2020年08月22日

今年の夏は

暑い日が続いています。
毎年思いますが、夏の京都は本当に暑いですね。湿度も高いです。外出から帰るたび、下宿先の部屋が蒸し風呂状態になっています。
しかし今年は、感染症予防のため引きこもっている時間も多いので、例年よりクーラーに当たっている時間もずいぶん多くなったなあ、と感じます。

引きこもりながら暇なときにはTwitterを眺めているのですが、熱中症になって緊急搬送された体験を描いた漫画をふと目にしました。
毎年この時期には熱中症の恐ろしさがたびたび話題に上がりますね。私自身そうなった経験はありませんが、熱中症というのは気づいたときにはもう手遅れなことが多いようです。その漫画では後遺症も長引いて、冬まで体調がすぐれなかったとか。恐ろしい…。
水分補給はもちろん大切ですが、塩分が不足したり、睡眠不足だったりするのもダメだそうですね。

自分の生活を振り返ってみると、引きこもりの弊害として(?)、睡眠のリズムや食生活が乱れてしまっています。
寝る時間は適当になり、食事もコンビニが中心です。熱中症どころか単純に不摂生ですね。悔い改めます。
久しぶりに自炊してみようかな。

このブログをご覧の皆様も、どうか体調には気をつけてお過ごしください。

Ob 八幡オケブログデビュー
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2020年08月11日

耳?

オケに入団して24年になりました。
歳をとってくると体にいろいろと変化が表れてきます。
耳の老化はわかりにくいのですが、聞き取れる音の高さで変化がわかります。


人間が聞き取れる周波数(音の高さ)は、20Hzから20,000Hzといわれています。
聴力低下は20代より徐々に始まり、自覚がないのが一般的で、年齢とともに周波数の
高い音は徐々に聞きにくくなります。

周波数 年齢
10,000Hz 60代以上
12,000Hz 50代
14,000Hz 40代
15,000Hz 30代
16,000Hz 20代
17,000Hz 24歳以下
18,000Hz 19歳以下

8年くらい前ですが、息子が高校生の時、18kHz以上の音が聞こえると言っていましたが、
私は、13.8kHz(50代)くらいでした。
先日確認したら13.2kHz(50代)くらいでした。


実際に会話での聞き取りに必要な音は250Hzから3,000Hzの周波数帯に集中しているため、
普段の生活には特に影響はありませんが、
スマホで発振器(トーンジェネレータ)のアプリはいろいろと公開されていますので、
どれくらいの高さの音まで聞こえるか確認されてみてはいかがでしょうか。

じいじいになったチェロ弾き
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2020年07月26日

感謝!!

6月、久々の練習再開。
弦分奏では、弦の音色っていいなぁ〜と、
音楽セラピーにでも来たかのように、
癒やされていましたが、
上階から聴こえてくる管分奏も、
かっこいいなぁ、早く合わせてみたいなぁと、密かにワクワクしていました。

で、今日は合奏2回目。
やっぱりいいですね〜。

木管素敵〜!
金管もパワフルでカッコいい!
打楽器、雰囲気最高!!
久々と思えないくらい、皆さん凄い!
と、一つ一つ感動しながら、
合奏できることに感謝しています。

まだまだ譜面を追うのに必死で、
休み中、あまり楽器を触れていなかったせいで、いろんな面で退化してしまい、
自分の課題は盛り沢山ですが、
このサウンドに貢献できるよう精進していきたいです。

ぼちぼちVn
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2020年07月11日

オーケストラで弾くこと

新型コロナの感染拡大をうけて、八幡オケの練習は長期間休止が続きましたが、運営のみなさんのご尽力により、練習再開となりました。感染防止のため、手の消毒・検温・マスク・換気など、さまざまな対策をとっています。練習時は奏者どうしの間隔をあけて、透明のシートごしに座っているところもあります。
数か月ぶりの合奏で、しかもこれまでとは違うやり方で、どんな感じになるのかなあ、と戦々恐々でした。再開練習の最初は弦分奏でした。弦楽器は、いつもなら隣に同じ楽器の人がいて、2人で1本の譜面台を使いますが、この練習では譜面台は1人1本として、同じ楽器の人は斜め後ろにいる、というような並び方になりました。そうなると、いつも以上に一人ひとりが指揮者としっかり向き合っている感じがしました。こういう練習から得られることもあり、たまにやってみるとおもしろいかもしれません。
先日は、ついに合奏練習がありました。全員で音を出すと、自然に演奏のボルテージが上がっていくように感じました。他のパートとどう合わせるか、トレーナーの指示を楽譜にどう書き込むか、また弾き方にどう反映させるか、などなど、オーケストラでの練習中は意外に頭を使うことが多く、個人練習では得られないことが得られます。
今、八幡オケでは、リヒャルト・シュトラウスの「ドン・ファン」など、ヴィオラにとってかなり難度の高い曲に取り組んでいます。「本番までにちゃんと弾けるようになるんだろうか…」というような箇所もありますが、1回1回の練習を大切にして、聴いてくださるかたに「オーケストラっていいね!」と思っていただけるような演奏をめざしたいと思います。

