています。今回のバルトークでも使用しますが、銅の比率が多い(通常7割前後が赤ベルは9割程度)ためベルのあちこちがへこんでいます。
 吹き込んでいくうちにffも良くなるようになりました。(Fgの皆さんうるさくてすみません)折角手に入れた赤ベルです。長く使っていきたいと思っています。

Tp はやし
posted by 八幡市民オーケストラ at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記