Va 軽量(550gぐらい)の譜面台買いました
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2020年06月27日

超絶技巧な伴奏音型

次回の定期演奏会で取り上げるワーグナーのタンホイザー序曲、弦楽器にとって演奏困難な曲のうちの1つに数えられます。理由が「嫌がらせなのか?」というほどの執拗な16分音符の伴奏音型です。
ヴァイオリンは終盤に登場する16分音符がまさにそれです。音楽が静かになってもその音型は崩れることはありません。楽譜を碁盤に例えるなら、黒駒の圧倒的勝利でしょう。ただ大事なのは管楽器の旋律であって、ヴァイオリンは超絶技巧ではあるが大事ではないことです。
ヴィオラとチェロも16分音符ではありませんが、後半に執拗な3連符のオンパレードが登場します。因みにコントラバスはほぼ管楽器扱いです。
大事な旋律と超絶技巧な伴奏が融合したタンホイザー序曲。乞うご期待下さい。
橋本怜補
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2020年06月20日

拍と拍の間(あいだ)

毎朝、会社で始業前にラジオ体操をする。若いころは「こんなヤワな体操、役に立つのか?」とバカにしていたが、今はキッチリやるとけっこうきつい。そして、ラジオ体操をした日は、なんとなく体の動きが軽くなるような気がするので、出来るだけ参加するようにしている。
体操をしながらまわりを見ていると、一所懸命にやっている人は案外少なく、適当にふにゃふにゃと体を動かしている人や独自の動きをつけている人など、いろんな人がいて面白い。そして驚くべきことに、音楽と全く無関係なテンポやリズムで体を動かしている人のなんと多いことか。ラジオ体操のピアニストはその動きを想像して、体を伸ばして止めるところ、回転運動するところ、跳躍運動するところなどを、スタッカートで音を停めたり加速度感を出したり少しためてみたりと、いろいろ工夫して演奏していると思うのだが、そんなピアニストの努力の甲斐もなく1拍以上ずれていても平気で体操している人もいる。テキトウに体操している人は、ピアノと無関係に体を動かすことに何の違和感を持たないのであろうか。私としてはピアノに合わさずに体を動かす方が難しいと思うのだが。

ところで、ラジオ体操をやっている中で、つい最近気がついたことがある。それは、『体を動かしだすのは1拍目からではない。1拍目の前にすでに動かし始めている』ということだ。そんなのあたりまえだという人もいるかもしれないが、私はそれに気づいたときちょっとした衝撃を受けた。アウフタクトがある音楽ではない。つまり4拍子のちょうど4拍目から動かし始めているのではない。4拍目の直後の適当なところから体を動かし始めて、1拍目の瞬間には手足は所定の位置に到達、あるいは通過している。そして1拍目の直後からまた動かし始めて2拍目の瞬間に所定の位置に到達する。つまり常に拍の前からその拍に向かって動きがあるということだ。
我々が楽器を演奏する時に使用する楽譜では、音符はその瞬間以降どういう音を出すかということを表している。例えば4拍子の曲で1小節に四分音符が4つ並んでいる場合、1拍目の頭から音が始まり、四分音符の分だけ音を持続して2拍目の直前で音を切り、2拍目の頭からまた音を出す。つまり音符の前のことについては表示されていない(前打音を除いて)。この現象だけ捉えると体操の体の動きとは全く逆なのだ。
しかしこの体操の動きを参考にして『音楽の流れ』という観点から考えてみると、その拍の音が鳴る前の時点からすでに音楽は始まっているということがあらためて理解できる。例えば曲の冒頭、音が鳴るその拍の前からすでに演奏者の心の中に、そして体にも動きが始まっている。動きが始まる時点は曲想によって違い、それはちょうど1拍前であるかもしれないし、曲によっては明確に1拍前ではない曖昧な時点かもしれない。
次に音が鳴り始めたあとのことを考えてみる。音符という記号では、その音自体の音程や長さ、強さ、ニュアンスだけを表しているが、実際の演奏ではそのような『その音自体をどう鳴らしてどう終わらすか』ということと同時に、『次の音、次の拍に向かってどう動くか、どう流れるか』ということを心の中や体の動きでやっている。つまり楽譜には一見記載されていないような拍と拍の間、音符と音符の間にあるものを読み解きながら、演奏をすすめてゆくのである。
それでは、次の拍や音にどのような動きで向かうかということを決める音楽的要素とは何か。思いつくものをいくつか挙げてみよう。

1 拍子(beat) 
何拍子の何拍目から何拍目か。
強拍か、弱拍か。シンコペーションかどうか。
2 音程(interval)
 上昇か、下降か。
音程の幅は小さいか、あるいは大きく跳躍するか。半音には特に注意。
3 強弱(dynamics) 
強弱の変化はあるか。『subit p』など急激な変化には特に注意。
4 和声(harmony)
 和声は変わるか。それは例えばドミナントからトニックか。

などなど、楽譜をパッと見てわかることもあるが、一見しただけではわかりにくいこともあるので、事前の勉強も必要となってくる。
ただ、ここまで考えをすすめてみると、単に『音楽の基本要素』を並べただけみたいになってしまった。トレーナーのAn様に「だから、それは毎週練習で言ってることやないですか」と指摘されそうである。そう、このような基本的音楽要素が実は、拍と拍の間、音と音の間にこそ隠れているということは毎週の練習の中で「準備」や「ブレス」などという言葉でいつも指導を受けていることなのである。今回それを毎日のラジオ体操で改めて体感したということだ。そういえば、先ほどの体操の動きは、指揮者の振るタクトの動きに似ている。

我々アマチュアは、ともすれば必死で音符を追いかけて音程通り、リズム通りに音を出すということに終始してしまいそうになるが、音符や拍の上にあるものだけではなく、拍と拍の間にあるものを感じ取って音楽をすすめて行くことが、実はとても大切なのではないかと改めて思う。
音楽が始まってしまったら、そのあとは惰性で演奏してしまっていないだろうか。長く伸ばす音を出したあと何の方向性も無く、ただ音を出し続けていないだろうか。休符ではそこにある拍感や次に向かうエネルギーを感じずに本当に休んでしまっていないだろうか。そんなことを反省しつつ、明日もまたラジオ体操で体を動かそう。できれば、より音楽的に。

クラのゆうすけ
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2020年06月13日

楽器を始めるきっかけ

新型コロナウィルスによる自粛が解禁となりました。

改めて新型コロナウィルスに感染された方やそのご家族、そして多大な影響を受けられた皆様にお見舞い申し上げます。

そして、今も医療の最前線で闘っておられる医療従事者の皆様に心からお礼を申し上げます。


さて、このタイミングでブログ担当が回ってきて何を書くか迷いましたが、あえてコロナとは関係ないことを書こうと思います。

プロやアマチュアも含めると、日本国内だけでもかなりの楽器奏者がいらっしゃると思います。

そして、当然のことですがその一人一人に「楽器を始めるきっかけや理由」があると思います。

例えば「親が音楽家だったので自分も自然とその楽器を習うようになった」とか「友人に吹奏楽部に誘われたのがきっかけで楽器を始めた」とか。。。

そこで、今回は私が今の楽器(チェロ)を始めるきっかけについて書こうと思います。


私は中学生までは音楽と無縁の生活を送っていましたが、高校では縁があって吹奏楽部に入りサックスを吹いていました。

吹奏楽は楽しいなぁ、と実感し始めていたある日、忘れられない体験をします。

それは、高校2年の音楽の授業でのこと。

当時の音楽の授業は、クラッシックの名曲を聴いては感想文を書くというものでした。

普段は交響曲や管弦楽曲ばかり聴いていたのですが、その日はある楽器が単体で奏でる音楽を聴くということでした。

吹奏楽部にいたこともあり、当時は管弦楽曲を聴くのが楽しみだったので、楽器単体で演奏する曲というだけで興味を失せていました。

ところが、、、


いざ、その曲が流れだすと、その豊かな音色や表現力に一瞬で心を奪われてしまいました。

その音色は男性の声にも似ており、楽器が音楽を奏でているというよりは、人の声で物語を語られているような錯覚も感じていました。

(大袈裟かもしれませんが、その時は真剣にそう感じていました。)

その曲が、ヨーヨー・マが演奏するバッハ/無伴奏チェロ組曲第1番でした。

授業が終わった直後に先生のところに行って「今日聴いた曲の曲名をもう一度教えてください」と言ったのを今でも覚えています。

その後、私が進学した某大学には吹奏楽部とオーケストラがあり、最初は漠然と吹奏楽部に入るつもりでいました。

しかし、あの授業で聞いたチェロの音色が忘れられず、気がつけばオーケストラの見学に行っていました。

幸い「チェロは新入部員募集中。団所有の楽器もあるから初心者でも大丈夫だよ。」と聞いたので、これも運命と思いその日のうちに入団しました。


あれから約30年、今でも細々とチェロを続けています(笑)

なかなか上達しなくて何度も辞めようと思ったことがありますが、それでも続けているのはやっぱりチェロが好きなんでしょうね。

この出会いを大切にしつつ、これからも末永く向き合っていきたいなぁと思っています。
チェロおじさん2号
posted by 八幡市民オーケストラ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年05月31日

パンのレシピ

新型コロナウイルスに罹患された皆様、感染拡大により影響を受けられている皆様に心よりお見舞い申し上げます。
もともとは5/23が第55回の定期演奏会、それをうけて今週のブログとなる予定でしたが、定期演奏会は延期、練習も中止となりました。
愚痴っぽいこと書くのも嫌だし、例えばステイホームのパン作りについて書くのでもいいでしょうか、と相談したところ案外好評だったので( ゚Д゚)
今回のテーマは誰でも作れるパンのレシピです。

20年ほど前はパン作りというと「生地を1時間こねます」など、そんなん誰ができるねん、というものだったように思いますが、今はネットでも難しくない作り方がたくさん転がっています。
私がよく作るレシピは以下の通りです。

材料
強力粉 300グラム
砂糖 大匙1
塩 小匙1
ドライイースト 小匙0.5
水 180t
オリーブオイル 大匙1

作り方
1.ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れてゴムベラで混ぜる
2.1に水、オリーブオイルを入れてゴムベラで混ぜる。ある程度混ざったら手で5分ほどこねる。
3.2をビニール袋に入れて野菜室で一晩放置する(一次発酵、オーバーナイト)。
4.まないたに3を取り出してやさしく押してガスを抜く。6〜8等分してまるめて濡れ布巾をかぶせて20分休ませる(ベンチタイム)。
5.4を再度丸め直す。濡れ布巾をかぶせて2倍ぐらいの大きさになるまで50分ほど発酵させる(二次発酵)。
6.210度にあたためたオーブンで14分ほど焼く。(私はぺちゃんこに成形してグリルで焼きます。直火なので早くて美味しい)

このレシピは一次発酵をオーバーナイトにしているので水の温度を問わない&あまり時間や生地の様子を気にしなくていいのが楽なところです。
ちなみに当団の弦トレーナーの先生はなんとニーダー(しかもBOSCH)をお持ちです。
私も一時期やりすぎでガングリオンできてしまったのでちょっとうらやましい!

やってみると案外ハードルが高くないので、ぜひ一度皆様お試しください。
あ、やはりドライイーストは赤サフがおすすめです。
演奏委員第5号
posted by 八幡市民オーケストラ at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年05月24日

準備の時間。

本来であればそろそろ本番の時期となりました。今年は新型コロナウィルスの影響で本番が延期となり、次の演奏会の準備が始まったとはいえ、オケの環境が以前のように戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。
さて、ブログの順番をいただきましたので、前回担当したときに引き続いて、「トレーナー」業について少し語ってみたいと思います。いや、前回なんぞ覚えてない、と思われるでしょうが、そうでしょう。私も覚えてませんでしたので…。2年半前だったようで当時の原稿を改めて見て思い出しながら(かぶらないように)書いてみたいと思います。

さて、団内トレーナーとして、団員のみなさんに時々言われることに、「いつ曲の勉強をしているのですか?」というのがあります。たしかに、毎日平日は仕事が忙しくて練習の準備をする時間はなかなか取れないのが実態。そこで、私が実践しているコツ、をちょっと公開してしまいます。正直、まじめに音楽を勉強している人からしたら邪道(!)だと思いますので、ご注意を…

1. まず、死ぬほど音源を聴く。
 担当する曲が決まったら、まず音源を毎日通勤時間に聞きまくります。歩いている時間、電車に乗っている時間。出張なんてあったらなおよし。新幹線や飛行機はその曲にどっぷりですね。正直、ほとんどの場合、寝落ちしちゃうのですが(笑)。その分回数で補います。これは、ともかく曲を体にしみこませるためです。聞き方にも少し工夫は必要ですが、まず体がリズム感や「間」まで覚えてしまうようにします。目標は暗譜で振れるようになるところまでです(できないときもあります)。iTunesで再生回数が確認できますが、目安、50回くらい聞くと、だいたいそれくらいまでいきます。暗譜で振れる、の意味は後述します。

2. 聞き方で注意すること1
 漠然と聞いているだけだと、雰囲気覚えた気にはなるのですが、実は「暗譜で振る」となると、なかなかいきません。それは、聞いているだけでは曲の流れに身を任せた感じになりますが、「振る」ためには、1,2拍前に次の音の指示を出すために2,3拍前に次の音を予測しておく必要があるからです。2拍あとにどんな音(楽器、音符、音程、音量など)が出てくるか、つねに想像しながらプロアクティブに聞く、というトレーニングを歩きながらやります。すると、だんだん覚えます。

3. 聞き方で注意すること2
 同じ演奏を何度も聞くと、特定の解釈に偏ってしまいます。それを避けるため、演奏を複数(できれば3種類以上)ランダムに混ぜて聞きます。演奏によって、間の取り方もテンポもバランスもいろいろなので、固定観念に固まらずにすみます。さらに、「批判的」に聞くことを心がけてみます。つまり、ちょっとしたズレとか、タイミングの取り方、表現方法にあえてケチをつけながら聞くのです。そうすると、こんな音が理想かも、とか、自分の解釈を自分なりに作ることができます。

4. 聞き方で注意すること3
オケ全員で伸ばしだったり、全休符の場合、拍がなくなりますね。そんなときも、しっかり拍をカウントして気を付けて聞くと、次の出番がぴったり合わせられたりして、ゲーム感があって楽しいです。何拍伸ばすのか、休むのか、は指揮者にとっては重要な情報なので、おろそかにしないようにします。全休符をハショる演奏も結構ありますね。これが今度気になってきます。

5.1〜4は、譜面を使わず、歩きながらでも電車乗りながらでもできます。それでもやはり、全く譜面を見ないという訳にはいきませんね。聞いた感じと譜面と譜割りが違うことも多々ありますし、細かな指示記号は音だけでは拾いきれません。したがって、ある程度は時間を作って、譜面を開いて、パートの目印や譜割りの目印をつけながら、曲の構造を理解しようとします。本来は最初から音を聞く前にこの作業できっちり曲を分析するのが正統派なのだと思いますが、1〜4を並行しておくことで、この作業がぐっと手軽に済むのです。

5. 練習が始まったら、練習の録音をひたすら聞く
 今は便利になったもので、練習の録音録画を確認することができます。録音を聞きなおすと、練習時には気づかなかった様々な課題に改めて気づくことが多く、次の練習に役立ちます。それだけでなく、自分の発言の活舌の悪さ(汗)、説明の分かりにくさ、説明の長さ(非効率さ)、棒の見やすさ/見にくさ、みなさんがちゃんと話聞いてくれてるか…など、練習の「質」に関わるいろいろな気付きを得ることができます。

毎週これを回しながら、練習は進んでいきます。どうでしょうか?決して特殊技能でもなければ、血の出るような努力ということでもないです。案外、楽しくやっている(凝り性なだけ?)というのが伝わるでしょうか?
ちょっとネタばらししすぎかも、と若干後悔してます… が、一緒にトレーナーをしてくれる人が増えないか、と思ってもいるので、この程度ならできるぞ、という方が現れるのを期待したいと思います!

団内トレーナー あ
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2020年05月17日

クラリネットとお腹と私

クラリネットを演奏する上で、お腹をもっと上手く使えるようになりたいー私が思っていることです。このお腹とは腹式呼吸のことで、これにまつわるエピソードなどいくつか思い出してみました…。

寝転がると自然にできる腹式呼吸が、起き上がるとできなくなってしまう…。
それならと、寝転がったまま吹こうとし、重力の力に負けてクラリネットが口元に落ちてきて幾度となく痛い思いをするというアホなこともありました。

腹式呼吸で腰まわりの筋肉がどう動いているかを知るために、実際に手を当てて教えてもらったこともありました。
面倒見のいいY兄「ここに手を当ててみ!」ノラリクラリ「はいっ!」
男性の腰に後ろから女性が触る…はたから見て、どのような感じだったのでしょうか。当時の私はちょっぴりドキドキした、今では懐かしい思い出です。

そして腹式呼吸をガンガン使っている人と結婚し、元気で大きな声の娘が産まれました。娘を出産する時、陣痛が急激にきて、看護師さんに深呼吸して!と言われ、腹式呼吸をすると看護師さんに腹式できるの?と驚かれました。わけを話すと、ナルホド楽器ね!と感心されたことがありました。楽器をしていて、こんなこともあるんだなと思いました。

やがて娘が3歳ぐらいになり、お風呂に入っていたある日のこと。
いつものように大きな声で歌っている娘のお腹をふと見てビックリ。お腹から声を出していることに気付きました。あんた上手に腹式呼吸できてるやん!
調べてみると、産まれてすぐは肋骨の角度が水平で呼吸筋が未発達のため、腹式呼吸優位だそうで、肋骨の傾斜が成人に近づき、呼吸筋が発達してくるのに合わせて、胸式呼吸優位となってくるとのことです…。

それから、気管支鏡検査というものを経験した時のこと。
パー♪プー♪と鳴る赤ちゃんのオモチャを渡され、癒されるのもつかの間、始まった検査は鳴らす余裕もないぐらいの大変な検査でした。あまりに苦しかったので、出産で活躍した腹式呼吸をして乗り切ろうとしたら…ゴボゴボゴボ!
肺の奥まで水(薬?)が入り、さらに地獄を味わうことに…。慌てた看護師さんに深く吸わないで〜!と言われ、浅く浅く息をして何とかしのぎました…。

ある先生の公開講座で、オーボエを吹いてる方が、テンポの速い曲で息を吸っていると間に合わないと相談されていました。先生の答えは、胸式呼吸を使うということでした。
え?胸式⁈目からウロコ…。楽器は腹式呼吸だと思いこんでいた私です。
先生の話では、瞬間にガッとたくさんの息を吸いたい時は胸式呼吸の方が向いているそうです。プロの人は胸式呼吸と腹式呼吸を使い分けているそうです。すごい世界だなぁ。

本来人間の体は、胸式呼吸が使う肋間筋を中心とする呼吸筋こそがメインで、腹式呼吸で使う横隔膜はあくまでサブだそうです。また肋間筋は20代から少しずつ老化することが分かっていて、その対策にカラオケもおすすめで「天城越え」や「ダンシング・ヒーロー」などがいいそうです。…何となくこの選曲をする人のタイプがわかります…。
一方、ある人曰く、歌うことを軸においた場合、腹式呼吸はのどに負担がかかりにくくなる為、何曲歌っても声が枯れにくい。胸式呼吸は、喉や肩に力が入るため正しい発声を用いて歌うことができず、のどに負担がかかるため、数曲歌うと声が枯れる、声が出なくなることもあると…。そういえば昔、「ダンシング・ヒーロー」をシャウトして、声が一発で枯れたなぁ。でもあれは、のどは潰したけど、呼吸筋は鍛えていたってこと…?
呼吸について、もっといろいろ調べたり試したりすると面白そうです。

私の場合、お腹を使えるようになったことで自分の音の響きが変わったことに驚き、ちょっとした感動を覚えました。
みんなと交われるような音にちょっぴり近づいたような感じがしています…ほんの少しですけど…。

そして、もっといい音を出してみんなと交わって、もっと思うように歌うこともできて、もっとみんなといい音楽をつくれたら、もっともっと楽しくなるだろうなぁ。
ああ、私には気が遠くなるような話で、何だか過呼吸になってきました…。

すぅ〜ふぅ〜(腹式呼吸)
まずは一歩一歩。これからも前進を楽しみながら、励もうと思っています。

ノラリクラリネットやっすん
posted by 八幡市民オーケストラ at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記